イタリアからチュールが届いた、全部で6ロール、500ミーターだ。
段ボール箱を開けてでて来た鮮やかなグリーンやブルーのチュールは注文したものとは違う、
いくら森の妖精の衣装とはいえあざやかすぎるではないか、
一瞬めまいがして絶望的な思いがしたが底の方まで掘り起こしていくとなんとパステルカラーのチュールが注文した通りはいっていてホッとする。
どうやらフィリングとして出来損ないのチュールで空間を埋めていたようだ。
捨てるにはもったいない程のパリパリしたチュールはさっそくヴェスパーのデイベッドと化したのです。