花柄のシャツを着て

 

フランスから帰ってきて二週間少しというのにとても長い二週間でした。

 

サンフランシスコバレエでは来年四月にドンキホーテが新しい衣装になって公演されます。

その最初の仮縫いの準備でこの二週間の間４０体近くのチュチュのボディスを作っていました。

指はピンで穴が開いたり肩はこりにこったり夕方の一杯のワイン無しではとても成し遂げることはできなかったでしょう。

日曜日サンフランシスコに向けて飛立つ前すべてのボディスとデコレイションのサンプルが出来上り少しホッとしているところです。

とはいえ仮縫いがうまくいくかどうかは始まってみないとわかりません。

不安やら期待がいっぱいで夏に作ってあった花柄のシャツを着て気分を高めるしかありません。

仮縫いは三日間くらいで終りそうです、ロンドンに帰ってきてから再び始まる激しい仕事を前に残りの三日程はサンフランシスコでゆっくりできたら良いのですが、、、

 

 

 

 

いつもの秋がもどってきた

季節はずれの夏は月曜日には去っていきました、仕事部屋も一気に薄暗くなり本来の秋がただよっています。
先週末送られたという生地が到着するまでぽっかりと時間が空いてしまった。
追跡調査をしてみると二つのうちの一つがどこかで留まっているという。
いろいろ先のことを準備していけばいいのだけれど自分一人で決めることもできないもどかしさ。
夕方仕事を終えてからのワインで生き返る今日この頃です。

見通しがたつまで、、、

気象観測始まって以来の十月にしては一番暑い日になったそうです。
家の中は涼しいというのに入り口のドアは西陽であたためられ外に出るとモアーっとしてまるで夏のようです。
大量のチュチュを作ることになり帰ってきてからはその準備で小指がすり切れるほど生地を切りきざんでいます。
一人で働いても流れ作業というべきかどうかはともかく今は切ることに専念し効率よく働いているつもりです。
先が見えるまでブログは不定期かおやすみになりそうです。