宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

それは口笛にも…

2005年11月06日 | Weblog
数年前にBBCの取材班が、某世界の一流スポーツ
ファッションブランドの二社の東南アジアの
工場に潜入し、内部の実状を探りました。

十代になったばかりの少女達が家庭の事情によって
それらの会社のもとに出され、家族にも全く会えず、
最低限の教育さえ受けられず、安い賃金で毎日十時間
以上の肉体労働に従事させられ、涙を流す姿がそこには
ありました。
隠しカメラの映像を見ると、それらの企業の雇用の
やり口は産業革命以前と変わらない様に思われました。

彼らを雇用しているのは現地に派遣されている白人
であり、取材のカメラが入ると「我々は子供達の権利を
守り教育を与えている」と取りあえず主張する者もいれば、
ただカメラマンを追い出そうとする反応の者もありました。

わたくし自身は、何らかのブランドの製品というものは
片手の指の数にも満たないほどしか所持しておらず、また
その二社の製品を所持していませんでしたが、それらの
ブランドに対する印象はそれ以来大きく変わってしまいました。
全ての企業が同じであるとは思いませんが、こうした取材や
問題提起はもっとあって欲しいと願っています。
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