ベガーズ三昧の週末。この二日間でずいぶん多くの方々にお会いしました。こんな奴に会いたい と言っていただいてありがとうございますぅ~ おかげさまで楽しい時間を過ごすことができました
さてさて、今日は中日&高嶋兄ピーチャムの楽 初ベガの方も多く見かけましたが、“特別な日”と知ってる劇場の住人もたくさん 温かい拍手と熱いエネルギーに包まれて存分に盛り上がった公演になりました ホント凄くて……キャストそれぞれが持てる力を200%出してたし、合唱する曲はビシバシ パズルがピッタリ合っていく感覚 快感~~しかもベガーたちの「言いたいこと」が伝わってきて胸が震えました
本日のお席は2階、ん?マクヒース的には3階……か 最近じいもどう言っていいのか混乱してるんですが、実は初演を含めてお初 上階からの観劇になりました。いろんな方々から「照明が凄い」「ベガーたちの立ち居地の意味が分かる」等々、聞いていたので楽しみだったんですけど、すっごく良かったです。離れた位置から見ることで余計な期待や萌え の雑念がないし、作品全体の言いたいこと、っていうかメッセージが伝わってきて……ますます好きになりましたね~~ベガーズ
第1幕、今日は心おきなくオペラを使い放題 もちろん見てる方向は……下手のボックス席2階 相変わらずの落ち着きのなさ ゆ~らゆ~らふ~らふ~ら……手下の紹介シーンやマクヒースの説明セリフでは「ふんふん」と頷いていました。で、時折 客席の様子を見てるんですけど、その時に下からのライトでマッコリ君の顔が浮かび上がって、それが何げにカッコイイんですよ~~ じい、舞台上はそっちのけで見惚れてました
で、1幕でハプニング発生 フィルチがピーチャム夫人に連行されて下手のボックス席に行くところ、お酒の小道具がガチャガチャガチャ~~落ちてしまいまして……凄い音で一瞬中断。ベガーさんたちが「シーッ」ってアドリブを入れてくれてました。じい、その後もパパラッチしてたんですけど、お二人が屈んで一生懸命拾ってて でね~~その時にピーチャム夫人の豊かな胸の谷間が~~~上からしっかり見えて(笑)目を奪われちゃった
あ、でもでも~~ちゃんと真面目には見てましたよ。今更ながら発見 舞台前面、ピーチャムが座って密告ノート?を書いてる気の箱=机&ポリーが座ってるソファー、あれって窓際にあるという設定みたいです。窓枠の照明になっていたので……だから、ポリーが頬杖をついて窓の外を見ながら考え事してる、って考えれば合点がいくというか 勝手に自分で気づいて感心してました。
ピーチャム夫人が倒れるところは、アノ派手な衣装の模様とじゅうたんの模様がゴチャゴチャに入り乱れる+オレンジ系の照明 が妙にマッチしてるというか……ピーチャム家の猥雑さ、ぐちゃぐちゃ感、可笑しさが感じ取れましたね~~あと、ポリーが歌う時に白いスポットが当たってて(レミゼの昇天スポットみたいな感じ)これがマクヒースを思う瑞々しくて若々しくて一途なポリーの内面を表してるように感じましたね~~その健気さ に、まだ若かった頃の(笑)甘酸っぱい気持ちが湧いてきて胸チクリ
マッコリ君@ポリーの部屋、後から聞いて分かったんですけど、鏡を見て髪型とかセットした後に歯磨きみたいなことをしてるんですね~~今日もそれがあったとか じい、不覚にもずっと舞台上のやり取りを見てたので←それが当たり前 「あ、しまった、忘れてた」と気づく頃には……既に奥で待機中になってました。しかも、今日のお席からの眺めは柱と重なっててマッコリ君の姿は見えないし 柱のバカ
第1幕の幕間挨拶は予想通り ピーチャム=ジョン・ウェットン=高嶋兄 もちろん楽だってことは知ってるので大拍手 で、お約束の ルキーニ仕様、両手で煽ってからチャン・チャン・チャンの三本締め 思わず吹き出しちゃった。。。挨拶もさすがに手慣れてるというか……愛しの君ではこうはいかないし、できないところが愛すべき所以なので。「今日は1728年1月29日(←確か…)です。ロンドンの冬は寒いです。寒いとトイレが近くなります。緊急を要する方たちを先に行かせてあげてください。特に女子トイレは長い行列です。緊急を要する方々が多い場合は男子トイレに行ってください。大阪では言う前から入ってました」凄いわ~~巷のネタ?をちゃんと取り入れてるんですからね~~
第2幕冒頭の“トムストップ”、最近は食べ物ネタはないですね~~その代わりに 昨日のソワレでもあったんですけど、宝石&マット遅刻がデフォルトになってる感じです。ベンが話しかけてもマットは不在→トムの追及→マットの言い訳=1階センター奥を指差して「あそこに大きな本物のダイヤの首飾り(昨日はエメラルド)をつけた人がいてよ~~」って言うとベガーたちがみんな出てきて注目 トムが「ちゃんと芝居しようよ。(客席に振り向いて)ダイヤの方は外していただいて…(中略)…中流階級以上の皆様、一部上流階級の方がいらっしゃいますが、伝えたいメッセージがたくさんあるので…」としめてました。
第2幕、話に聞いてた照明の効果&立ち居地の意味が分かって唸りっぱなし。牢獄シーンでは鉄格子を表す照明なんですけど、舞台前面が牢屋の中、奥がシャバ、っていうか外の世界への出入り口になってて……だからキャストたちはみんな奥から入ってくるわけで(普通に考えたら楽屋等々がそっち方面だから当たり前←現実的すぎますね~~)だから、ラストでマクヒースが脱獄する時に舞台の奥オケピ前→XB列の奥→はしごに向かう行動だ大大大~~~~納得 でした。
そして、なぜか今日はルーシーの気持ちに共鳴してしまって……2幕ラストでホロリ これまた照明がいいんですよ マクヒースが「置き去りにした」手錠を抱きしめるところで蒼い照明になるんですけど、そこにルーシーのオレンジ色ドレスがポツン。。。愛の深さと言い知れぬ孤独感がヒシヒシと伝わってきて泣いちゃいました もしかしてマクヒースへの愛の性質に心当たりがあるとか~~~それはナイショ だけど、「思いの深さ」みたいなのを感じました。しかも、その後の合唱……ベガーたちの現実 悲しい別離の繰り返し、でも人を思う気持ちに貧富の差なんて関係ない……そんなこんなの思いが舞台のあちこちから溢れていました ちなみに、、、「あんたは私を愛してないけど…」のシーンはやっぱり1階から見た方がいいかも ルーシーに当たる白いスポットが映えるし、マクヒースの振り払う汗が照明に当たって綺麗だし←後者はツボが違う
第3幕、「宮廷の真似」のシーンでは舞台中央で座り込んでるマット&ベンのところは窓枠の照明&青い照明、舞台セット2階にいるマクヒースたちのところは明るい照明になっててマクヒースが二人の姿に気づいて駆け寄るんですけど、これって舞台の前方は外って設定なんですね~~で、マクヒースが窓から外を見て二人に気づく。。。で、思ったんですけど、舞台前方の「外の世界」がベガーたちの世界で、舞台奥の「部屋の中の世界」が上流階級の世界なんじゃないかな~~って。で、マクヒースはその二つの世界を渡り歩いてる存在。だけど、「口先だけの宮廷人」とは違うから“ホームグラウンド”的な場所は舞台前方。あの歌を歌ってる時に舞台前方にいたことがそれを示してるような気がしました
マクヒース逮捕&裁判の場面では2幕の照明とは明らかに違う鉄格子。マクヒースの置かれてる状況の危機感が違いました。裁判前のマクヒースのソロの時にロキットが舞台中央にマクヒースを押し出すんですけど、その時にそこだけ四角いスポットになるんですよ。その真ん中にいるマクヒースを見てると、死の淵に落ちていく運命の人間なんだということが分かって……英雄 で上下いろんな階級の世界を渡り歩ける奴でも結局はベガー。トムが言いたかった「貧乏人も金持ちも悪事にかけては同等。でも罰を受けるのは貧乏人だけ」っていう世の中への怒りが伝わってくるシーンだと思いましたね~~
最後の牢獄シーン、凄いですね~~マクヒースの雰囲気の変化 数分前?まで意気揚々と生きてた面影は微塵も感じられない、情けない男っぷり。こういうのを見せられると、じいの内野愛はますます しちゃうんですけど……ま、それは置いといて 地の底からの叫び、、、分かりました 劇場を包み込むマクヒースの哀しみ、悔しさ、恐れ……苦しかったですね~~しかも、後に続く「吊るされるのは誰だ」までの場面、縛り首を待つ囚人たちそれぞれにスポットが当たってるんですけど、それが一人ひとりの生きてきた人生を示してるみたいで……だから「人は皆生きるためにもがいて罪を背負う」ってのが心に響いてきました。生きるって善悪じゃない部分があるんだって
「アデューグッバイ」、最初に駆け寄るのはルーシーなんですよね~~どちらかというとポリー的な行動のイメージがありますけど、冷静な大人の女性が見せる追い込まれた時の行動だからこそ響いてくるものがあって……ここで涙腺がジワジワと で、いつもなら情けない男っぷりがどうのこうの……って感想になるんですが、今回はちょっと違うことを思ってました。マクヒースって存在は人が憧れる存在であると同時に、人が生きることを凝縮した存在じゃないかって。自由気まま、やりたい放題に見えるけど、それは人が生きていく上で誰しも思ってたりやってたりすることで、それを顕著に表してるのがマクヒースの言動。だから女好き、いいかげん、カッコイイ、人を思う優しさ、死を目前にした恐れ、自分を不利な立場にした奴らへの恨み等々……ルーシーとポリーに抱えられてちっぽけな存在になってるマクヒースを見ながらそんなことを考えてしまいました。
そしてそして 実はベガーたちの陽気な踊りが始まった時から号泣してて……ベガーたちは現実は厳しいし決して楽しいことばかりじゃないけど、でもこうやって自分なりに楽しいことを見つけて一生懸命生きてるだな~~ってのが伝わってきたんですよね。しかも実はじいの密かなお気に入り があって、最後の合唱でベガーたちが輪になるところで、老役者とトムが輪の中で抱き合って健闘を称える んですわ。その姿が、トムの言う「世の中皆が幸せじゃないんだ」、老役者の言う「だから我々がいるんじゃないか。幸せの手がかりを与えるために」……お互いの心が触れ合った瞬間なんですよね~~熱いやり取りに感動でございますぅ~~
最後はもちろん 高嶋兄の送別カテコ~~~ ジョン氏が最後のダンスの時から引っ張り出されてたんですけど、いらっしゃってたのね~~幕間に見かけてたらお話してみたかった キャストの皆さんと抱き合ってて、内野さんはジョン氏をお姫様抱っこ……っていうか、完全な抱っこじゃなくてジョン氏がお姫様風に内野さんにぶら下がってた感じだったんですが 内野さんが高嶋兄を舞台中央へ押し出して「今日は演出家トムの制止を振り切ってまで旅立つ人がいます。初演からずっとピーチャムを演じてきた高嶋政宏さん、お兄ちゃんが千秋楽です~~」と紹介。で、お兄ちゃんの挨拶が始まってすぐのこと……アハハ~ 見ちゃったわ。うっちー動き 足をクロスさせて意味不明に手をブラブラ もうぅ~~挙動不審なソレは何なのっ と頭を抱えつつ、やっぱり愛を感じて 高嶋兄の挨拶は「これからロンドンから馬車で2日かかるウルヴァーハンプトンという町に行きます。どうもそこで黒いトカゲが出たと聞いたのでそれを捕りにいくことになりました(思いっきり宣伝)本当は今回は出られなかったんですが、ジョン氏のおかげで1ヵ月半、こうやって出演することができました」うろ覚えですがこんな感じの内容だったと思います。で、内野さんが「初演からずっと一緒にやってきた仲間が欠けるのは、細胞が持っていかれてしまうようです。我々ベガーズを思い出したら生霊 で戻ってきてください」っていうような、心温まる+意味不明な お話をされました。その後に高嶋兄の胴上げあり~~~スッとそういう体勢になるベガーさんたち、本当に素敵なカンパニーなんだなぁ~って思いました そうそう、じいは遠くて見えなかったんですけど、SS席&S席に座った方々の話ではキャストの皆さんが涙涙だったって……モリクミさんも そうですよね~~夫婦役で大変なハードルを共に乗り越えてきた仲なんですから。で、最後に新ピーチャムと新フィルチがご挨拶~~楽しみです
そうそう、、、今日はまったく必要のない ことを実感しちゃいました。20分休憩の幕間、じいは1階で友訪問&友探しをしてたんですけど、音楽が始まって急いで駆け足で2階へ 途中チャーリーとすれ違って「お帰りなさ~い」、エマちゃんには「もうすぐ始まるよ」って言われて、じいも「は~~い」なんてお返事してたんですけど、お席に戻ってゼイゼイハーハー 何げにあの時間で上り下りは大変 短時間で戻ってくるベガーさんたちの大変さ&凄さが分かりました。。。
東京も中日を越えます。。。ますます盛り上がる~~次回はもちろん 18日。本当はマチネで役替りのお祝い(あるのか???)を観たいんですけどさすがに仕事が なので、ソワレでござますぅ~~いろいろ聞いてると、マチネ参戦者多数 日生に向かう道すがら、速報レポレポをお待ちしてまっす
さてさて、今日は中日&高嶋兄ピーチャムの楽 初ベガの方も多く見かけましたが、“特別な日”と知ってる劇場の住人もたくさん 温かい拍手と熱いエネルギーに包まれて存分に盛り上がった公演になりました ホント凄くて……キャストそれぞれが持てる力を200%出してたし、合唱する曲はビシバシ パズルがピッタリ合っていく感覚 快感~~しかもベガーたちの「言いたいこと」が伝わってきて胸が震えました
本日のお席は2階、ん?マクヒース的には3階……か 最近じいもどう言っていいのか混乱してるんですが、実は初演を含めてお初 上階からの観劇になりました。いろんな方々から「照明が凄い」「ベガーたちの立ち居地の意味が分かる」等々、聞いていたので楽しみだったんですけど、すっごく良かったです。離れた位置から見ることで余計な期待や萌え の雑念がないし、作品全体の言いたいこと、っていうかメッセージが伝わってきて……ますます好きになりましたね~~ベガーズ
第1幕、今日は心おきなくオペラを使い放題 もちろん見てる方向は……下手のボックス席2階 相変わらずの落ち着きのなさ ゆ~らゆ~らふ~らふ~ら……手下の紹介シーンやマクヒースの説明セリフでは「ふんふん」と頷いていました。で、時折 客席の様子を見てるんですけど、その時に下からのライトでマッコリ君の顔が浮かび上がって、それが何げにカッコイイんですよ~~ じい、舞台上はそっちのけで見惚れてました
で、1幕でハプニング発生 フィルチがピーチャム夫人に連行されて下手のボックス席に行くところ、お酒の小道具がガチャガチャガチャ~~落ちてしまいまして……凄い音で一瞬中断。ベガーさんたちが「シーッ」ってアドリブを入れてくれてました。じい、その後もパパラッチしてたんですけど、お二人が屈んで一生懸命拾ってて でね~~その時にピーチャム夫人の豊かな胸の谷間が~~~上からしっかり見えて(笑)目を奪われちゃった
あ、でもでも~~ちゃんと真面目には見てましたよ。今更ながら発見 舞台前面、ピーチャムが座って密告ノート?を書いてる気の箱=机&ポリーが座ってるソファー、あれって窓際にあるという設定みたいです。窓枠の照明になっていたので……だから、ポリーが頬杖をついて窓の外を見ながら考え事してる、って考えれば合点がいくというか 勝手に自分で気づいて感心してました。
ピーチャム夫人が倒れるところは、アノ派手な衣装の模様とじゅうたんの模様がゴチャゴチャに入り乱れる+オレンジ系の照明 が妙にマッチしてるというか……ピーチャム家の猥雑さ、ぐちゃぐちゃ感、可笑しさが感じ取れましたね~~あと、ポリーが歌う時に白いスポットが当たってて(レミゼの昇天スポットみたいな感じ)これがマクヒースを思う瑞々しくて若々しくて一途なポリーの内面を表してるように感じましたね~~その健気さ に、まだ若かった頃の(笑)甘酸っぱい気持ちが湧いてきて胸チクリ
マッコリ君@ポリーの部屋、後から聞いて分かったんですけど、鏡を見て髪型とかセットした後に歯磨きみたいなことをしてるんですね~~今日もそれがあったとか じい、不覚にもずっと舞台上のやり取りを見てたので←それが当たり前 「あ、しまった、忘れてた」と気づく頃には……既に奥で待機中になってました。しかも、今日のお席からの眺めは柱と重なっててマッコリ君の姿は見えないし 柱のバカ
第1幕の幕間挨拶は予想通り ピーチャム=ジョン・ウェットン=高嶋兄 もちろん楽だってことは知ってるので大拍手 で、お約束の ルキーニ仕様、両手で煽ってからチャン・チャン・チャンの三本締め 思わず吹き出しちゃった。。。挨拶もさすがに手慣れてるというか……愛しの君ではこうはいかないし、できないところが愛すべき所以なので。「今日は1728年1月29日(←確か…)です。ロンドンの冬は寒いです。寒いとトイレが近くなります。緊急を要する方たちを先に行かせてあげてください。特に女子トイレは長い行列です。緊急を要する方々が多い場合は男子トイレに行ってください。大阪では言う前から入ってました」凄いわ~~巷のネタ?をちゃんと取り入れてるんですからね~~
第2幕冒頭の“トムストップ”、最近は食べ物ネタはないですね~~その代わりに 昨日のソワレでもあったんですけど、宝石&マット遅刻がデフォルトになってる感じです。ベンが話しかけてもマットは不在→トムの追及→マットの言い訳=1階センター奥を指差して「あそこに大きな本物のダイヤの首飾り(昨日はエメラルド)をつけた人がいてよ~~」って言うとベガーたちがみんな出てきて注目 トムが「ちゃんと芝居しようよ。(客席に振り向いて)ダイヤの方は外していただいて…(中略)…中流階級以上の皆様、一部上流階級の方がいらっしゃいますが、伝えたいメッセージがたくさんあるので…」としめてました。
第2幕、話に聞いてた照明の効果&立ち居地の意味が分かって唸りっぱなし。牢獄シーンでは鉄格子を表す照明なんですけど、舞台前面が牢屋の中、奥がシャバ、っていうか外の世界への出入り口になってて……だからキャストたちはみんな奥から入ってくるわけで(普通に考えたら楽屋等々がそっち方面だから当たり前←現実的すぎますね~~)だから、ラストでマクヒースが脱獄する時に舞台の奥オケピ前→XB列の奥→はしごに向かう行動だ大大大~~~~納得 でした。
そして、なぜか今日はルーシーの気持ちに共鳴してしまって……2幕ラストでホロリ これまた照明がいいんですよ マクヒースが「置き去りにした」手錠を抱きしめるところで蒼い照明になるんですけど、そこにルーシーのオレンジ色ドレスがポツン。。。愛の深さと言い知れぬ孤独感がヒシヒシと伝わってきて泣いちゃいました もしかしてマクヒースへの愛の性質に心当たりがあるとか~~~それはナイショ だけど、「思いの深さ」みたいなのを感じました。しかも、その後の合唱……ベガーたちの現実 悲しい別離の繰り返し、でも人を思う気持ちに貧富の差なんて関係ない……そんなこんなの思いが舞台のあちこちから溢れていました ちなみに、、、「あんたは私を愛してないけど…」のシーンはやっぱり1階から見た方がいいかも ルーシーに当たる白いスポットが映えるし、マクヒースの振り払う汗が照明に当たって綺麗だし←後者はツボが違う
第3幕、「宮廷の真似」のシーンでは舞台中央で座り込んでるマット&ベンのところは窓枠の照明&青い照明、舞台セット2階にいるマクヒースたちのところは明るい照明になっててマクヒースが二人の姿に気づいて駆け寄るんですけど、これって舞台の前方は外って設定なんですね~~で、マクヒースが窓から外を見て二人に気づく。。。で、思ったんですけど、舞台前方の「外の世界」がベガーたちの世界で、舞台奥の「部屋の中の世界」が上流階級の世界なんじゃないかな~~って。で、マクヒースはその二つの世界を渡り歩いてる存在。だけど、「口先だけの宮廷人」とは違うから“ホームグラウンド”的な場所は舞台前方。あの歌を歌ってる時に舞台前方にいたことがそれを示してるような気がしました
マクヒース逮捕&裁判の場面では2幕の照明とは明らかに違う鉄格子。マクヒースの置かれてる状況の危機感が違いました。裁判前のマクヒースのソロの時にロキットが舞台中央にマクヒースを押し出すんですけど、その時にそこだけ四角いスポットになるんですよ。その真ん中にいるマクヒースを見てると、死の淵に落ちていく運命の人間なんだということが分かって……英雄 で上下いろんな階級の世界を渡り歩ける奴でも結局はベガー。トムが言いたかった「貧乏人も金持ちも悪事にかけては同等。でも罰を受けるのは貧乏人だけ」っていう世の中への怒りが伝わってくるシーンだと思いましたね~~
最後の牢獄シーン、凄いですね~~マクヒースの雰囲気の変化 数分前?まで意気揚々と生きてた面影は微塵も感じられない、情けない男っぷり。こういうのを見せられると、じいの内野愛はますます しちゃうんですけど……ま、それは置いといて 地の底からの叫び、、、分かりました 劇場を包み込むマクヒースの哀しみ、悔しさ、恐れ……苦しかったですね~~しかも、後に続く「吊るされるのは誰だ」までの場面、縛り首を待つ囚人たちそれぞれにスポットが当たってるんですけど、それが一人ひとりの生きてきた人生を示してるみたいで……だから「人は皆生きるためにもがいて罪を背負う」ってのが心に響いてきました。生きるって善悪じゃない部分があるんだって
「アデューグッバイ」、最初に駆け寄るのはルーシーなんですよね~~どちらかというとポリー的な行動のイメージがありますけど、冷静な大人の女性が見せる追い込まれた時の行動だからこそ響いてくるものがあって……ここで涙腺がジワジワと で、いつもなら情けない男っぷりがどうのこうの……って感想になるんですが、今回はちょっと違うことを思ってました。マクヒースって存在は人が憧れる存在であると同時に、人が生きることを凝縮した存在じゃないかって。自由気まま、やりたい放題に見えるけど、それは人が生きていく上で誰しも思ってたりやってたりすることで、それを顕著に表してるのがマクヒースの言動。だから女好き、いいかげん、カッコイイ、人を思う優しさ、死を目前にした恐れ、自分を不利な立場にした奴らへの恨み等々……ルーシーとポリーに抱えられてちっぽけな存在になってるマクヒースを見ながらそんなことを考えてしまいました。
そしてそして 実はベガーたちの陽気な踊りが始まった時から号泣してて……ベガーたちは現実は厳しいし決して楽しいことばかりじゃないけど、でもこうやって自分なりに楽しいことを見つけて一生懸命生きてるだな~~ってのが伝わってきたんですよね。しかも実はじいの密かなお気に入り があって、最後の合唱でベガーたちが輪になるところで、老役者とトムが輪の中で抱き合って健闘を称える んですわ。その姿が、トムの言う「世の中皆が幸せじゃないんだ」、老役者の言う「だから我々がいるんじゃないか。幸せの手がかりを与えるために」……お互いの心が触れ合った瞬間なんですよね~~熱いやり取りに感動でございますぅ~~
最後はもちろん 高嶋兄の送別カテコ~~~ ジョン氏が最後のダンスの時から引っ張り出されてたんですけど、いらっしゃってたのね~~幕間に見かけてたらお話してみたかった キャストの皆さんと抱き合ってて、内野さんはジョン氏をお姫様抱っこ……っていうか、完全な抱っこじゃなくてジョン氏がお姫様風に内野さんにぶら下がってた感じだったんですが 内野さんが高嶋兄を舞台中央へ押し出して「今日は演出家トムの制止を振り切ってまで旅立つ人がいます。初演からずっとピーチャムを演じてきた高嶋政宏さん、お兄ちゃんが千秋楽です~~」と紹介。で、お兄ちゃんの挨拶が始まってすぐのこと……アハハ~ 見ちゃったわ。うっちー動き 足をクロスさせて意味不明に手をブラブラ もうぅ~~挙動不審なソレは何なのっ と頭を抱えつつ、やっぱり愛を感じて 高嶋兄の挨拶は「これからロンドンから馬車で2日かかるウルヴァーハンプトンという町に行きます。どうもそこで黒いトカゲが出たと聞いたのでそれを捕りにいくことになりました(思いっきり宣伝)本当は今回は出られなかったんですが、ジョン氏のおかげで1ヵ月半、こうやって出演することができました」うろ覚えですがこんな感じの内容だったと思います。で、内野さんが「初演からずっと一緒にやってきた仲間が欠けるのは、細胞が持っていかれてしまうようです。我々ベガーズを思い出したら生霊 で戻ってきてください」っていうような、心温まる+意味不明な お話をされました。その後に高嶋兄の胴上げあり~~~スッとそういう体勢になるベガーさんたち、本当に素敵なカンパニーなんだなぁ~って思いました そうそう、じいは遠くて見えなかったんですけど、SS席&S席に座った方々の話ではキャストの皆さんが涙涙だったって……モリクミさんも そうですよね~~夫婦役で大変なハードルを共に乗り越えてきた仲なんですから。で、最後に新ピーチャムと新フィルチがご挨拶~~楽しみです
そうそう、、、今日はまったく必要のない ことを実感しちゃいました。20分休憩の幕間、じいは1階で友訪問&友探しをしてたんですけど、音楽が始まって急いで駆け足で2階へ 途中チャーリーとすれ違って「お帰りなさ~い」、エマちゃんには「もうすぐ始まるよ」って言われて、じいも「は~~い」なんてお返事してたんですけど、お席に戻ってゼイゼイハーハー 何げにあの時間で上り下りは大変 短時間で戻ってくるベガーさんたちの大変さ&凄さが分かりました。。。
東京も中日を越えます。。。ますます盛り上がる~~次回はもちろん 18日。本当はマチネで役替りのお祝い(あるのか???)を観たいんですけどさすがに仕事が なので、ソワレでござますぅ~~いろいろ聞いてると、マチネ参戦者多数 日生に向かう道すがら、速報レポレポをお待ちしてまっす