ギブスという名前は英語ではないし、医療用品だからドイツ語かなとも思い翻訳サイトで探して見ましたがなかなか見つかりません。
英語ではこの医療品名は通称「Plaster」と呼ばれ石膏その物の意味です。
そこで石膏をドイツ語の翻訳サイトに入れてみるとギブスだとばっかり思っていたものは
「Gips」ギプスだったのです。
最初に 救急病院でギプスをつけられる時は初めてだったこともあり石膏の粉を水に溶いて粘土状にしたものを塗って行くのだろうとばかり思っていたところ、
今では石膏が浸み込まれた包帯状の布をぬるま湯に浸し柔らかくした後、足に巻くといういとも簡単なものでした。
ところが今日の専門医のところでは最初に「どんな色がいいですか?」と六色ほど違った色のチョイスを聞かれ、緑色を選んだあと何事が始まるのか興味深く見ていると、
緑の包帯状のメッショ布をぬるま湯につけそれを脚に巻き始めました。
石膏らしきものは付いていないので「これがプラスターですか?」と尋ねると
「これはプラスターとおなじ働きをする液状のプラスティックとジェルです」
二重に巻き終わえる頃から触ってみると固くなっていくのです。
石膏のギプスがとても重いことは今回始めて知りました、それに比べるとこのプラスティックのギプスは半分以下の重さで負担が減ります。
専門医に見てもらった結果はアキレス腱は切れてはいないものの
ふくらはぎの筋とともに損傷しているという事で手術を逃れられたことが一番の幸運だったと思います。