じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

ベガーズ・オペラ東京 2回目

2008-03-06 22:30:24 | 観劇記
今夜のNHKニュースを見てたら、NHK放送文化賞に寿桂尼サマを演じた藤村志保さんが選ばれてて 風林火山の映像も紹介されてました(勘助サマは出てませんので)内野さんがこんなに素敵な方と一緒のお仕事をされたことが嬉しいですね~~

さてさて、今日はベガーズ休暇第一弾 再演ベガ@日生ではお初 舞台下ですがSS席で堪能してきました~~でね、、、久々なんですけど、非常に問題のある観劇をしてしまいまして……はい、萌え 観劇 マクヒースしか見てませんでした 近くでフェロモンを浴びまくって完全に脱力。。。そんなわけで、今日は9割9分9厘マクヒースのことしか書けないのでご了承を

第1幕、、、の前に冒頭のベガーズ一座登場 いきなりドリーさんが横に座ってきて、じいの膝の上にバスケットを置いちゃって ビックリしちゃいました~~ しかも、そのまま放置 劇中劇の幕が開いちゃって。。。じい、マジに素で 焦りました コレ、どうしよう、、、舞台進行の邪魔は絶対にダメだし~~幕間にベガーさんの誰かに渡せばいいのかな~~このままだと集中できないから(既に集中してないんですけど)床に置いちゃっていいかな~~でも、取っ手を持つと止め具がかかってなくて蓋がパタパタ。中に白い布が入ってました 結局「商売はうらおもて」が終わってから渡してくれって言って取りに来てくれたので万事解決~~元々、こういう演出だった……んです…よ……ね いつも違う方向を見てたのでチェックしてませんでした~~分かってたらこんなに焦らなかったのに 馬鹿ですよね~~勝手にオロオロ

冒頭からこんな調子……舞台上に集中できるわけもなく そんなわけで第1幕はほとんど舞台上は見てませんでした フフフ~~しかも邪な理由もあり 今回は上手側だったので視線上にマッコリ出現のボックス席が真正面で見放題 せっかくなのでじっくり観察。マッコリ君、落ち着きがないですね~~下のボックスにいるジェニーさんたちはじっと座ってるのに、2階の人影は常にフラフラ~~ゆらゆら~~ゴソゴソ~~もうぅ じっと座ってなさいよ!と思わず叱りたくなりました

ポリーの歌声の時は身を乗り出して「どこどこ~~?」って見回してました。で、じいのお席からは後ろになるので見えませんでしたが、反対のボックス席2階のロキットさんと身振り手振りでお喋り……一生懸命ポリーの方を指差して何か言ってる様子でした 弁護士の歌のダンスもバッチリ もう、すっごくお茶目で可愛いんですよ~~この姿を見るだけで3日間は萌え てられます。。。あと、ときたま(ホント短い時間です!)ジックリ舞台上で演じてるキャストのセリフを聞いてる時があって、その時に下から照明があたって顔が浮き上がるんですけど、これが影がある男 って感じで何げにカッコイイんですわ 写真みたい~~~

ポリーの1人セリフが始まるちょっと前からポリーの部屋にマクヒース登場 鏡を見て髪をチェック、鏡に映った自分を指差して よし!って でも、その後は奥の椅子?にじっと座って、足をゴニョゴニョしたり手遊びしてたり……落ち着かない感じ 小心者マッコリの部分なのかな~~でも、登場シーンでガラリと空気が変わるんですよね。まさにその役の人に化けるっていうか。。。でも、この時点ではちょっとマッコリが垣間見られた気がしました。舞台上だから好きなポリー@マーガレットとラブラブ できて嬉しいみたいな気持ちもあったような。。。

「遥かな北の果ての地~♪」の時に上手側の立ち位置になるので間近でナマ声を堪能。いや~~~ん メロメロ とろけちゃった 言葉と言葉の間のフワッとした吐息混じりの声が何とも。。。罪すぎますよ、ホント 罪と言えば、ラストのポリーとの二重唱。マクヒースの「旅を続けよう~~」の後にポリーが「世界の果てへと~」と歌う時に、マクヒースが頷きながらニヤリと笑うんですよ。じい、「罪深い微笑」と勝手に名づけてるんですけど、自分じゃなくて相手に旅立ちを促させる……ズルイ ワル でも、、、好きだわ そうそう、ここでマクヒースの「遠い場所へどこか」の「遠い場所へ」が聞こえなかったんですわ。歌詞すっ飛ばしちゃった??マイクトラブルではないと思うんですよね~~それならナマ声は聞こえるはずなので。

第2幕、さらにエネルギーを吸い取られました。ボックス席乱入は控えめ 普通にコップを渡して「飲んでね」って言ってすぐにこちらへ。。。そしてじいの目の前にマクヒースが~~~~ 客席側を向いてるので後ろ姿だったんですけど、大きい背中 フェロモンむんむん 思わず抱きつきたく……はい、なりました しかも、腰に下げてるサーベル、アレって結構な長さがあるんですね~~後ろに飛び出てる部分が微妙に当たりそうに 当たったらどうしよう……いや、むしろ当たりたい なんちゃって “いろんな意味で”ドキドキ してました。

娼婦さんたちとのやり取り、ベティちゃんが来た時は足までオロオロ すんごい勢いでドリーさんに助けを求めてました。その姿がもう可笑しくて 牢獄シーンでは、ルーシーが入ってきた時に「逃げる場所がないな」「耳が聞こえなきゃ良かったのに」っていうところ、じいの座ってた側のSS席の方を向いて言ってくれたとこがあったので、思わず「逃げてきてもいいよ~~」と救いようもない腐女子的な思考回路 そうだ、第2幕でも歌詞すっ飛ばしっていうか失敗では?って部分あり。「両手に花束もいいけど」の歌でプッププププププ~ ってところ、ポリー&ルーシーに1回ずつふざけた後でルーシーが「密告してやる」って言ってテンポがゆっくりになるのが通常なんですけど、1回前でテンポを落としちゃったんですよ その後、一瞬だったけど間があったので「ヤバッ」みたいなのが内野さんの頭を過ぎったのでは うま~~くフォローして繋いでたので大丈夫 だったんですけど、魔女の目は鋭いですので

と、、、こんな感じでまともな観劇をしてなかったんですけど でもでも~~ちゃんと真面目に受け止めたところもあったんですよ アンボラの歌の時のマクヒースの表情 今回は間近で見られたので、目が潤んでたのが分かってじいもウルウル しかも、その目がマクヒースの心を語ってるんですよ。まぁ、そもそもうっちー病を患ったきっかけは内野さんの目 だったんですけど、その時と同じような感覚でした。ポリーを厄介だと思ってる、でも心底嫌ってない、悪いことをしたと思ってないわけじゃない、でも生き延びるために必要なのはポリーじゃない……マクヒースが完全な悪党じゃない、誰もが惹かれてしまうヤツなんだというのがすっごいよく分かりました

あと、3幕の崩れ方も凄かった~~ ダメ男っぷりがとにかく凄かったんですよ 特に今回は、ポリー&ルーシーが父親に慈悲を乞うところで自分が傷つけた女が頼んでる姿に淡い期待を持ってる表情をしてたし、判決シーンや牢獄シーンでの乾ききった哀しい笑い……ホントかっこ悪いんだけど心に響いてきましたね~~最後、刑場に連れ出されるところで女房たちに笑いかけてたんですけど、マジ悲しかったです。。。ダメ男なりの最後の強がりと精一杯見せた思いやり……もどき 決して尊敬できる男じゃないのに……なんだろうなぁ~~この苦しくて切なくて幸せな気持ちって

ただし、、、ちょっと気になったこと。第3幕のマクヒースの歌。う~~ん、綺麗すぎる 昨日は綺麗なんだけど綺麗に感じないところが良かったんですけど、今日はど~~も感情表現が途切れて伝わってきて……抜群に心に響くところは文句なしなんですけどね~~ま、要経過観察ってところかな あと、これは??な発見 「宮廷の真似」の時にお札を数える時に仲間に対して隙を見せない感じ 一種の冷たさを感じたんですよね~~マットやベンを横目で見る視線がちょいと恐かったんですよ。確かに誰もが惹かれるカリスマキャラなんですけど、単純にそんな風には言えない部分がある気がしてきました。これはちょっと自分なりの答えを見つけるために、今後の観劇で調査したいですね~~

本日のマッコリ君の挨拶は……昨日とは違って、ちゃんとできてましたよ 「我々乞食も皆さんと一緒に楽しんで、楽しみすぎてこんなになってしまいました。お帰りの際は貴重品や食い物(ここでチラリとモリクミさんを意識)はちゃんとお持ち帰りくださいね」みたいな内容でした。ちなみに、幕間挨拶は最初の方はモリー(モリクミさんの方)。胸元からパンフを出して「ココにベガーたちの本名が書いてあるよ。本名で読んでくれたら何かあるかも。だから(パンフを)買ってね」って……後の方はエマちゃん。「10分の休憩です。さっきの半分しかないから、おしっこに行きたい人は行ってきてね」って……もうぅ~~かわゆいよぉぉ~~~

ダメだな~~終わった先からマクヒースに会いたくなってしまいます 完全に病気だわ。。。はぁ~~~ルーシー曰く「恋の病は治せないんだよ」その通り 次の「約束」は来週……いちおう週末に日生に出没はしますが、それは「別の約束」なのでマクヒースには会えません。でも、その約束も楽しみなのでワクワク あ、その前に全くワクワクしない約束があったんだわ。。。明日 ウェスティン東京のバーラウンジ でデート……じゃなくて、お祝い会。場所は文句なしだけど……相手がね~~トホホ
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ベガーズ・オペラ東京 初日

2008-03-06 02:18:12 | 観劇記
ついに幕が開きました~~ベガーズ東京公演 じい、日生劇場にて初日のお祝いしてきました 昨日の陽気が嘘のように寒い1日……にもかかわらず キャミ&薄手のボレロに春物のスカートで頑張りました でもね~~コレ、明らかに愛し間違った行動 寒くて1日中震えてました ま、普段はババシャツにモコモコセーター のじいがフワフワピラピラ~~日頃は付けないアクセサリーに念入りな化粧直し 秘密を知る同僚は思いっきり笑ってました

大阪から約1週間~~ベガーたちが日生に帰ってきましたね~~ 熱く盛り上がった千秋楽の勢いがイイ感じに各々のキャストにしみ込んでるように感じました。ま、そのことは追々。。。とにかく劇場に入って一番に感じたのが「狭いっ」 左右のボックス席も近かったし、せり出した舞台も間近に迫ってくる感じ。梅芸では最前列でもマイクを通した声が強かったのも、日生ではナマ声が聞き放題 おかげでマクヒースのセクシーボイスにメロメロ~~萌え萌え~~ 倒れるかと思いました 雰囲気も大阪とは違って、こなれてて勝手が分かってるような感じでした。初日だからリピーターするような“病人”が集まってたのかもしれないけど 新鮮な盛り上がりには欠けちゃったけど、アットホーム に温かく盛り上がって居心地は良かったですね~~それに、劇場の規模的にもこのくらいがやっぱりちょうどいいのかなと。。。

舞台の雰囲気は、、、大阪1ヶ月分の経験でますます進化/深化してました。今回つくづく思ったのが、ベガーズ・オペラ=劇中劇だということ。つまり、役者さんが劇中劇の役を演じてるんじゃなくて、ベガーがその役を演じてるとしか思えないんですよぉぉ~~凄すぎます パンフや雑誌を読んでベガーたちの性格や人間関係が分かって、それからまた舞台を観ると本当にその通りになってて……高嶋兄のピーチャムは特にそれを感じましたね~~劇中では恐くてかなりのワル 初演でのお茶目さも再演ではダークな部分が強調されたな~~と思ってたんですけど、今日は恐いだけじゃなくて大きさ?頼もしさ?みたいなものを感じました。さとしさんのインタだったと思うんですけど、トムはジョンを頼りにしてて、一番危うくてもしかしたら逮捕されるかもしれない過激な役をやってもらってたって……それがちゃんと表現されてると思いましたね~~

ポリー ルーシーの女の闘い ベガの時のライバル心が思いっきり現れてて……大阪の時より激しくなってました。第2幕の「けつかんねん」、ポリー、血管がぶち切れるんじゃないの~~ と思うくらい激しかったし

ただね~~ちょっとだけ心配 全体的な雰囲気として、初演の頃のお茶目で明るい部分が復活したような雰囲気。。。悪くはないんですけど、再演での演出っていうか雰囲気 目指してるもの とは合わない気がするんですよね~~今の状態がMAX、これ以上の無法地帯的な「遊び部分」は……気をつけた方がいいのかも

さぁ~~~~そしてそして 愛しのマクヒース 第1幕、劇場の規模が小さい分、ボックス席2階がよぉ~~く見えるんですわ。今日はど真ん中付近のお席だったので、横ばっかり見るわけにはいかなかったんですけど……やっぱり気になるぅぅ フィルチの歌&弁護士の歌の時は可愛かった~~あと、ピーチャムが「キャプテンマクヒースは…」って話してる時に自分を指差して「俺だよ」みたいな仕草をしてました。愛しのポリー 歌声が聞こえた瞬間どこどこ~?って見回してて……反対側のボックス席2階にいたロキットがポリーを指差して教えてました 純情な マッコリ君

でもね~マクヒースな時はセクシーフェロモンむんむん 更にエロくなってました しかもナマ声が聞き放題~~ボックス席2階から降ってくる歌声もバッチリ聞こえたし、ステージの上でのシーンではもちろん。。。そうそう、あと、絶対に気のせい ボックス席2階にいる時に見下ろしてた視線がビシバシ飛んできてたような 無駄にドキドキしちゃった~~

第2幕の客席降り、失礼ながら 内野さんがちゃんとアドリブ 入れてるぅ~~~成長ぶり(爆)に感動しちゃった 「2階、3階に美女がいっぱい。暗いせいか?いや、違う。美女ども、俺に手を振ってくれ」ってところは、一瞬「日生に3階はないぞ~~うっちーやっちゃった」と焦ったけど、GC席を2階にしちゃえば問題ないわけで……A・B席チケには2階○列△番って書いてあるからついつい。。。そうそう、あと、「結婚している男だって守る気のない約束をいっぱいするじゃないか、ねぇ、お父さん」って客席に話しかけてました。。。余裕が出てきたのかな~~でも、マッコリ うっちー な部分も愛してるんですけどね

もちろん、萌え~~ ばっかりしてたわけじゃなくて、心震えたシーンもありました 第2幕のルーシーの名セリフ!「あんたは私を愛してないけど……」ってところ。客席には背中を向けているので表情は分からなかったんですけど、、、背中で語ってるんですよ~~~久しぶりだわ~~~背中で語る内野さん マクヒースの「してやったり」と思ってるワルな部分、上手く丸め込んだと思った女性の本音に気づいて驚く部分、そしてベースにあるマッコリな部分&マクヒースの憎めない人間的な部分……いろ~~んな感情が背中に溢れてて、心に一直線 バチ~~~~~ン と伝わってきました。

あと、第3幕の「吊るされるのは誰だ」……やっぱり最初の叫びは大阪公演の時の感想と変わってないんですけど その後のソロにビックリしました 大阪の時は、音程がしっかり取れてきた分、感情表現が隠れたって思ったんですけど、今回は歌はしっかり聞かせつつ、そこにマクヒースの感情もしっかり入ってて……それなりに綺麗な 歌声なのに、綺麗さは感じなくて、悔しさ、憤り等々の感情が伝わってきて……マジに開いた口がふさがらない ビビビッと電流が走って固まっちゃいました。

カテコは、、、カミカミのマッコリ君 やっぱり「乞食」って言っちゃって「ベガーズ」って言い直してたし。モリクミさんは見捨ててました ま、放送じゃないし、いいんじゃないかと 更に「また次の機会に…」みたいなニュアンスのことを言ってたので、これまたモリクミさんが指1本を出して「1回きりだよ」みたいなツッコミをいれてました 拍手は更に続いて 2回目のカテコもありました さとしさんが「我が一座の主役、マッコリ・スプリングフィールドがグダグダの挨拶をしまして……この公演は今日が初日で千秋楽。それを観られる皆さんはラッキーですよ」とフォローの入った挨拶。最後に内野さんが「もしかしたら日生かどこかでまたやってるかも」って微妙に 宣伝付きの挨拶で締めくくり~~~

実は、、、今日のフィナーレ、泣いてしまいました 初演ベガーズの初日のことを考えてました。その日はじいの人生にとって特別な日。そして、ベガーズはじいに生きる力を与えてくれた演目となったんですが……いろんなことを思い出して、ベガーたちの更にパワーアップしたエネルギーを貰って……きっと凄く良い舞台だったんですよね

さ~~~て、怒涛の劇場通いが始まりますよぉ~~ 体調管理は万全に、女磨きも余念なく 頑張りまっす
コメント (8)
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