☆顔について その2
顔は頭を含めた一つの球体だが、その時代は知らない人が多く、顔の老化は
表面の皮膚だけだと認識する人が多かった。私はそれらについてはかなり
詳しく知識があったので、、表情筋だけでは老化を抑えるのは、生理的
にも無理だと感じた。そのため、60歳になってからその方向性を変えた。
顔の老化を防ぐためには、頭、骨格、感覚器(耳、目、鼻、口)口腔内、
鎖骨、デコルテライン、(首からバストの上あたり)など、すべての対応
が必要だ。また、顔の血液、リンパ線などの流れを良くすることも
欠かせない。
※ 表情筋、ツボ、骨格など
思えば随分長い期間、絶えずアンテナを張り、美容に関する情報を
インプットし、それらのすべてを実践していた結果が現在の私で、人工的
な事は一切していないし、若さの元はすべてテクニックを伴う努力で
しかない。思い出せば40歳代の初めに「目じりのシワ」でショックを
受け、それから顔の老化について勉強し、「表情筋トレーナー」になった。
また75歳の時に行ったある方法で、目じりのシワがほとんどなくなり
大変嬉しかったが。そのため、高齢でも努力すればまだ若さは保てると
実感したことで、それらが、現在の探求心の大きな原動力となった。
第一印象は顔だと思うが、たとえお顔の肌がきれいでも、シワやタルミ
がなくても、若々しさは相対的なものだと思う。
声がしわがれていたり、歯が黒かったり、姿勢が良くなかったり
歩き方がとぼとぼしていたりすると、印象が年寄りくさくなる。
たとえあなたが若くても、長生きする人生を快適に生きるためには
遅くても40歳代後半から50歳位までに、早めの手当てが必要だと
思うのは、私の実体験からだ。
次回からは高齢の私が、実際に日常行っている、さまざまな方法について、ご参考に
なればと、そのアウトラインをご紹介するつもりだ。