一葉一楽

寺社百景

高千穂神社 - 脇社

2023-12-21 10:09:51 | 神社
高千穂神社と呼ばれるようになったのは、明治二十八年(1895)、三田井神社からの改称である。明治四年(1871)以前は十社大明神または十社宮と呼ばれていた。祭神は三田井氏の祖、御毛入野命とその眷属十柱である。延喜式神名帳にその名はない。
延宝四年(1676)延岡藩主有馬康純が再建した本殿は明和六年(1769)に焼失。安永七年(1778)延岡藩主内藤政脩を大檀那とし正遷宮、大工は大分鶴崎の牧義右衛門であった。拝殿・神楽殿も同時に竣工している。脇障子には三毛入野命を題材とするが、いまひとつは脇障子ではなく、脇社である。祀られているのは「田の神」稲荷神である。





  

  



 



 

(注)2023年12月撮影
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