帰するところお上りさんのランダム写真集。

2011-10-22 | Weblog

 

 

 

 

サンフランシスコに無いもの といえばあのサクサクとした落ち葉ではないのかな と思います。

公園のグラウンドは青々している、木々も常緑種のようなものが多いのか見なれた秋という景色とは違ったものだ。

 

ふだん家で生活している時はまずしない外食ですがホテル生活になるとそうせざるをえない。

一週間が限度かな とも思うけれどこれが以外と楽しいものです。

まずはアペレティフに どこかのバーに入り一杯のワインを飲みながら夕食に思いをめぐらすのです。

この一杯のワインの値段が驚くなかれかなり値段が違うのです。

最初に入ったところは5ドル、次が3ドル、そして7ドル、最後に入ったバーは10ドルという感じでした。

店構えはほとんど同じような最近の新しいスタイルで清潔そうなバーであるにもかかわらずこのようにさまざまな値段。

3ドルのワインも10ドルのワインも味にたいした違いは無いのはつまるところ場所によるのだろうか。

 

またひとつホテル住まいになって普段と違うことは狭いホテルの部屋に長い間いることなどとうていできないため外出する時間が多くなる事です。

ルートを決めてある程度街はずれまでバスで行きそこからぶらぶらと歩いて戻ってくる。

重いけれどマックブックとカメラをリュックにつめこみWi-Fi付きの心地良さそうなカフェを見つけては一休み、まるで若い学生に戻ったようです。

軽いipad 3はいつ発売されるのでしょう、それまで我慢して待つことにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             

 

 

 

 

             

 

 

 

 

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


1 ドル紙幣

2011-10-21 | Weblog

 

 

 

 

 

 

 

週末に向かって海日和な天気になるそうです。

ソウサリートからホテルに帰ってきたと同時に揺れた地震に驚かされました、この日は二度の地震があったそうです。

サンフランシスコに大きな地震がきてもおかしくないと話しあっていたあとだけに気がかりです。

 

アメリカでは1ドル札がどのくらい出回っているのだろう。

和紙のように柔らかくなって今にも破れそうなものや最近印刷されたものまでいろいろな紙質のものに遭遇します。

この1ドル札をいつも持ち歩いていないと結構不便なことに気がついたのです。

バスに乗るにはこの1ドル札が二枚ないと乗ることができません、

前の晩にチップで使いはたしたりすると乗車拒否されることもあり近くのカフェを見つけて何かをオーダーするしかないのです。

日本で言う昔の100円札のようなものなのにコインに代えることはないのでしょうか。

ジャラジャラコインを持ち歩くことはアメリカ人に慣れ親しむことは難しいかもしれません。

なれてくるとこの札文化もいいものです。

 

 

 

 

            

 

 

 

 

 


自転車屋の犬

2011-10-21 | Weblog

 

 

 

 

 

 

 

長く厳しい三日間の仮縫いが終わり次に始まる重労働まで三日程の休暇です。

車を借りて遠出も考えたのですが事故を起こして無駄にするのもばかげているので

ソウサリートというフィッシャマンズヲーフから対岸に見える斜面に沿った街をフェリーに乗って訪ねることにしました。

サンフランシスコの上空は雲に覆われていたのにこの街の上だけ青空がぽかんと開いています。

到着する頃には雲に覆われてしまうだろうとした予想は良い方に向かい気持ちの良い青空な暖かさでした。

結果的にはこの青空がサンフランシスコ方面まで広がっていったようです。

街のメインストリートにはまったく興味のない新しい商品ばかりの土産物屋とでもいうような店ばかりでたいした魅力のある街ではありません。

そんななか街のはずれに珍しい木製フレイムの自転車屋さんがありました。

木製自転車も興味があったのですがそこにいた二匹の犬にも目が奪われていたのです。

 

二匹とも大きなプードルで一匹は普通に元気な若い犬、もう片方は手押し車に乗っている程老いた犬。

木製自転車を見ているほんの数分の間に涙があふれてくるような出来事が起こったのです。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら自転車屋の主人の奥さんはこの老犬を少し歩かせてやろうと思ったのでしょう手押し車から犬をおろしリードにつなぎ店の前を一往復させていたのです。

その歩き方はまさに足の長い老人の歩き方と同じあわれなものでした。

背後で何かバタンとした音に振り向くとその老犬は横たわっていました。

疲れてしまって横たわっているのだろうと思いながらもその状況を見ているとその犬は一度頭を軽く上げただけでその後ぴったりと動かなくなってしまいました。

女主人は愛犬の死を察したのか犬の横にしばらく添い寝をしなでてあげたあと動かなくなった老犬を抱き上げ店の中に消えていきました。

状況から見ても何の手助けもできず涙があふれ出てくるばかりでした。

愛情がいっぱいな環境で生きてきた犬だったろうし最後の歩きもできたし秋のきれいな青空の下で絶命でき幸せな生涯だったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こんな感覚もようやくおさまり

2011-10-19 | Weblog

 

 

 

 

ジェトラグは近年ますますひどくなるばかりです。

短い時間の間隔で真夜中や朝がたにパッと目が覚めてしまったりします、

それでも三日目くらいになるとその間隔が長くなってきたようでようやく元の体にもどってきたようです。

 

サンフランシスコ到着翌日の仮縫いは二十数体という途方もない数に一日が終わる頃には立っているのがやっとのくらいにもうろうとした状態でした。

かろうじて一日を終らせ外に出てみると陽が落ちるまでの短い時間がまるで夏のような暑さにそんな疲れもふっ飛んでしまいました。

こんな暑さも三日目には海から流れてくる冷たい風に吹きさらされてしまったようです。

サンフランシスコに住む人達が言っている 寒い という感覚はロンドンのそれとはだいぶ違うようでこの程度の寒さは心地良いといえます。

 


魅了させる街

2011-10-18 | Weblog

 

 

 

 

 

 

お昼すぎにヒースローを飛立った飛行機は陽がビルの陰に落ちかけるその日の五時頃十時間ついやしサンフランシスコに到着、体内時計は真夜中です。

ホテルに荷をおろしてすぐにでも街に出かけ一杯ひっかけないことにはそんな疲れはとれません。

 

ヴァン ネス アヴェニュウに面したホテルの近くには見覚えのあるストリートが縦横に走り道に迷うことはないのです。

そんな一つのポークストリートのバーで聴いた思いがけなくノスタルジックなフォークライヴミュージックに一杯のつもりが二杯になり疲れは極限に達していました。

 

しばしの旅行者だからか、それとももうろうとした意識だったからか次なる夢のすみかはここサンフランシスコ、そんな思いをさせる街です。