宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

私的開会式感想

2021年08月14日 | 日常の記録
オリンピックについて総括する記事をいろいろ読んで頷いている
全然まとまらないながらも自分でもやっぱりなにかしら書いておこう。

2016年8月、リオオリンピック閉会式での日本のプレゼンテーションがすばらしく、「未来が楽しみに」なんてタイトルでブログを書いていた。
これなら大丈夫そうと安心していた開閉会式がこんなことになるとは。

遅ればせながら、今日図書館で週刊文春のバックナンバー(3月25日号、4月1日号)を読んできた。
演出辞任に至るまでのMIKIKOさんの心境を思うと胸がつぶれそうになる。
本当にもったいない。たとえコロナ禍で規模縮小となっても、彼女だったら元案を凝縮してより良いものにしていたと思う。

とはいっても、無観客で開催の賛否も分かれる中だったし、簡素な形でよかったのにねーというのが正直なところ。大体1964年には93か国だったかの参加国が2021年には200以上の国と地域が入場行進しなきゃいけないんだから、それだけでも倍以上の時間がかかるわけで。

実際の開会式での、映像やあのピクトグラムのパントマイム(好き)とかは競技放送の合間にCM的に挟めばよかったんじゃないかと。

以下、個人的に開会式関連で。
2016年8月のブログを眺めると、ああワールドハピネスで初めてMETAFIVEを聴いて格好いいなーと思ったのだった。知らなければ、今回の辞任騒動もほとんど無関心だったはずだが・・・
2016年8月は上原ひろみさんも観ている。開会式での上原ひろみさんにはあらためてすごい人だと思った。あんな広い国立競技場をたった一人とピアノで完全に支配していた。カメラの映し方のせいかもしれないけど、海老蔵氏がかすんでしまっていたなぁー。
2017年になるけど、タップダンサーの熊谷和徳氏の公演も観ていた。他の騒動と比べると扱いが小さいが、共演するはずが排除されたというラティール・シー氏の抗議にも考えさせられた。ヤフーコメントも結構冷たいものが多くて地味にショックだった。ラティール氏の見た目が韓国人や中国人だったら何も言われなかったんだろうなと思うと、それはそれでどうなのかと思うし、逆にアフリカ系の人たちのイベントに日本人が一人混じっていても、違和感なく溶け込んでいそうな気がするんだよねー。「江戸時代の大工に有色人種はいなかったから」と言われると、そうだなと思ってしまうけど、でもチームの一員として参加していたのに見た目が違うから拒絶されるというのはやっぱり悲しい。

と書き出すと他にもいろいろあるのだけど、とにかく式典が大過なく終了したことはよかった。未来に向けて考えろという八百万の神様?からのおぼしめしなのだと思う。