

ガード下に入ってしまった

大きな影まで後、30メートル

影が気づかずいてくれるとよいのだが・・・。
大影「シュシャシャ~ッ

透明「はぁ~

・・・そうなるよなぁ~~


私達に気づいた大きな影は、
突然こちらに向かってくる

影の大きさ推定3~4メートル

途轍も無い質量の霊圧

余程の未練が今の形を作り出しているのか

私は、ミサキちゃんを後ろに

ミサキ「早く行こ~っ

って


こうなったら

私は印を組み、大影に向かって真言を唱え




透明「えっ

一瞬、意識が

眼の前には、小さいリボンをつけた
うさぎのぬいぐるみが空中に浮いている

透明「(リアル


とか言ってる場合じゃない


この子は、付喪神

いや、そんなレベルの存在じゃない

一体、何なんだ

眼の前で起こっていることに動転しながらも
真言を唱え

ミサキ「ママ~~~

大影「ミ゙~シャ~キ~

ミサキちゃんの言葉に呆然とする透明先生

いや、ちょ、ちょっと待ってくれ

何がどうなってるんだ


透明「みさきちゃん

私はミサキちゃんに向かって手を伸ばす

ミサキ「お兄ちゃん


ありがと~う

ミサキちゃんの身体から物凄い光が

ちこ「・・・助けてくれてありがとう・・・。」
透明「

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ハッ

透明「みさきちゃん

・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・

意識が戻った時のような感覚が襲ってくる

私は慌てて眼の前を見渡す

透明「・・・・コーヒー・・・

ベンチ・・・・えっと・・・・。」
夢


いや、そんなわけはない

あの時の感覚はまだ残っている

それに・・・・。
最後に手を伸ばしたとき何かを掴んでいた私は
握られた右手を開いてみる・・・。
透明「

それは、ちこちゃんに結ばれていた小さなリボン

アレは、絶対に現実だった・・・。
みさきちゃんは霊では無く、確かに肉体を持った
人間だったはず・・・でも・・・・。
頭が混乱したまま、全ての謎に蓋をするしかなく、
私はモヤモヤの晴れないまま、日常に戻った行った・・・。
完





みさきちゃんが放つ光の中では
頭を下げる女性が視えた・・・。

時間が巻き戻っている事実に違和感が・・・。
透明「皆さんの推理


続く・・・。







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