宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

家族と政治

2021年05月25日 | 日常の記録
政治について無知なので、とんちんかんなことを書いているような気もするが、最近の気づきというか、発想の転換。

「家族との関係は政治と思ってみる」
遠慮のない関係だと、つい感情的になりがちだ。
もう内容を忘れてしまったが、わけわからんことを言い出した母と怒鳴り合いをしたとき。
テレビにはイスラエルによるガザ地区爆撃のニュースが映っていた。
ふと「いきなり怒りをぶつけるのは、爆撃を仕掛けているようなものだな」と思う。
相手がたとえ「ならずもの国家」であろうとも、戦争は回避すべきだ。
交渉の糸口を見つけ出し、双方納得する道を探る。
「戦争をしない」とは、なんと大変なことなのだ。
と、国家間の問題になぞらえてみると、「情」から離れて冷静になれる気がする。
そして、日々の国際政治のあり方に、もっと興味関心を持てるようになるという副産物もある。
政治家って大変なお仕事なのねー。

・・・独自の発見のように思っていたけど、「家族とは冷戦状態」とか、わりと使われる言い回しかも・・・



例えてみよう(練習)

2021年05月25日 | 音楽
「やのとあがつま」(矢野顕子&上妻宏光)ツアー@5月21日東京文化会館のストリーミングを観る。
個人的には当日近辺がちょっと忙しく疲れていて、万全の態勢で観られなかったのは残念だが、とにかく良かった!
あらためてまた去年発売のアルバム「Asteroid and Butterfly」を聴きなおしている。
ライブで披露の新曲は次のアルバムに入るのだろうか。楽しみだっ。
「津軽じょんがら節」異文化融合っぽいジョイント楽しい!
「まりととのさま」矢野さんにぴったり! てんてんてーまり、てんてまり♪
「鹿児島おはら節」私がこの民謡をはじめて聴いたのは、野外フェスの「くるり」ので、えらく感激して大好きになり、カラオケで歌おうと思ったら、原曲は相当違っていて驚いたのだった。
「やのとあがつま」バージョンの方が原曲には近い? どちらもそれぞれ違う(同じ?)広々ーとした風景が見えてきて、好きだー。

あっ「田原坂」を忘れていてはいけなかった。矢野さんもおっしゃっていたが、上妻さんは声も本当に素敵。常識ある学校の先生っぽい雰囲気ながら、(だからこそ?)常識の上を行く矢野さんへの返しもお上手。まだまだ戸惑いもおありのようだったが...(^^)

「こきりこ節」で、ふいに矢野さんが「富山県の人口はー」と切り出され、上妻さんから「じ、人口?」とめんくらわれる場面があった。私も「えー知らないなー、昔『110万人の広場』っていう番組があったけど、今はそれより減ってるよねー」などと頭を巡らしてしまったが、志の輔さんの言葉を思い出しておられたのねー。(富山県の人口はホタルイカより少ない・・・ような)

矢野さんのお衣装、2部構成のうちの1部はボウタイをいくつも結んだような前面の、黒のふわっとしたワンピースに、白のバスケットシューズ。髪もふわっとしていて「やのとあがつま」のアーティスト写真のイメージに近い。私このスタイルすごく好き。
2部は一転、ファスナー使いが特徴の肩を丸く覆う赤のジャケットに、黒のぴたっとしたボトム。「むむ、これはどう形容したら」としばし考え込む。てんとうむしか、はたまた「バイクライダー仕様の白雪姫」というのはどうだろうー・・・ (twitter では「ほおずき」という感想が複数あった。ギャルソンの衣装というのもあったけど、そうなのかな?)

形容欲が高まり、この「やのとあがつま」全体についてうまいこと形容したいと考え出す。
清水ミチコさんは「清潔」ということを書いておられたな。
「純度が高い」「雑味がない」っていう方向でどうだろうかー
で、思いついたのが「お吸い物」。
よく存じ上げないのだけど料理家辰巳芳子さんが説いておられる「いのちのスープ」ですよ。
昆布とかつお節という異種うまみ成分の融合、深澤秀行さんのシンセサイザーはお醤油ひとたらしという趣か(すごく重要!)。
民謡という素材は各地の「水」とすると、ガッテン!だー、座布団持ってきてだー、と自画自賛(^^♪

会場の東京文化会館は、2017年の上原ひろみさんとの共演の時に初めて行って、会場の雰囲気を味わっていたのだった。その時のブログを読み返して、そうそうそうだったなーと思い出す。なんでも書き残しておくことの効能(まぁ自分のためだけど)をまた実感。