( `m´) 「…皆さん こんばんは。
鏡リュウジの永遠のライバル、夜松健です。」
|・)… 勝手に自分で言ってるだけだと思うけど。
( `m´) 「…自分に嫌がらせをしてくる相手に対して 見えない形で対処したい、
このような願望は 洋の東西を問わず どんな時代にでもありました。
そのような場合、相手の自宅まで行く事ができるのか、
相手の服につけられるのが理想的ですが、
出来ない場合は 相手のデスクの周りや椅子の上などでも よろしいでしょう。
用意するものは 少量の塩と胡椒です。」
( `m´) 「…塩と胡椒は 本来 肉にすり込んでこそ その真価を発揮しますが」
|ミ サッ!
( `m´) 「…少量の塩と胡椒を持ち運び、
相手の家の前や 相手の服につける デスクの周りに撒くなど工夫します。
そして このように呪文を誦すのです。」
★「我 この胡椒を汝に置き この塩もまた置く
かくして汝 平安と幸いを決して知る事なし。」
( `m´) 「…こうすると 間もなく 相手は惨めな状況に陥り、
自分に嫌がらせをする事もできなくなります。」
( `m´) 「…また 土葬の遺体から髪を抜き取り、
それを 自分に嫌がらせをする相手に
知られないようにして身に付けさせると
相手に災厄が及んで 自分が助かるとされています。」
|・)… 難易度が高い上に 逆嫌がらせっぽいね。
( `m´) 「…現在の最先端の埋葬は やはり土葬ですね。」
|・)…
( `m´) 「…さて 暗い魔術を2つほど紹介させて頂きましたが、
魔女の道をゆく上で
魔女の夜と魔術の冥府の女神、ヘカテを避けることはできません。」
( `m´) 「…この女神は 闇夜と十字路に関係が深く、
伊邪那美命ではないかとも思わせられますが、
こちらは 女神ヘカテへの祈祷です。」
★「星々の蜘蛛巣を回し
生命の螺旋を治めたもう 大ヘカテ、
解知の径(みち)に向かわしむるによりて
我を導きたまえ
十字路より 十字路に到り
汝の神秘の 松明 担う者 鍵 運ぶ者に
常に他方を見いだしめたまえ。」
<ヽ`д´>つ| ハァハァ ガラッ
<ヽ`д´> 「おい!夜松!!!
♪ああ 私の恋は 田布施の風に乗って走るわああ
港区に飛んで走れ 洋一の胸へ…
のハズが 俺の熱い胸の鼓動が 洋一に伝わってないんだべさ!
もう どうしたらいいっしょ!!!!」
( `m´) 「…魔女術では
コーヒー豆を数個 ポケットやバッグなどに入れて持ち歩くと、
恋愛における幸運を呼び込むとされています。」
<ヽ`д´> 「そうか! コーヒー豆を数キロ分買い込んで
洋一の胸に飛び込めばいいんだな?!
大人の恋に漂う コーヒーの香り、
もう誰も 俺を止められないっぺや!!!」
( `m´) 「…2粒以上であれば 特に個数の規定はありませんが、
多ければ それだけ効くというものでもなく…」
<ヽ`д´> 「早速 成城石井でコーヒー豆を買い込むっぺや!
俺の愛のサクセスを祈っていてくれ! じゃあな!!」
( `m´)…
|・)…
|夜松健の館|
タッ! < `д´ r>