風が吹くためか体感温度は0度 とも言えるような寒さで去年の今頃と比べると寒さは厳しいような気がします。
そんなことも重なり着物の生地から二枚のシャツが出来上がりました。
木曽路で買った反物は端を燃やしてみるとやはりウールでした、夏の半袖にはちょっと暑いかもしれません。
早く暖かくなって欲しいものです。
風が吹くためか体感温度は0度 とも言えるような寒さで去年の今頃と比べると寒さは厳しいような気がします。
そんなことも重なり着物の生地から二枚のシャツが出来上がりました。
木曽路で買った反物は端を燃やしてみるとやはりウールでした、夏の半袖にはちょっと暑いかもしれません。
早く暖かくなって欲しいものです。
新年になり三日目でようやく晴れました、でも霜が降りマイナス2度と寒いです。
庭仕事ができる状態ではありません。
初仕事は春用シャツ作りでした、寒い間は買いだめしてある生地で部屋篭りです。
ニット風なウールでベストも同時進行で3日目に二つ出来上がり。
シャツ作りは始めると2枚目、3枚目と簡単に進んでいくものです、
これは母の古い着物からのシャツです、
箪笥に眠っていたものをみつくろって持ってきました、
合繊ではないし何の素材かなと繊維を燃やしてみるとウールでした、
着ていたのを見たことはないし着た様な形跡もないので
おそらく何かのために縫っておいたのでしょう、
これをほどくのは気が引けたのですが
パッと光が当たると虫喰い箇所から光がもれたのです、
そんなことで一気に糸を抜き始め気兼ねなく作ることができました、
虫喰い箇所を避け真新しいウールのシャツができました。
庭の一角に新しい花が咲き始めた、これは臭木(クサギ)かな、
と思い調べてみるとクサギは葉をちぎると嫌な臭いがするという、
葉ををちぎってみても悪い匂いなどしないし花は芳香で見栄えのする花です、
でもやはり臭木の花に似ている。
柄合わせのプレシャーで長いこと見てはため息をついていた波模様の着物の生地のシャツが出来上がった。
よーくこの柄を見ているうちに上下があることに気が付きました、
上下を合わせさらに柄を合わせるということはかなりの無駄な生地が出てくるし
そうなるとシャツ一枚もとれないかも知れない
ということを口実に柄あわせはしないことにして作業を進めました。
その結果それほど目ざわりでないことに一人で納得。
ところが肉眼では気がつかないところに
写真で見ると明らかに柄の濃淡が見えるのです、
後ろ中心は柄は無視して適当に縫い合わせたのですが
偶然だった様で胸回りと腰回りに濃いシャドウが見えます、
おそらく染め型紙のつなぎ目あたりなのでしょう。
サラサラで着心地の良いシャツができました。
着物の裁断も縫い方も知らないけれど
先日買ってきた洗い張りされた生地を見てビックリ驚きました、
洗い張りされる時も袖や襟元を縫い直して一枚の反物にしてから洗われるということ、
それがこんな小さな波模様がピッタリ合いまるで一枚の反物のようでした、
これは前身頃のあたりかこんな風に継いであるけれど、
表から見ると柄もピッタリ合い左のほうにある継ぎ目がよくわかりません、
着物の生地でシャツを作るには後ろ見頃のセンターと袖のセンターを継がなくてはならず、
この仕事ぶりを見る限り柄はどうしても合わせないと恥ずかしく感じます。