急に思い立って早めにお昼を済ませ、夫と立川の昭和記念公園へ行くことにした。
こんな素晴らしいお天気に家の中にいるなんて、勿体ないと思っただけではなく
だんだん足が弱っている夫を、自分で歩ける内にいろいろなところへ連れていって
上げたい気持ちもあるからだ。私は何度も行って良く知っているが、広大な公園だが
中に電車が走っていて、途中で降りたり、乗ったりできるからだ。
家を出たのが12時少し過ぎ、梅が丘からは3通りの行き方があるが、一番乗り換え
の少ない新宿から中央線で行き、立川で青梅線に乗り替え西立川で降りた。
私達と同じようにこれから入る人も多く、チケット売り場は大行列だった。
入ってすぐの右側から出ていた電車がなく、少し歩いたところへ移転していた。
そこからパークとレーンに乗ったが、3両続いていたが満員だった。私は日本庭園で
降り、その辺を散策したかったが、どこのバスストップも長蛇の列で、降りたら帰れ
ないと不安になり、下車せず公園内を一周するだけにした。
紅葉はあまりなかったが、沢山の樹木が茂る園内のドライブに夫もご機嫌だった。
どこの道にも沢山の人が歩いていたが、ゆっくり走るので1時間かかるそうだが
説明があり結構楽しかった。私はこの公園には思い出があり、私が北京の「世界心理
治療学会」で無事にプレゼンを終わり、その時クラスメート達はこの公園へ来ていた。
3年間英語を教えてくれたIさんに「今無事に発表は終わりました」と、北京から電話
した。「良かったね、おめでとう」と彼も嬉しそうな声で言った。
あれから何年過ぎたことだろう。月日は夢のように早く流れて・・・青く高い空を
見ながらしばし思い出に浸った。