宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

続・テレビ日記

2020年08月14日 | テレビ・ラジオ・映画など
ここのところ観たテレビ番組についてさくさくと。

今日放送ではなくて、1週間前の第7回だけど、初めて「MIU404」(TBS系)を観た。
民放の連続ドラマを続けて観る余裕がなくて、このドラマも観てなかったのだけど、King Gnu 井口理さんがゲスト出演というのもあって。
井口さんはやっぱり声がいいですね。
星野源と綾野剛、両氏の演じるキャラクターが逆なんじゃないかと思うけど、そのギャップも狙いなのか。
それはそれとして
劇中、犯人が時効までの日を数えて潜伏していたコンテナルームで
「なぁ、10年あったら何ができるかな」
と二人が会話するシーンがあり、考えさせられた。

♪10年たてば 君も晴れて仲間入り(ユニコーン「服部」)

♪10年たったら空行こう(奥田民生「愛のために」)

と、往年の奥田民生詞を思い出したりした。

英語がペラペラになったり、プロの料理人になったり、世界中の刑事ドラマを全部観たりはできなくても、誰かを恨んだりくさったりして年月を過ごさなくてよかったと思わなくてはならない。

金曜日の同じ時間帯TBSで、1年前は「凪のお暇」を観ていた。
これも最初から観たのではなくて、何かで評判を見て途中から観てハマったのである。
市川実日子さんも出ていたせいか、往年の「すいか」(は土曜9時日テレ系だったか)みたいな雰囲気もあってよかったな。

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ドラマではないが「SWITCHインタビュー達人達 望海風斗×浅田真央」(NHKEテレ)も観た。
宝塚もフィギュアスケートも、熱いファンがついているが、自分はどうもそこまでとことんハマることはないなと思う。
望海さんは、小学生の頃に天海祐希さん主演の舞台を観て宝塚に入りたいと思ったのだそう。
子供の頃に、コレだ!と一直線に目指せるものを見つけられるなんてすばらしい。運命というものか。
望海さんが宝塚に入って18年、今春退団の予定がコロナ禍で延期になっているそう。
一緒に浅田真央さんの伝説のソチ演技を観るシーンがあったが、真央ちゃんが「2014年だからもう6年前なんですよね」と言っていた。コロナ禍で考えたこととして「スケートを極めたい」と言っていたのに涙出た。真央ちゃんが演出出演を兼ねるサンクスツアーも延期となっていたが、再開予定とのこと。
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県内スナックでクラスター発生のニュースで、7月にNHKでやっていたドラマ&ドキュメント「不要不急の銀河」を思い出した。
最初は、この状況下ドラマ作りをどうするかという「NHKですから」的独善的な目線にチャンネルを変えようとしていたんだけど、ドラマがおもしろくて引き込まれた。
又吉直樹脚本とのことで、独特にいいなぁと思う台詞がいろいろあって、役者さんもみんなよかった。
都会に出て来た人は居場所をつくることで都会になじんでいくというような台詞があって、なるほどスナックとはそういう居場所づくりの機能もあるんだなと初めて発見したように思った。
鈴木福くん演じる高校生男子の「17歳の夏は今しかない」の必死感もすごくよく分かる。
今ちらっと検索したら、15日にドラマ部分をまたやるみたい。また観ようかな。
(夏帆さん演じるお母さんが33歳という設定にびっくり。夏帆さん実際は29歳だそうで、あのカアチャン感はすごい)

心の片隅に

2020年08月14日 | テレビ・ラジオ・映画など
またまた非常に遅ればせながらでお恥ずかしいですが、先日NHKでやっていた映画『この世界の片隅に』、初めて最後まで観て、忘れられない映画になったことを書いておこう。
去年だったか、他局で放映したときに、途中まで観て心惹かれるものがあったのだけど、その時は時間がなくて、また機会があったらじっくり観ようと思ってそのままになっていたのだった。

詳しい内容を知らなくて、白紙で観たのがよかった。
エピソードを描写しながら大声で感想を言う人が近くにいなくてよかった。
ネットでも、そういうのを目にしなくてよかった。

観た後も、すずさん、どうしているかな、と折に触れて気になってしまいそう。

と、観た夜は、すずさんのことが頭を離れなかったのだけど、一晩経つと、衝撃とか想いとかみんな薄れてしまう。
なにやかやと目の前の雑事や娯楽にまぎれてしまう。
でも、そんな現代人の雑多なものの詰まった心の中の、片隅だけど、そこにすずさんを住まわせてしまう、この作品の力はすごい。

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実はアニメの絵柄やあの動きなんかは、むしろ苦手なほうなのだけど、それを自覚したのは大人になってからである。
それはともあれ、
「となりのトトロ」の話題で、子供のころから何回観たか分からないという人に、自分は封切時に映画館で観たことを話した時、自分がすごく昔の人になったように感じた…