マリアの思い出

2009-06-18 | Weblog
材料不足ということもありいまだに一つも完成したチュチュがないまま
新たに違うものに取りかかってしまう。
生地が違うとまた新しいアイデアが浮かび楽しいとはいえるが
いい加減最初の物から完成させなければならないだろう。

このボディスが終わり飾りをつけ始めたところなぜか90年代初頭に作っていた
マリア ビョルンセン デザインの 「眠れる森の美女」 の雰囲気が漂ってきた。

マリアは彼女の意図していた物が出来上がらないと 
“No good” とは言わないものの口数が極端に少なくなり
結局は作り直しを余儀なくさせられるという最悪な状況だった。

当時は二度と彼女の仕事はするものかと思っていたものの予期せぬ彼女の死で
それが現実となってしまった。

「マリアに捧げる」
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