現れた青空

2011-02-09 | Weblog

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長いこと忘れ去られていた太陽がロンドンの上空にも現れすがすがしい青空におおわれた。

先週は聞き慣れないセイントの誕生日とかでスコットランドの内蔵詰め物料理のハギスで友人との合同130歳のお祝いや相棒のちょっとしたおめでたい事で寄り集まってきた。

 

12月のとある日郵便配達が素晴らしい知らせを持ってやってきた。

その時の郵便物はおそらく相棒が新年明けの審判員義務に行く追加の案内だろうと軽く思いその手紙を手渡した。

審判員義務は一生に一度あるかないかの逃れることのなできない国民の義務でもありその義務に彼は初めて選ばれびっくりしていたところでもあった。

On Her Majesty's Service と書かれたブラウン封筒の中の手紙にはその知らせとは異なった内容が書き込まれていた。

英国国民勲章の一つの Order of British Empire という称号を相棒が授けるられたという知らせが入っていた。

二年ほど前にそれとなくほのめかされ当時は少なからず期待しながら待っていた事を思いだすと なぜ今になって? という気持ちのほうが強くあっけにとられていた。

サー の称号にはとどかなかったものの一教職員から三十数年のあいだ教育者として地元の学校発展に尽くしてきた賜物だろう。

現職中に受賞していれば励みにもなり歓びもことさらだったはずなのに退職した今はどちらかというとかたすかしという感じだ。

それでも現職中の功績を認められその証として女王陛下から勲章を頂くのだからありがたいものである事には違いない。

おめでとう!!