
クリスマスキャロルが ケインブリッヂキングスカレッジ からの生中継放送で流れてくると宗教の違いはあれど背筋を伸ばして聞き入ってしまうものだ。
通っていた幼稚園の園長がクリスチャンだったせいかクリスマスには日本語の歌詞で歌った幾つかのキャロルがあった、
聞き覚えのあるメロディーが流れてくるとおぼろげに日本語の歌詞が浮かんでくる。
僕らが元旦に新しい下着や靴下を着けていたようにカソリックである相棒はすべて新しいものを着けてクリスマスの朝を迎える。
数日前の寒さが嘘だったように穏やかなクリスマスがやってきた。

