宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「道教法呪(続)」

2011年09月09日 | Weblog






【三皇内文の一つの呪】

「三皇内文」は受持した後に、軽々しく漏らしたりすれば、九祖にまでその
わざわいが及ぶという注意があります。


こちらの56字は、四時八節(春夏秋冬の四時と立春・春分・立夏・夏至・立秋・秋分・
立冬・冬至の八つの節)に祭りを行う時に七遍心中に念じる。

「慶延七祖 (けいえんしちそ) 福及千生 (ふくきゅうせんしょう)
高上太一 (こうじょうたいいつ) 眞正玉文 (しんせいぎょくぶん)
斬滅祆邪 (ざんめつけんじゃ) 和合玉清 (わごうぎょくせい)
仙法本正 (せんぽうほんしょう) 名書上清 (めいしょじょうせい)
聖功乃久 (せんこうないきゅう) 法成乃知 (ほうせいないち)
昌運大業 (しょううんたいぎょう) 仙衆保之 (せんしゅうほし)
乃命金文 (ないめいきんぶん) 扉命制期 (ひめいせいき)。」



【三皇内文の一つの呪】

この80字は、六甲六癸(暦で甲の日と癸のすべての日)に
三回念じる事で、五岳や大陸の四つの大河、土地神や穀物神の神護が受けられる。

「授及三皇 (じゅきゅうさんこう) 常遊玉清 じょうゆうぎょくせい)
凶悪伏滅 (きょうあくふくめつ) 永居山堂 (えいきょさんどう)
青雲従我 (せいうんじゅうが) 六癸存眞 (ろっきぞんしん)
人若保之 (じんじゃくほし) 六甲護身 (ろっこうごしん)
勿軽我盟 (ぶっけいがめい) 必昇太清 (ひっしょうたいせい)
永命延寿 (えいめいえんじゅ) 玉神扶形 (ぎょくしんふけい)
万動為仙 (まんどういせん) 常処丹天 (じょうしょたんてん)
五岳四涜 (ごがくしとく) 川洞丹穴 (せんどうたんけつ)
社稷泉源 (しゃしょくせんげん) 万霊布設 (ばんれいふせつ)
風伯雨師 (ふうはくうし) 星辰擁訣 (せいしんようけつ)。」



【三皇内文の一つの呪】

これらの40字は、100遍念ずることで、地仙・長寿の域に達することができる。

「処世求生 (しょせいきゅうせい) 其道必行 (ぎどうひっこう)
歴劫安暢 (れきごうあんちょう) 決定長生 (けっていちょうせい)
善能保守 (ぜんのうほしゅ) 必見亨貞 (ひっけんこうてい)
誦之万遍 (じゅしばんへん) 玉女下迎 (ぎょくじょかげい)
王者秘之 (おうじゃひし) 合国咸寧 (ごうこくかんねい)。」

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