【三皇内文の中の一つの呪】
この呪を石瓦に石黄を用いて書いて、自宅の四隅に
埋めるならば、財神が招来される。
他人に知らるることなかれ。
「命龍神九建除満平定房
上明神知要屈命句扶明火
三人光九天等神大出六鬼蒼
爻遠命上拝必炎三石九王奸
出勿勿必明三乾勿九九九天化九牛
二人魚罪世白无九同明出命左右。」
【三皇内文の中の一つの呪】
山谷や河川において、この呪を一遍念ずるならば、
悪獣や蛟龍 毒蛇や精邪、魍魎や物の怪などの類を避けることができる。
「国合律法(こくごうりっぽう) 四海咸帰(しかいかんき)
飄飄玉虚(ひょうひょうぎょくきょ) 辟邪保神(へきじゃほしん)
万劫無虞(ばんごうぶぐ) 傍生国土(ほうせいこくど)
福皆沾之(ふくかいてんし) 却滅凶殃(きゃくめつきょうえい)
福堂堂(ふくとくどうどう) 信欽明約(しんきんめいやく)
至誠修学(しせいしゅうがく) 保神終年(ほしんしゅうねん)
帰道捨俗(きどうしゃぞく) 精勤仙録(せいきんせんろく)
山川岳涜(さんせんがくとく)西南東北(せいなんとうほく)。 」
【弥勒救苦眞経】
この経文を一度念ずるならば神通大であり、
二遍念ずるならば超生を得、
三遍念ずるならば魍魎や邪魔が塵になるとされ、
この経文を毎日至心に念ずるならば、三災八難に侵されることはないとされる。
「仏説弥勒救苦経(ぶっせつみろくきゅうくきょう)
弥勒下世不非軽(みろくかせいふひけい)
領宝斎魯霊山地(りょうほうさいろれいざんち)
拈花印証考三乗(でんかいんしょうこうさんじょう)
落在中原三星地(らくざいちゅうげんさんせいち)
大証四川王桃心(だいしょうしせんおうとうしん)
天眞收円掛聖号(てんしんしゅうえんけせいごう)
等待時至点神兵(とうじじしてんしんへい)
雲雷震開戊己土(うんらいしんかいぼきど)
天下神鬼不安寧(てんかしんきふあんねい)
親在仁天中華母(しんざいじんてんちゅうかぼ)
九蓮聖教帰上乗(きゅうれんせいきょうきじょうじょう)
天花老母垂玉線(てんかろうぼすいぎょくせん)
收円顕化在古東(しゅうえんけんかざいことう)
南北両極連宗緒(なんぼくりょうきょくれんしゅうしょ)
混元古冊在中央(こんげんこさつざいちゅうおう)
老母降下通天竅(ろうぼこうかつうてんきょう)
無影山前対合同(むえいさんぜんたいごうどう)
嬰児要想帰家去(えいじようそうきけきょ)
持念当来弥勒経(じねんとうらいみろくきょう)
用心持念仏来救(ようじんじねんぶつらいきゅう)
どうどう金蓮去超生(どうどうきんれんきょちょうせい)
認識西来白陽子(にんしきせいらいはくようし)
郷児点鉄化成金(ごうじてんてっかせいきん)
毎日志心常持念(まいじつししんじょうじねん)
三災八難不来侵(さんさいはちなんふらいしん)
要想成仏勤礼拝(ようそうじょうぶつごんらいはい)
常持聡明智慧心(じょうじそうめいちえしん)
休聴邪人胡説話 (きゅうちょうじゃにんこせつわ)
牢せん意馬念無生(ろうせんいばねんむしょう)
老母降下眞言呪(ろうぼこうかしんごんじゅ)
用心持念有神通(ようじんじねんゆうじんつう)
満天星斗都下世(まんてんせいととかせい)
五方列仙下天宮(ごほうれつせんかてんぐう)
各方城隍来対号(かくほうじょうこうらいたいごう)
報事霊童察得清(ほうじれいどうさつとくせい)
三官大帝慈悲註(さんかんたいていじひちゅう)
赦罪天曹救衆生(しゃざいてんそうきゅうしゅじょう)
救苦天尊来救世(きゅうくてんそんらいきゅうせい)
親点文部掲諦神(しんてんぶんぶぎゃていしん)
八大金剛来護法(はちだいこんごうらいごほう)
四位菩薩救衆生(しいぼさつきゅうしゅじょう)
緊領三十六員将(きんりょうさんじゅうろくいんしょう)
五百霊官緊随跟(ごひゃくれいかんきんずいこん)
扶助弥勒成大道(ふじょみろくじょうたいどう)
保佑郷児得安寧(ほゆうごうじとくあんねい)
北方眞武為将帥(ほっぽうしんぶいしょうすい)
青臉紅髪顕神通(せいけんこうはつけんじんつう)
ちぇ起そう旗遮日月(ちぇきそうきしゃじつげつ)
頭頂森羅七宝星(とうちょうしんらしちほうせい)
威鎮北方為帥首(いちんほくほういすいしゅ)
粛清諸悪掛甲兵(しゅくせいしょあくけこうへい)
搭救原人郷児女(とうきゅうげんじんごうじじょ)
火光落地化為塵(かこうらくちかいじん)
四海龍王来助道(しかいりゅうおうらいじょどう)
各駕祥雲去騰空(かくかしょううんきょとうくう)
十方天兵護仏駕(じっぽうてんぺいごぶつか)
保佑弥勒去成功(ほゆうみろくきょせいこう)
紅陽了道帰家去(こうようりょうどうきかきょ)
転到三陽弥勒尊(てんとうさんようみろくそん)
無皇敕令寄下生(むこうちょくれいきかせい)
收伏南閻帰正宗(しゅうふくなねんきせいしゅう)
来往造下眞言呪(らいじゅうぞうかしんごんじゅ)
伝下当来大蔵経(でんかとうらいだいぞうきょう)
嬰児た女常持念(えいじたじょじょうじねん)
邪神不敢来近身(じゃしんふかんらいこんしん)
持念一遍神通大(じねんいっぺんじんつうだい)
持念両遍得超生(じねんりょうへんとくちょうせい)
持念三遍神鬼怕(じねんさんべんしんきはく)
魍魎邪魔化為塵(もうりょうじゃまかいじん)
修持劫内尋路径(しゅうじこうないじんろけい)
念起眞言帰仏令(ねんきしんごんきぶつれい)。」
「南無天元太保阿弥陀仏(なむてんげんたいほあみだぶつ)。」 (10回床に頭をつけて礼拝する)
【観音水法】
病気を直すための修法だが、修法中の杯の中に
観音の姿が映じたと言う人もいる。
左手で「三山左」の手印を結び、水を入れた小さい杯を持つ。
右手で剣印を結び、杯の中に剣印の先を入れて時計回りに回しながら
呪を誦する。
「化形災滅(かけいさいめつ) 施法秘気(しほうひき)
心清章至(しんせいしょうし) 引呪練丹(いんじゅれんたん)
升方安神(しょうほうあんしん) 画符気入(がふきにゅう)
百病消除(ひゃくびょうしょうじょ)
吾奉太上老君(ごほうたいじょうろくん)
急急如律令勅(きゅうきゅうにょりつれいちょく)。」