【解冤妙経】
これは前世と現世の罪業を解く功徳のある経文であり、
財運や婚姻、全てが不順になっていると感じた時に
誦して効果があるとされる。
毎朝、祭壇か、祭壇が無ければ東に向かって香炉に
お線香を3本立てて焚いて、七遍から二十八遍誦する。
「晨昏運度 （しんこんうんど） 耀明古今 （やくめいここん）
万類受稟 （ばんるいじゅひん） 結化成形 （けっかせいけい）
冤業誤染 （えんごうごせん） 三世相侵 （さんぜそうしん）
正一之気 （せいいつしき） 解免冤魂 （かいめんえんこん）
聞之即散 （ぶんしそくさん） 聴之離分 （ちょうしりぶん）
天丁甲卒 （てんちょうこうそつ） 扶護無傾 （ふごむけい）
速生速免 （そくせいそくめん） 各得安寧 （かくとくあんねい）
元皇符命 （げんこうふめい） 時刻不停 （じこくふてい）
急急如律令（きゅうきゅうにょりつれい）。 」
【三皇内文の一つの呪】
「神仙の道書の中で最も重秘のものは、三皇内文と五岳眞形図である」とされ、
これらの呪もまた軽泄を恐れるべしという注意書きがあります。
長生の道を求めるに、この８０字の呪を毎日一度心の中で念ずる。
それはまた子孫にまで及び、更に聡明さを得させる。
「天生雲龍 （てんせいうんりゅう） 道本上昇 （どうほんじょうしょう）
張烈正気 （ちょうれつせいき） 麗乎太清 （れいこたいせい）
輔弼正道 （ほひつせいどう ）行於正平 （ぎょうじんせいへい）
六甲洞元 （ろっこうどうげん） 九天超形 （きゅうてんちょうけい）
福延子孫 （ふくえんしそん） 仙行自眞 （せんこうじしん）
次及人皇 （じきゅうじんこう） 人敬長生 （じんけいちょうせい）
六丁九気 （ろくちょうきゅうき） 秘密眞誠 （ひみつしんせい）
敬之終吉 （けいししゅうきち） 昊帝貴名 （こうていきめい）
久知道妙 （くちどうみょう） 身体長寧 （しんたいちょうねい）
聞此眞句 （ぶんししんく） 常任之清 （じょうにんしせい）。」
【三皇内文の一つの呪 成仙のために黙誦を続けるならば修道者は功果を得ることができる】
「天生雲龍 （てんせいうんりゅう） 道本上升 （どうほんじょうしょう）
張烈正気 （ちょうれつせいき） 麗乎太清 （れいこたいせい）
輔弼正道 （ほひつせいどう ） 行於正平 （ぎょうじんせいへい）
六甲洞元 （ろっこうどうげん） 九天超形 （きゅうてんちょうけい）
福延子孫 （ふくえんしそん） 仙行自眞 （せんこうじしん）
次及人皇 （じきゅうじんこう） 人敬長生 （じんけいちょうせい）
六丁九気 （ろくちょうきゅうき） 秘密眞成 （ひみつしんせい）
敬之終吉 （けいししゅうきち） 昊帝貴名 （こうていきめい）
久之道妙 （くしどうみょう） 身体常充 （しんたいじょうじゅう）
聞此眞句 （ぶんししんく） 与道合眞（よどうごうしん）。
急急如元始天尊律令敕 （きゅうきゅうにょげんしてんそんりつれいちょく）。」
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