ブログのことは気にかかっていたのだけど、書かないまま8月になった。
特に何があったわけでもないのだけれど、湿気のせいか毎年7月は気分や活動が停滞がちな気がする。
一旦中断すると、妙に気負って再開がさらに遅れた。
リハビリがてら、7月に読んだ本の記録など。
こういう時だしと思って、わりとほいほいと本にはお金を使った。
ベストセラー本(知られている作家)ばかりでお恥ずかしいですけど。
『ワイルドサイドをほっつき歩けーハマータウンのおっさんたち』(ブレイディみかこ 筑摩書房)
『MISSING 失われているもの』(村上龍 新潮社)
『サキの忘れ物』(津村記久子 新潮社)
『猫を棄てる 父について語るとき』(村上春樹 文藝春秋)
『「大家さんと僕」と僕』(矢部太郎 新潮社)
『ペスト』(カミュ 宮崎嶺雄訳 新潮文庫)
『ペスト』は数か月前から読んでいたのだけど、他の本のためにしばしば中断して、やっと読了。
そのため個々の登場人物について、どういう人だったか思い出せなくて混乱したりしていたのだけど、親切な解説のおかげで、そうそうそうだったと総括することができた。
この小説の「ペスト」は「戦争」の暗喩だったのね、と最後のほうで分かった。戦争の終結は、今後爆撃される恐れはないという意味で、境目がはっきりしている(と思う)が、現実のウイルスとの戦いは、こういう今日から解放!オールオッケーという終わり方にはならないよね・・・自粛一部解除で「もう一切大丈夫!」とばかりに集まってお祝いしていた人たちって、この小説を読んで勘違いしてしまったのかも・・・
特に何があったわけでもないのだけれど、湿気のせいか毎年7月は気分や活動が停滞がちな気がする。
一旦中断すると、妙に気負って再開がさらに遅れた。
リハビリがてら、7月に読んだ本の記録など。
こういう時だしと思って、わりとほいほいと本にはお金を使った。
ベストセラー本(知られている作家)ばかりでお恥ずかしいですけど。
『ワイルドサイドをほっつき歩けーハマータウンのおっさんたち』(ブレイディみかこ 筑摩書房)
『MISSING 失われているもの』(村上龍 新潮社)
『サキの忘れ物』(津村記久子 新潮社)
『猫を棄てる 父について語るとき』(村上春樹 文藝春秋)
『「大家さんと僕」と僕』(矢部太郎 新潮社)
『ペスト』(カミュ 宮崎嶺雄訳 新潮文庫)
『ペスト』は数か月前から読んでいたのだけど、他の本のためにしばしば中断して、やっと読了。
そのため個々の登場人物について、どういう人だったか思い出せなくて混乱したりしていたのだけど、親切な解説のおかげで、そうそうそうだったと総括することができた。
この小説の「ペスト」は「戦争」の暗喩だったのね、と最後のほうで分かった。戦争の終結は、今後爆撃される恐れはないという意味で、境目がはっきりしている(と思う)が、現実のウイルスとの戦いは、こういう今日から解放!オールオッケーという終わり方にはならないよね・・・自粛一部解除で「もう一切大丈夫!」とばかりに集まってお祝いしていた人たちって、この小説を読んで勘違いしてしまったのかも・・・