ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

夫の米寿のお祝いの会

2020-07-29 07:31:23 | エッセー

 26日は夫の誕生日で、14時から我が家のビルの地下にある、和風「ゆず花」

を借り切って、夫や私の友人、家族で88歳のお祝いの会を開いた。

 私は朝からめまいっぽく、あまり体調が良くなかったが、今日はがんばって

と、自分に言い聞かせた。夫は認知症10年目だが、昔のことはハッキリ覚

えているので、長年羽根木公園のジョギング仲間を、5人お招きした。

 高齢になるとだんだん友人達が居なくなるが、夫を喜ばせたくて、また

参加した方々も楽しんで下さるようにと、私は色々な企画をしていたの

に・・・

   娘・孫・ひ孫

 朝から食欲がなく、目まいっぽくほとんど何も食べず、その会食も食べら

れなかった。大好きなビールも苦く感じ、ワインを飲んでいたが、突然意識

が途絶えて何も覚えていなかった。でも私が皆さん方に楽しんでいただく、景

品付きじゃんけん大会などは、家族に一応伝えてあった。それから、ケーキ

カットのセレモニーもやって、ケーキはお一人ずつ準備した箱でお持ち帰り

頂いた。

 つぶれていた私は、息子と知人男性と二人でエレベーターで、住んでいる

3階まで運んでくれたようだが、デブの私はまるで死体と同じようで、大変

だったようで本当に迷惑をかけてしまって、お恥ずかしい。

 でも、皆さん方も喜んでお帰りになったそうで、これで一大行事も終わり

ホッとした。これからまた、「夫の長生き作戦」は続くが、長い付き合い

の仲間と楽しそうに会話していた夫のために、大変だったが開いて良かった

と思っている。

コメント
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