じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

せっかくの休みが…

2010-05-12 18:44:40 | 携帯から投げ込み
昨日の夜遅くからいきなり絶不調に突入
せっかくの休みが……トホホ
全身が痛いし、頭も痛いし、微熱ぎみ、食欲はありまくりですが(笑)
病院でインフルではないと言われて一安心だけど、、、起きとくのはキツイので2週間ぶりの倉石さんは我慢です
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今話題の…

2010-05-11 16:30:36 | その他いろいろ
午前勤務を終えて帰宅した後、PC内の掃除をしました。何となく動作が遅くなった気がして 昨今の大容量回線についていけなくなった→買い替え時?と焦りましたが、今年で4年目!決して安い値段のを買ったわけではないので、まだまだ頑張ってもらわないと アナログTVの回線も現役なんだから~~ 溜め込んでいた映像ファイルをDVD-Rにダビングしたら(早くやっとけ~って感じですよね)心なしかスッキリしたような。。。ファイルを見てビックリでしたわ~~あくまで私的利用でっす。「砦なき者」まで残ってたよぉ~~これまたJIN同様に昔の男……未満かな(笑)役所さんと内野さんの共演~~これまた贅沢すぎて卒倒ですわ 話も良いのよね~~何度見ても良い作品だわ。

それにしても、、、5月になってからお肌の調子が日毎に 毎年恒例の症状なので上手く付き合っていくしかないのですが、ここのところのジメジメな気候もあって、カサカサしているのにベタベタもするという厄介な状態 久しぶりに生パックをしたいところなのですが、お気に入りの夏限定商品がまだ出ていないんですよね~~そろそろ発売情報を聞きたいな~

あちこちで5月病の対処法に関する話題を見かけますが、じいの場合は5月病ならぬ4月病だったり……特に大学生の頃は重症 新学年になるとあれもやりたい、これもやりたいと後先考えずに科目を盛りだくさん選択して後から後悔→ドロップアウト科目が増えるというのを毎年繰り返していたんですよね~~今年は久しぶりに4月病発症……寸前でした 突然の思いつきじゃなくて昔からやってみたかったボイトレ!しかもミューな曲で指導してくれる講座を見つけちゃったの~~今なら昼間の時間帯でもやりくりすれば……と思いきや、講師の経歴に問題あり 観る側的な好みなのですが、じいの苦手なアソコと、歌唱指導的にどうなの?というアソコ……う~~ん あと、○○語と●●語と××語を習いたい~~でも言語を習うって物入りなんですよね~~今の立場ではちょっと無理っぽい あ、チケ代の分を……というのは無しよっ それを思うと大学時代にもっと勉強しておけば良かったな~と今更ながら。教養科目にしろ外国語科目にしろ取り放題、しかも同じ学費でいくらでも学べたわけですから 今なら絶対に取っていたであろう某言語のアレコレ、思いっきり動機不純で(笑)

さてさて、昨日から予約が始まったi pad PC作業がどこでもできるモバイル商品はずっと気になっていたんですよね~~長期の旅行とか遠征の時とか って、かな~り間違っているような気はするのですが ←仕事関係で~とカッチョイイことを言ってみたいけど、そーいう仕事はしたことがないし i phoneやXperiaも一瞬だけ検討したことはあったのですが、まぁ最近の携帯は進化してますからね~~フルブラウザを使えば一部見られないサイトはあるものの、大抵のサイトは見られるし、一番肝心な 流サイト flashにも対応しているから大丈夫だし それに年に1回、いや数回としとこ~~っと(笑) 使うためだけに定額の通信費を払うのもね~~普段は携帯で充分事足りているので。その携帯も次期モデルでHD動画撮影対応になるという噂が もし本当だったら欲しいかも~~って去年機種変したヤツには無理な話 それに動画ファイルの扱いって難しいんですよね~~特に携帯の場合は速報性重視?ネットにアップするって状況が前提になることが多いから、容量や形式の問題がいろいろ出てきそうな予感。ま、じいの場合は欲しい以前に動画を撮るか?と言われると……携帯で撮影したことはありません(笑) 専らデジカメ!性能が しているとはいえ所詮は“ケータイ”なので……となると、デジカメよね~~今流行っているHD対応のムービーデジカメ タッチパネルの性能次第なんだけど、、、今のがまだまだ現役だからなぁ~~思い出をいっぱい共有してきた間柄だから仲良くしなくちゃね

結局は自分の使うスタイルによって、買うにしても使うにしてもメリハリをつけないといけないということなんだけど、便利になって選択肢も増えただけに嬉しいような、難しいような、、、複雑なのよね
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隣の芝生は青い?

2010-05-10 23:54:36 | その他いろいろ
5月だけど新ドラマ 先週からやたらと番宣をしていて8chにしていると嫌でも目に付くので見ちゃいましたよ~~月9!ただし、最初の3分だけ!!前にも増していっそう主役の人の苦手度が したらしく3分が限界でした。でも少し年を取ったように見えたのはカメラ?テレビ??のせいでしょうか ま、内容的にもこれまた昔から苦手な部類なのでね~~ でも、さっきまでやっていたニュース23の特集は引き込まれましたわ~~綾瀬はるかちゃんが取り組んだヒロシマ65年目の証言。何かと問題山積の豚局ですが、こういう特集はやっぱりさすが なんですよね~~汐留局で同時間に放送しているニュース番組のキャスター男が知ったかぶり~自分は全部分かっていて凄いんだぞーな自慢ばかりの姿勢で手垢のつきまくったネタを偉そーに話す戦争特集とは大違いだわっ

さてさて、週明け月曜日 今週は倉石さんに会えるぅ~~雑誌掲載情報も更新されましたね~~楽しみ あと、こちらも動き始めたみたいです、イリアス。こちらで内野さんの動画が公開されています。多分ポスター撮りの時に撮影されたっぽいですね~~まだまだ中身の突っ込んだ話はありませんでしたが、嬉しそうに話す内野さんの姿に しちゃいましたわ。やっぱり舞台の話をされる時の生き生きとした姿は昔と変わらない演劇青年な部分が垣間見られたような こういう時の内野さんがじいは好きなのよね イリアスのテーマ 昔から変わらない人間の戦う性質みたいなもの???戦争と人間の本質を問うような感じがするのですが、昨日チラッと書いた脚本家さんの記事も併せると、何だか一気に興味が した感じですね~~

ところで、最近のバイト、、、やたらと機嫌の良い上司……気色悪っ (by ルミコ風)対立していた社員がいなくなり、新しく異動してきた社員の人が今日から出社したせいなのかも ま、その方がこちらも変なストレスなく仕事に取り組めるからいいんだけど、仕事のことじゃなくて機嫌云々のことで周りが左右されるのって大人としてどーなの?と愚痴の1つも言いたくなるのよね~~ 今日も相変わらずの忙しさだったのですが、じいが午後出勤してから暫しの間はわりかし暇で和気藹々と話をしながら……ある年配の女性社員が今更ながら(笑)「この前美容院で読んだんだけどね~」と週刊誌ネタを振ってきて あ~あ、だからこういう話題で世間に広まるんだよね~と、ま~たループな怒りが するんだけど、こんなところで熱弁を振るっても引かれちゃうと困るし(笑) あと、じいの“昔の男”たちについて はる~か昔 超年上のみストライクゾーンだった頃の加藤剛、竹脇無我、、、ある程度の年齢以上の方々にしか理解してもらえず でも最近の……と言っても○年以上前ですよ~~今は愛しの君しか見えない~~ 仁先生とか紫のバラの人とか その話から先輩が「百年の物語の時の大沢たかおはめちゃめちゃかっこよかった」って……この前ケーブルテレビでやってた模様。ついでに1作目、先日の帝劇でじいを笑いの渦に陥れた人について聞いてみたかったんだけど、見たのは2作目~3作目の途中までだったそうで これまた一般人には??な人ですよね~~

ところで、、、昨夜寝る前にふと見たこの番組 ちょっと耳が痛いような、でもなかなか面白かったような 年齢的には微妙に被ってる?過ぎてる??いや、自分ではまだまだ入るわよ!と思っているのですが、まぁね~~結婚、仕事、出産、人生の選択を求められる時期であることは確か。親からも愛情ゆえの発言だと分かっていても、人生が落ち着く=家庭を持つという見方をされることにはカチンと来ることも多くて……じいの中では人生が落ち着く=やりたい一本の道に直結する仕事の道を歩くことなので。でもね~~そうは言ってもやっぱり悩むものですよ~~あれもこれも一生のうちで手に入れられるものはぜ~~んぶ欲しいと思っている欲張りさんでもあるし それに不安や寂しさ、もどかしい気持ちだって人並み、いや、それ以上にあると思いますよ。だから番組の中の女性のように、違う境遇の人のことが気になって気になって仕方ないこともある。ただ、友人、知人、同僚、学校や職場の先輩、いろんに周りの人の生活なり仕事なりに触れて(デジタルな時代ゆえに近況に触れやすくなったし…)「いいな~」とは思うけど「羨ましい」という気持ちは一度も抱いたことがないんです。そんな風に育ててくれた親に感謝?そういう性質の自分に感謝??良くも悪くもマイペースなので。まぁそれだけ自分が幸せで恵まれているということだから感謝しないといけないとは思うけど……だって羨ましがったって意味ないし、それが妬みにまで行き着いちゃったらその方が惨め 憧れられることは、その人自身が努力して頑張ってきた結果だし、羨ましい&そうしたい、自分で持て余すくらいの、そこまでの強い思いがあるなら、自分の力で手に入れればいい。自分のことで振り返ってみると、そうやって手に入れてきたものもあれば、能力が足りなかったから未だ実現していないこともある←諦めてないけど~~しつこいヤツなので(笑) ま、自分ではどうすることもできないこともありますけどね~~人の縁とか身体的なことに関しては特に。でも、大事なのは自分というものを持つことだと思うんですよね~~良い意味でのマイペース。これ、年を追うごとに実感することなんだけど、後ろ向きに折り合いをつけて我慢するんじゃなくて、自分はこうやって生きていく!そういう前向きな姿勢が大事だな~と、改めて思いました
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リベンジ!

2010-05-09 23:53:36 | その他いろいろ


今日は母の日でしたが、特に何をすることもなく普通通りに……↑は母の日の ではなく、ぜ~~んぶじいのもの いや、、、何かしようか~という気がなないわけではなかったのですが 朝からやたら絡んでくるママンに無性にイラついた娘はへそを曲げ……追われると逃げる、追われないとすり寄っていく素直じゃない性質なもので でも、こういう日に寂しい思いをしなくて済むのは幸せなことなんですよね 普通の「ありがとう」とは別の感謝を。。。

で、どーして4個も敵のように 買い込んできたかというと、、、安売りをしてたというのもあるんだけど、昨夜食したハーゲンダッツの新作がね~~予感的中 美味しいけど一緒にしなくてもいいかな~って 滑らかな食感とゴツゴツした食感の2つがあるのはいいんだけど、やっぱりチョコクッキーには普通のバニラの方が合ってるし、抹茶はそれだけで十分美味しいので。。。料理でも一流の食材ばかり集めても必ずしもその数だけ倍の美味しさにはならないのと同じというか、何でも足すことと引くことの絶妙なバランスが大事だと思うんですよね。それで、何かこのままの後味だと納得できなくてリベンジ と勝手に意気込んでみたの~~単に食べたかっただけという話も・・・ ストロベリー、抹茶、ダージリンティー、クッキークリーム。しばらくは冷凍庫がウキウキだわ

ところで、この前イリアスの脚本家さんのブログを読んでいたら、へぇ~ と唸らされる文章を発見。思いっきりタイムリー!普天間基地移設の話だったのですが、その問題でじいもちょいと考えていたことに繋がるところがあって、なるほどな~~と……こんな記事を書かれる方の脚本 9月が楽しみですぅ~~
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春過ぎなくて夏来にけらし…

2010-05-08 19:23:08 | その他いろいろ
疲れた、、、そんでもって暑かった

連休明けの土曜日、絶対に忙しい と思って覚悟して出勤したのですが、最初は意外に暇すぎちゃって ……先輩のプチ遠出のお土産 早く食べてね~という伝言と共に冷蔵庫に江ノ電もなかが入っていたので、朝イチでお茶タイムが始まるし ……何かが間違っている 江ノ電もなか、存在は知っていたけど食べたのは初めて。江ノ電車両が描かれた箱に入っているのですが中身は至って普通、、、電車の型押しになっているのかと思ったのに(都電もなかは中身も車両の形をしているので)でも、この一服が恨めしく感じる事態になろうとはっっっ 1時間半後、山のような仕事が入ってきてマジ泣きが入りそうになりました……逃亡しようかと思ったほど 自分一人の仕事ならそうしてたかもしれないけど(笑) そういうわけにもいかないし、自分がやらないことには……ねぇ~~逃げられないので またもや周りを巻き込んでスミマセン を連発しながら手伝ってもらって落ち着いたのが昼過ぎ。本来は午前勤務なんですが~~昼休みなしのフルタイム状態で終わったら夕方……あり得ん

それにしても、、、冬の次はいきなり夏ですか みたいな暑さですね~~朝から素晴らしく危険に晴れ上がり もちろん日傘を差しての通勤でっす。都心に出る時は地下が多いし持ち歩くのも面倒なので折りたたみなのですが、近場の時は一番大きいサイズのパラソルが必須 もう10年くらい使ってるかも?というピンクで裾はもちろん(笑)フリフリ~~ 奇しくも今通勤カバンとして使っているのも同じメーカーのこれまたピンクのトートバッグなので(学生時代に使っていたのを引っ張り出してきたの~)、どんだけ好きなのよ!って感じなのですが やっぱり日傘はヒラヒラとフリフリが付いていないと 実は、、、本当は黒い日傘が欲しいんですよね~~基本的に小物系はピンク なじいには珍しいのですが、やっぱり一番効果的なのは黒なので。でも、年を考えろ~なラブリ~なデザインじゃないと嫌なのでツボ直撃なのがなかなかなくて 毎年チェックはしているのですが、今年は……どうかなぁ~

さてさて、今夜は連休明けに頑張ったご褒美←ヘタレとる~~ ツーコインの贅沢、最近CMで気になっていたハーゲンダッツの抹茶クッキー…でしたっけ?それを近所のスーパーで買ってきました……199円也 抹茶とクッキークリーム、どっちも好きなんだけど混ぜて両方の良さを打ち消さないといいんだけどな~~お風呂上りの楽しみに
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裏切りの街

2010-05-08 01:27:47 | 観劇記
PARCO劇場にて「裏切りの街」を観てきました。渋谷は相変わらずの人 更に、、、これまた相変わらず PARCO最上階にある劇場へも混み混みエレベーターは避けられないし。でもほど良い大きさでどの位置からも観やすい劇場ではあるんですよね~~オペラなしでも余裕だし

以下、観劇記ですが、開幕直後も直後、思いっきり初日なのでネタバレは反則だと思うのですが 本音炸裂!器用には書けないのでネタバレします。これから観に行く予定のある方は気をつけてくださいませ

ストーリーはこちら

無気力なフリーター、菅原裕一と貞淑な専業主婦、橋本智子。菅原には長年付き合っている彼女がいて、智子には結婚している旦那がいる。その二人が出会い系サイトで知り合い、出会い、恋愛をし、逢引を繰り返す。二人はお互いに何かを求めるわけでもなく、この恋愛に発展性が無いこともわかっている。お互い、大切だと思えるパートナーがいるにもかかわらず、身のない「浮気」を繰り返す。会っている意味など考えず、「裏切る」という行為の罪悪感に苛まれることもなく、惰性ともいえる二人の恋愛は続いていく。そして、家に帰れば、お互いのパートナーに対して、別の愛情表現をする。それを壊す勇気など無い。この先、自分はどうしたいのか。そんなことは考えない(ふりをした)まま、ただただ、日常生活をこなしていく…。(公式HPより)

15分の休憩を挟んで1幕110分、2幕70分、かなり長いです。1幕は裕一と智子がテレクラで出会う経緯とベッドインするまでを描いていて、2幕は裕一と同棲中の彼女、橋本夫妻、それぞれのカップルが辿る末路と二人を取り巻く人たちの秘密や真相が明かされていく流れになっています。じいが予想していた方が過激だったような 智子の旦那には間違いなく女がいるとは思ったんですよね~~1幕で同僚の名前を出して電話しているところから明らかに怪しかった……じいの女の勘…か ただ、その浮気相手は裕一が同棲している彼女だと思ったんですわ。実は一緒の会社で働いていた~みたいな あるいは、2幕で旦那が智子に内緒で裕一に会いに行く場面があるのですが、その演出が1幕で裕一と智子が初めて会った時のシチュエーションと同じにしてあるんですよ~~明らかに狙った演出だと思うんだけど、、、旦那が実は「あっちの方」の趣味があって男同士で結ばれちゃう?みたいな展開とか考えてて……(笑) でも真実は意外に普通 旦那は普通にどこかの女と浮気してて同僚に口裏合わせをしてもらっている、同棲中の彼女も浮気はしているけど相手は裕一の友達だったという……ね、そこら辺に転がっている普通のお話でしょ

長めの1幕は面白かったです。あっという間に終わった感じ 幕が上がって、いきなりAVですか~~“真っ最中”の音声が流れてて、まぁこれが作品の核にもなっているわけですが、裕一と智子の行為があらわになるのは1幕ラストだけ。そこに行き着くまでの二人のやり取りが面白いんですよね~~きっかけはテレクラ……って今時は出会い系サイトなのでは?と突っ込みたくなったけど 敢えてアナログにしたのが逆に二人の後ろ向きな生き方を象徴しているみたいでイイ味になっていたと思います もちろん二人とも中学生のカップルではないので(←そういうセリフが実際にあるの~)その気はあるんだけど、なかなか踏み出せないグダグダ感やもどかしさが癖になるというか……奈津子さんと圭クンの何ともいえない微妙な間とおどおどとした喋り方が良かったです。ここでの会話、時事的芸能ネタが満載。じいはあまりお笑いに詳しくないので理解半分って感じだけど、ブラマヨとかM1ネタ、他にスポーツ方面でイチローとか真央ちゃんも

短い方の2幕の方がだるかったのよね~~間延びしちゃってたというか、もう少し簡潔に上手く描けなかったのかなぁって 二つの家庭(同棲の方も一応「家庭」にしときます)の成り行きを同時進行で順序立てて描いていかないといかないので仕方ないとは思うのですが(映像ならエフェクト等々で解決できそう~♪)、最後ら辺はもういいや、みたいな感じになっちゃって……それと、結末がしつこいと思ったんですよね~~結局そのまんま 裕一と智子、旦那の浮気、同棲の彼女と友達、全員が関係を続けていくってことになるんですわ それを逐一説明するかのような会話があるので、正直、余計なお世話!と苛々しちゃったのよ~~これはじいの勝手なイメージで申し訳ないのですが、昔演劇が苦手だった頃に抱いていた小劇場系に多い 自己主張タイプの舞台に通じるものがあったんですよね~~しかも、舞台の向こう側の人たち、つまり作り手が準備をしている方向に持っていこうとしている力を感じて、もう少し観る側の頭や心を遊ばせてくれる余白を作ってくれないかな~と思って 例えば旦那の浮気を明らかにするために、口裏あわせをしていた同僚を家に連れてきて智子が席を外した合間に「いつも話を合わせてくれてありがとう」なんてセリフは必要ないと思うし、同棲の彼女と友達が隠れて電話をしているシーンはなくてもその前のぎこちないやり取りで分かる。最後に裕一と智子の逢瀬を初対面の時の演出に似せて描いているんだけど、これももう少し「もしかしたら・・・かも?」位のニュアンス的な描き方をした方が逆に分かりやすいと思うんだけどな~~

観劇前にあらすじ↑だけは読んでいて、昼ドラ並みにドロドロ、あるいは内面をえぐり出すヒリヒリした内容かと思ったら、わりとあっさり……はしてなくて、人間のどうしようもなさや現代人の閉塞感みたいなものは感じたけど、そこまでアグレッシブな雰囲気はありませんでしたね~~ま、どの人も共感できなかったけど嫌悪感は感じませんでした。だって、、、どーでもいいから勝手にやってください!みたいな感じで突き放せたので 不倫している男or女がその相手と張り合って「自分の方がこの人に必要」ってことはないし、お互いに浮気とは別次元の別れる気のないパートナーがいるので、どちらかが独り者で不倫しているくせに「いい人がいたら紹介して」みたいに言う人もいないし、あるいはどこかのぶっ飛んだ王子のように(爆!)片方があまりに魅力的なのにもう片方はウジウジしているな~んてこともないし。。。今回の登場人物、どいつもこいつもヲイヲイみたいなヤツばっかりなんだも~~ん でも、フリーターの裕一に浴びせられる同棲している彼女の言葉、悪気がないのは分かるんだけど今のじいには耳が痛かったなぁ~~あと、智子の妹が「何かを手に入れたら何かを捨てないといけないのに、お姉ちゃんはプライドが高いからまだ自分が大物になれるみたいな気持ちがある」みたいな内容のことを言う場面があって、その欠片はじいの中にもあるかも?な~んて。ま、そこはich gehor nur mir なじいなので……ハハハ

今回のキャスト、多分秋山奈津子さん以外はナマはお初かと。。。奈津子さんはまさに体当たり演技!貞淑な主婦と大人の女の魅力満載の部分を見事に演じられていました 田中圭クンもやる気なし、ヒモ同然のフリーターを好演 テンションの低さと所々垣間見える欲望まっしぐらの男の面の対比がじわじわ伝わってくるのが良かったです。また他の役で観たいと思わせてくれる役者さん。松尾スズキさん演じる橋本浩二、これがね~~もうぅ絶対に現実にいるオヤジでしたね~~悪気はないんだろうけど一言一言が嫌味になる、良かれと思ってやっていることがウザいとしか思えない、会社や家庭で邪魔者扱いされる団塊の世代&ちょっと下の世代のジジイの象徴…みたいな でもね~~実は一番ツボったのはこの人が出ていた場面。智子が旦那の機嫌を取るためにユニクロでトレーナー上下を買ってきて、それを気に入って毎日しつこく着ているんですわ。智子の妹が遊びに来た時にそのトレーナーを自慢するんだけど「智子が買ってきてくれてね……良いでしょ~このタオル地が」って……はい、もうお分かりですよね~~ここ自体が面白い場面なので普通に笑いが起きていましたが、周りとは明らかに違うツボに嵌った人が二人。隣にいた友人→内野な友人だったので、、、笑わないわけがな~~い でも、このいけすかないオヤジが何気に一番恐かったような?!智子は妊娠しちゃって、裕一との間に出来た可能性の方が高いんだけど、それを知ってて自分の子供と信じているように見せて智子に優しくするんですよね~~それが逆に追い詰めているように見えるから、それが復讐のように思えてねぇ~~ちょっと冬彦さん?麻利夫さん??っぽいタイプのように見えるのは気のせい???
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さすがにきつかった~

2010-05-07 16:23:00 | その他いろいろ
朝から蒸してますぅ~~断続的に強い雨は降るし。閉め切ると暑いし、開けっぱは寒いし、もうぅ~どうしてほしいんだか意味不明な気分屋の空模様に苛っ としてしまいます。今日は連休明けの初勤務~~さすがにヘロってました 半日勤務なのにこれではフルタイム勤務の方々には申し訳ないのですが 身体的にはむしろ働いている方がメリハリができて楽なので調子は上々!でも、精神的に 自分だけで完結する仕事ではなくて周囲との意思疎通が必要なので……いけない と思いつつ気持ちが浮上しないんですよね~~まだまだネコをざっと100枚は被っていますが、それでもごまかせないテンション っぷり。半分は寝不足もあるんだと思うけど、、、いかんな~~自分に喝っ しかもじいの「定休日」だった木曜日=昨日に前にやった仕事のミスが発覚、いない間にフォローしてもらってたみたいで……今日は何の問題も起こさずに(爆!)順調にこなせたわ~とホッとしていたのに 少し次の段階に目標を設定し直すことにしようかな~~現段階で一人でこなせるようになったことは完璧にこなす&手伝われる状況を作らないこと 頑張るぞーぞーー

帰宅後に遅い昼食を食べながらネット上を徘徊 前から気になっていた舞台、方々で感想を読んでいたらやっぱり諦めきれなくて取ってしまいました……新国立でやっている東京裁判三部作。もう完売していると思ったら劇場分がまだ残っていたので 今回取ったのは2作目なのですが、3作目も一緒に~と電話したらこちらは完売。ん???さっきネットで確認した時は何公演か残っていたのに~~タッチの差だったのか、幻覚を見ていたのか 夢か現か幻か、、、トホ~~残念 また戻りor当日券があるかもしれないからチャンスがあれば

これから渋谷へ 急きょ観劇が決まったので行ってきま~す
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公式サイト限定の予告

2010-05-06 16:27:01 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
今日でじいも連休が終わります。2、3日前は曇りの予報だったのに晴れちゃって……っていうか暑くて でも明日はさすがに降るっぽい?そんなわけで強風と闘いながら洗濯三昧の1日でした

後半の連休は見事に引きこもりました 外は日焼けまっしぐらの危険な太陽光が燦々と降り注いでたし。でも、昨日は観劇に行けたから十分に満足でっす 実はですね~~夜な夜なあることに嵌っていたんです デジタルな時代、本当に便利というもので(著作権的に見ると後ろめたいんだけど…)この映像が見たい!と思ったらすぐに、しかもお手軽に望みが叶ってしまうんですよね~~じい、小さい頃、と言っても思いっきり物心はついていた年齢になっていましたが、当時はテレビの視聴時間が決まっていて見せてもらえなかったとか、食事時でこれまたNGだったとかで存分に見られなかった番組を見たいな~と思って某動画サイトをウロウロ徘徊 某ドラマ……これは言ってもいいや(笑)「セーラー服反逆同盟」と某アニメ……こっちは恥ずかしくて言えない をほぼ全話見倒し、他にもいろ~~んなドラマをチラ見してしまいました あまりのあり得なさとぶっ飛んだ演技レベルが逆に面白すぎて、、、多分あと2週間もすれば完全に抜けると思うのですが……凄いですね~~80年代パワー

今更言っても始まらないと思うのですが、じいってかなり浮気性 それも瞬間的にあちこちにフラフラ~~自分でも呆れるというか堪え性がないというか……昨日も誰に、とは言わないけど……って誰なんだ? 一瞬だけフラ~とどっかに行ってたように感じたのは……気のせいね あなた~~だけに~~続く道を~~♪じいには一人の人しかいません 何だろう、、、もはや恋じゃないわね~~流行りの歌にあるような、また君に恋してる、まだ好きになれるから~♪もちろん今もそれを繰り返しているんだけど、恋とは違うステージにじいの気持ちがあるように思う所があって……その分深くしぶとくなった気はするけど ……と、勝手語りを始めてしまいましたが、ホント特別な存在なんですよ。昨夜アップされた「臨場」の予告を見ながらつくづく実感したというか、気持ちから顔の緩みから頭から、何から何までぜ~~んぶスペシャル ホントの幸せを運んでくれるお人はやっぱり内野さんだけだわ カイ君を撫で撫でする倉石さんにも萌えちゃったけど(手フェチ的にも……ね)、最後は素の照れ笑いだったけど「水曜9時臨場!」と近づいてくる倉石さん もうぅ~~顔が緩んで緩んで、、、緩みっぱなし、どうしてくれよう!という位ニヤニヤしちゃったじゃないのよぉ~~ 他の番組を見たいなんてこれっぽっちも思ったことはないので、根こそぎ受け止めますから

この映像、捕獲したいんだけどな~~いろいろ試みているんだけど、「じいが欲しいのとは違うな~」と呟きながら目下格闘中、、、ムズイッ!
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レベッカ 1回目

2010-05-05 23:57:02 | 観劇記
今日は久しぶりも久しぶり!レミゼ以来かも~~帝劇に行ってきました もちろん演目はレベッカ 曲は文句なしに好き 内容は……まぁそこはキャストと演技の問題と関係があるようで(爆!)そこら辺の話は追い追いということで、本日の観劇記スタートでっす それで最初にお断りを。。。ところどころ 毒吐きしておりますので、特にダンヴァース夫人&マキシムさんのファンの方は引き返した方がよろしいかと

じいが観たのは2年前の初演@クリエ。今回はハコの大きい帝劇ということで迫力 を期待したのですが(ウィーンオリジナルは凄い……らしい?)、意外にショボかったような……一番の期待場面、2幕終盤のマンダレイ屋敷が焼け落ちるシーン。クリエでは使えなかった本物の火を使ってあったんだけど、5、6個の灯が3ヶ所のみ あのぉ~~ 逆にしょぼさ&貧相さがバージョンアップしてるんですけど こんな中途半端なことをするならクリエ同様に赤い背景で良かったんじゃないの?と突っ込みたくなりましたわ 背景といえば冒頭の紗幕越しにうっすら浮かび上がるマンダレイ屋敷の門。じい、初演の時にめちゃめちゃ気に入ってたんですよね~~でも今回は舞台面積の差だと思うんだけど、吸い込まれそうになるような迫り出し感というのかな?そういうのがなかったのが残念 しかも照明が妙に青っぽくなっていたのは気のせい?前はもっと緑っぽかったように見えたんだけど……今回のは思わず黄泉の国?別の音楽が聞こえてきそう 更にゴンドラとか降りてきたら完璧なんだけど~~って、、、病気だわ。失礼しました あと、1幕のモンテカルロのホテル。初演の時はリゾートホテル風だったと思うのですが、今回は普通のロビーっぽい感じでヴァン・ホッパーズ夫人の立ち位置も上手側に変更。「わたし」に対して「もっとこのホテルの格式に相応しい振る舞いをしなさい」みたいなことを言う場面があるのですが、それにしては激しく薄っぺらくてちゃちいセットだったような……ここは前の方が良かったな~~休暇に来てる感が出てたし。そうそう、それと舞台上の人数 確か初演の時と変わってないんですよね~~人数も顔ぶれも(不確かだけど多分そうだったはず…)。実力のある方々が揃っているので、20人にも満たない人数でこれだけの迫力が出ていて素晴らしいと思ったのですが、やっぱり帝劇の舞台を埋めるには何となく不足感があるというか パーティーや屋外ゴルフのシーンは特に!そんなわけで、じい的にはクリエサイズで凝縮された濃厚な舞台が合っている気がしました。

今日のお席、これまた久しぶりに2階後方のB席から見下ろしてきました。1階は覗いていないので分からないのですが、2階前方のサイド=S・A席は全く入ってなくて、最初から封鎖されてたっぽい?ただね~~じいは1階前列で観る勇気はありません だって今日も震えながら観てましたから……笑いを必死に堪えていたので腸がよじれるかと思いましたわ もうね~~針で突いたら涙が溢れる、じゃなくて抱腹絶倒!笑いがとまらなくなりそうで。。。これ、5年前に黄泉の国の友人と2階の一番後ろで大きい閣下さんを観た時と同じだわ 何故なのか、、、これだけで分かってもらえると思いまする……手が!手がぁ~~!!要らないかもしれないけど後ほどのキャスト感想で(爆!) なるべくオペラでパパラッチしないよーに、敢えて焦点を合わせないよーに努力しないといけないのって一体……

音楽はどの曲もお気に入り。相変わらず 特にアンサンブルのナンバーは他のクンツェ&リーヴァイ作品の曲を彷彿させるし、確か2幕の幕開け?だったかな~~効果音っぽく流れる出だしの不協和音が伸ばされるところは思いっきりエリザだし……と、まぁそれは置いといて、初演以来ドイツ語のオリジナル版だけど曲は頻繁に聞いていたので音楽はバッチリ!おかげで余裕で楽しめましたね~~時折頭の中で音声多重状態になって困ったけど(笑) でもね~~じいの頭は何て勝手!というか 原詩は??なので今までずっと2年前に観た初演でのうろ覚えの歌詞の記憶を重ね合わせて勝手に曲と物語を組み立ててたみたいで、えぇ~ この曲ってここの場面だったっけ?この人が歌ってたっけ?? と思いっきり勘違いしていたところがあって焦りました。やっとこさ今日ちゃんと修正できたので次回は大丈夫かと オリジナル版に比べたら、確かに音程は だしテンポも遅いのですが、HP上の映像を見た時に危惧した程は気にならなかったかな~~っていうか、まぁいい方に考えて人それぞれに合う音域というのがあるし~と無理やり納得……いえいえ、十分に堪能させていただきました。噂のマキシムが歌う新曲ですが、、、ゴメンナサイ 邪魔!とまでは言わないけど要らないかも~~しかも、祐サマの音域に合っていないのか、その表現力が・・・なのか、う~~ん、じい的にはかな~り微妙でしたね~~それと、、、どうしてもスルーできないことが2つ。1つは「わたし」が自我に目覚めて「ミセス・ド・ウインターは私よ~♪」とダンヴァース夫人に言い切る歌。いや、これは言葉の響きの特性だからどうしようもないことなんだけど、「Mrs.de Winter bin ich」とスパーン と斬るような響きがすっごく好きだったんですよね~~それが訳詞になると「ミセス・ド・ウインターは私~」と最後の最後でがっくし みたいな。。。あと、、、これは激しく改善を求めます 2幕でマキシムがレベッカとの過去を告白する時に歌うナンバー 歌詞を覚えていないので観た人じゃないと??になるかも~~申し訳ないです 静かに説明する部分の旋律→感情が爆発して歌い上げる部分の旋律という感じの流れの曲なのですが、2つの部分の旋律の転調が明らかに違う 例えば、普通なら原曲がハ長調だとして、歌う人の音域に合わせる為に転調するなら全部分をト長調にするところを、ある部分はト長調、ある部分はヘ長調にする…みたいな感じになってて 何だか普通の旋律のところは原曲に近くても大丈夫、歌い上げるところはその音は出ないから下げてま~す♪みたいに聞こえてすっごく不自然なんですよね~~だってあの祐サマが歌うんですよ~~まさか歌えない?!なんて事情で変わるとは思えないし……いや、アレは絶対に直した方がいいと思うぞぉ~~

以下は言いたい放題のキャスト感想。

わたし@ちひろちゃん、周りを圧倒させる存在感や華々しさというのとはちょっと違うんだけど、良かったと思います。前半のオドオドした感じも未熟な可愛さが出てたし、マキシムの告白を聞いて愛を再確認して強くなるところも、ガラッと雰囲気が変わるところが凄いな~と思いました。具体的な仕草や喋り方のどれが…というのはないのに、醸し出す空気感というのかな~~マキシムの告白を聞く→抱きしめる→ダンヴァース夫人と対峙するという短い間に明らかに変わっていたのが素晴らしかったです

種類は違うけどウザさ満載の濃厚キャラ!ヴァン・ホッパー夫人@寿ひづるさん&ジャック@吉野圭吾さん。スッポンの如く(笑)一度食いつかれたら絶対に話さないだろうな~~と気持ちいいほどやりたい放題のヴァン・ホッパー夫人、心から楽しませてもらいました 嫌なヤツなんだけどおバカかげんが何気に可愛いジャック・ファヴェルもイイ味を出してたわ~~最近の吉野さんってこういうキャラが板についてきたような ベアトリス@伊東弘美さんも安心して観られるし、フランク@禅さん、もうぅ~~この人には癒されます。しかもその役としてきちんと舞台に存在してくださるから嬉しくて嬉しくて←問題のある人「たち」がいるのでね~~グハッ 初演同様(笑)最後までイイ人で良かったわ~~2幕終盤でジャックと並んで立つ場面があるんだけど、別の舞台だったらそのままワルの方に仲間入りしそうで 今回から変わったベン役にはtekkanさん。前回の治田さんも好演だったけど今回もなかなか……ちょっと障害がある役なのですが、その障害の方向性はちょっと違うのかな~と感じました。

そして、、、ここからはかなり毒を吐きます 涼風ダンヴァース夫人ですが、、、予想外に(笑)腸煮えくり返る~ の状態にはならず……そこまで酷くはなかったです それなりに恐かったし、低音の迫力もあったし、他の作品で感じた「邪魔!」と言いたくなるような存在ではなかったし←褒めてます もしかしたら低い音程を鳴らす曲調に助けられた?暗い役どころが美味しかった??せいもあったのかもしれないけど、それでもやっぱりね~~そういう役を演じるだけの力がないとダメなわけだし。涼風ダンヴァースの場合、何か見ていて切なくなってくるというか、レベッカに執着することで生きる意味を見出しているのが可哀想でね~~ 特にカトレアが入ったガラスケースにすがって歌うところ、妙に悲しかったですわ。ただし やっぱり凄みが足りないのよね~~決して哀れみを感じるだけのキャラじゃないわけで、肉親的な&主従関係として、という両方の“情愛”が綯い交ぜになっているというか、いきつくところまでいっちゃった恐さみたいなものが全く感じられず。。。「わたし」を追い詰めていくところも、せいぜい姑が嫁いびりをしている程度にしか見えなかったし。あと、1幕の初登場シーンや2幕の模様替えシーンで、にぎやかに立ち回る使用人たちとは対照的に、ダンヴァースの周りだけは漆黒の闇を感じさせないといけないと思うんだけど、そこの落差が全く迫力がなくて 更に、、、最初はまぁまぁ我慢できたんだけど、後半になって歌い上げる場面が多くなるにつれて重みが感じられなくてフラストレーションが沸々と これまた存在感に物申したかったMA2幕の中途半端な王妃様再び?みたいな感じでちょっと待ってよ!みたいな 何かね~~ダンヴァース夫人個人の中で完結してる感じ この役ってそれだとダメだと思うんです。実際にはキャスティングされていないレベッカという存在を背負って二人分演じてもらわないと 絶対にその存在を目にできないからこそ会ってみたいと興味が湧いてくるし、会えないモヤモヤ感も含めてズッシリ響いてくるところがあると思うし。涼風さん演じるダンヴァース夫人が表現するレベッカには全く興味が湧かなかった……というか、レベッカっていたっけ?みたいな。。。ま、何とかダンヴァース一人分の存在自体が邪魔にならなかっただけマシと思わないといけないの……か…も

で、、、本日じいをかな~り楽しませてくれたマキシム殿 いや、あのね~~1幕の最初の方は衣装の着こなしはともかくとして素敵だったし、ちーちゃんいいな~と一瞬でも思ったのは否定しません(笑) ただね~~正直に申しますが、歌が昔ほどではなくなったような気が……いや、上手いんですよ、やっぱり。2幕最後の「わたし」とのデュエットは素晴らしかったし、相変わらず憎らしいほど音符を歌で操れる力のある人だな~とは思ったんです。音楽記号を歌で実感させてくれる歌唱力のある人ってなかなかいないし。でも、一時ほどの迫力というか、他の問題点、、、手とか足とか動きとか……以下省略 とにかく“あれやらこれやら”を圧倒してしまう歌の力が最近は感じられなくなったんですよね~~祐サマの持ち味というのかな~~ファルセットっぽい歌い方も、、、何かに喩えるのは止めておきますが まぁそういうことで(笑) 演技の方は……はい、相変わらずです、ということで後は察してくださいませ マキシムの周辺にいるフランクやベアトリスがマキシムの心情等々をいろいろと説明してくれるんだけど、「へぇ~~そういうことだったんだ」「ほえ?そんな風に思ってたんだ」とビックリする~みたいな……だってぇ~~マキシムを見てても全然分かんないんだもん、っていうか、見たら大変なことになるのでね~~手が足が じい、、、撃沈

あぁ~~よく笑って面白かった……って、激しく間違ってるよぉ~~ 何だろうな~~演目は好きなのに後に残るのは物足りなさ。初演の時にも書いたかもしれないわ……もう少しちゃんと歌詞の世界や言わんとすることを伝えてくれる人たちで演じてもらえると「観たぞ~」とイイ気持ちで劇場を後にできるのかもしれないです。アレコレ言いまくっておきながら来週もう1回行ってきますぅ~~シルビア・ダンヴァース夫人でスッキリするぞ~~
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八日目の蝉

2010-05-04 23:51:30 | テレビ・映画
今日は暑かったですぅ~~ 今も1箇所だけ窓を開けていて、念のために虫除けのアースノーマットもスイッチオン

昨夜はじいママと話していて、まぁ普段から近所の井戸端話レベルから突如マジメに世界情勢について語ってみたり~(笑)と、それはそれは脈略のないグダグダ話なのですが、何の話からか“高貴な”家庭の“不登校”話なんぞになって、じいは「遅くできた子供の親ってゆとりある子育てができるなんて言うけど、若さゆえに無謀さが目立つヤンママより遥かに性質の悪いバカ親になる可能性が高い!」と吠え、ママンは「あれは嫁さんを選び違えたのよ」と……あはは~~これじゃあマックスパパとゾフィー様 ワイン片手に歌い上げてみる……とか でも、最近じいがあまりうるさく言わなくなったのをいいことに……というか励ましてるつもりで言ったんだろうけど、ここのところ何かにつけて「そのうち良いことがあるわよ、ジョブもラブも」なんて繰り返していたので、まぁ英語的には違うけど日本語としては韻を踏んでて上手いじゃん!とそんなことじゃなくて、ここら辺で釘を深~くさしとかないと と思って「世間で言うところの幸せと引き換えに所帯じみた生ぬるい雰囲気を醸し出すような存在にはなりたくないから」とバッサリ 最近ちょっと仕事関係でそういうのを感じたことが立て続けにあったものでねぇ~~ ま、そんなことを言いつつ今日は柔軟剤と美容液パックの最安値を求めてドラッグストアをはしごしたり、ハンバーガーの半額クーポンをチェックしたり……いんや、コレは賢い生活者なのでっす

ところで、実は毎週欠かさずに見ていたドラマがありまして……今日が最終回だったのですがNHKで放送されていた「八日目の蝉」 最初は岡田浩暉さん出演 というのがお目当てだったのですが、よくよくあらすじを見てみたら去年読んだ本だったという。。。とにかく誰に対しても共感できない後味の悪い話でした。強いて言うなら連れ去られた子供の薫=恵理菜とその実母・恵津子が一番可哀想なのかな~とは思うけど……う~~ん、これまた違うような 最後に恵理菜が不倫相手の子供を産もうと決心するところも身勝手だし、成長した恵理菜を追いかけて名前を呼んだ季和子なんて、そこで敢えて呼ぶか?とムカついたし ま、彼女の場合は裁判で最後に発した言葉や刑務所内で書いた手紙に関してバカか?と思ったけど まぁね~~そもそもは軸になっているテーマ自体が何だかな~って感じでした。何の責任もない子供という存在を免罪符にして大人たちの言動の言い訳にしたり、母性を絶対視したりしているのが気分悪かったです。じいの勝手な感じ方だけど、どんな形であれ母性は必ずあって~と肯定していて、それとは違う感性や意見を持つ人は人として問題があるんじゃないの?みたいな方向に向かわせる危険を孕んでいるような描き方なのでは?と思ったんですよね~~そこがなんとも気分悪いっ!母と子の結びつきを否定する気はないし、じいは独り身だから説得力はないかもしれないけど、子供という存在に対する感性を基に自分と他者との関係を語ることこそ説得力がないんじゃないかな?と思うのよね。“そういう感性”って人によって違っていいものだし、人間だから本来持っている、こうあるのが普通、なんてことはあり得ないんだし。

ただ、それとは別にざらついた気持ちが残るというか、去年考えに考えた「ブラックバード」とは全く違うんだけど「根源的には」という意味では似ている“気持ち悪さ”があったんですよね~~そういう部分で人間ゆえに持つ感覚の存在があるがゆえなのかな~~と思うところも それと、、、じいは「子供に罪はないから」的な見方で批判をねじ伏せたり、やってしまったことを正当化するようなことは大嫌いなんだけど、それとは別に子供がないがしろになるような覚悟のない不倫関係の二人というのは許せないです。子供ができたとか誘拐したとかそういうのはもちろんなかったんだけど季和子と同じことをしていた人を知っていて、不倫していることを隠して相手の子供に会ったり、真実を相手の家族が知っていないことを平気で自慢するような発言をしたり……一番可哀想なのは子供。そういうことは全部感じ取っているものだと思うし~~ふと、その人のことが頭に浮かんじゃったわ
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