三輪車

電動自転車の良さはここ何ヶ月かで実証済みだ。
そうなるともう少し実用的なものが欲しくなってくる。
調べて見るとアメリカではかなりの需要があり種類も豊富、
値段もリーズナブルだ、
それに比べるとフランスでは自国生産のものがなく、
あってもプジョーのかなり高価格のものがある、
オランダやデンマークもそれらと同じく高額なものであるが
それぞれ頑丈そうな作りでもある。
UKはとみるとフランスよりはまだマシな物と値段で輸入税を払ってもいいかもしれない。
今欲しいものはトゥライシクル、三輪車だ。
大きな荷物も入れられマルシェでの買い物にも寒い冬や雨以外は役に立つ。
二輪車だとカーブを曲がるときは自転車ごと傾けて曲がるが三輪車はそうはできないらしく
ちょっと変わった経験だという。
でもこれが欲しい。
とはいえぼくの性格から二、三日後にはすっかり忘れているかもしれない。

飲酒

梅雨空が去り青空が広がってきた。
4、5、6、7月と日本で過ごした,特に安曇野で過ごしたのは
50年以上ぶりになるのだろうか、いい季節ではある｡


実は１週間ほど前からお酒を飲み始めた。
煮込み野菜を作っている時ミリンの代わりに日本酒を入れそれを舐めたのがきっかけだった。
最初は冷酒をお猪口二杯ほどだったが次第にグラス半分、そしてグラス八分目と増え始めた。
食欲増進酒としては許容範囲であろう、と思う。

目新しい食材はよく買ってみる、
コリンキー、カボチャの一種でまず皮ごとスライスして生で食べてください
と能書きがある。
早速食べてみるとシャキシャキとした食感で種のないキュウリのよう、
キュウリのように水分は無く風味も全くない。
無味無臭、つまらない食べ物だった。
千切りにしてサラダに入れるといいかもしれない。

失敗其のニ
産直は自転車で行ける範囲内に五箇所ある、それぞれ違うものが置いてあるので毎日違う所に行くようにしている。
今日は一番遠い所に行った。卵を見たら急にオムレツが食べたくなり購入、
小粒な卵はオレンジ色のネットに２ダース入り300円だった。
田舎道と言えども車の往来はよくあるので歩道を走るのだが
歩道は所々亀裂が入り雑草が生えている、
そこにサスペンションの無い自転車が通るとかなりのショックでガタンとなるわけだ
最初のガタンで卵の一つがわれたようで用心していたのだが
二度、三度と重なると一つまた一つと割れているようだ、
そのうち上の卵の重みで徐々に割れ始め漕いでいる靴の上までタラタラと流れ落ちてくる、
旅は始まったばかりでこの先こんなことがあると家に着くまでに全て割れてしまうだろうと思い残念ではあったが田んぼの横に放置してきた。

運転免許証

これでようやく日本でも車の運転ができる、と言っても車がないんだぁ。
「外国でとった運転免許はその地に最低90日間滞在していなくてはならない」
と言う証明には当時のパスポートが必要だった。
そこで古いパスポートを送ってもらいそれで証明ができたというわけです。

運転免許センターというところは一県に二箇所あるのか、
毎日予約でかなりの人が更新手続きに来ているようだ。
中には明らかに90歳以上と思える人も、
でも田舎では車がないと生活しようもないのが現実だ。
外国免許からの切り替えはほんの2、3人だったけれど電車移動で丸一日かかった。



古き良き昔は普通免許でかなりの大型車や自動二輪が運転できたそうだが
今はいわゆる普通の車しか運転できない事を強く言われた。
そんな大型車を運転する気持ちはさらさらない事を伝え、
3年間有効の日本の運転免許証を手に入れた。

悪玉

コレステロール値は10年ほど前から平均より高いと言われていた。
5月初めの血液検査でもLDL(悪玉コレステロール)は167、許容範囲は80〜119
HDL(善玉コレステロール)は108 40〜　これは多分良いのだろうと思う。
人間ドックの後からは食生活は沢山の野菜と魚がメインで肉類や油脂類は以前に比べると極端に減ってきていた、
そして2週間の入院中は究極のダイエットであったはず。
そんな生活が2ヶ月ほど続きさてコレステロール値が気になりだした。


市販の検査キットがある事は知っていたが、一滴の血液でどれほど正確に測れるか疑問だった、
さらに10項目程の検査ができると言う。
採血、郵送して3日ほど経ち結果をオンラインで見ることができた。
なんとLDLが120という驚きの数値、
100パーセント信じることはできないがある程度は参考にしてもいいのだろう。
あのようなダイエットでこのような数値が出るのならそれほど苦でもないことだ。

こんな言葉だ育った世代ではないのだが、

「欲しがりません勝つまでは｡」

産直巡り

今は食べる事、寝ること、サイクリング、そして読書に明け暮れている。
道の駅や産直の存在ををすっかり忘れていて早速行ってみた。
地元の人が作っているから輸送費もかからずスーパーよりはるかに安い。
お目当てのクリカボチャが250円で売られていた、
切り売りではなく一個売りだった。
一個はおそらく無駄にしてしまうだろうと思い、
あとでスーパーで買うことにした、ところが四分の一のサイズが250円もした｡
あぁ！やっぱり丸ごと一個買うべきだった。


次の日は違う産直へ、大きなスイカが1800円、これはいくら何でも大きすぎる。


以前一度だけ食べた水茄子、迷わず買った。
こんな美味しいものがある日本は何て素晴らしい。