ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

今日も元気なのは幸せ!

2021-11-14 13:29:28 | エッセー

 思いがけなく生まれて初めての歯痛は、おそらく老化が原因だと理解したが、気持ち

はいくら若くてもやはり体はそれなりなのだ。昨日経堂コルティへ行き、帰りのバスを

待っているとき、ベンチに座って二人の女性が話していて、後ろで待っていた私の耳に

嫌でも入ってきた。「私92歳なの、この頃膝が痛くて」「私も同じ、私の姉は93歳

だけどまだ元気だけど、認知症で・・・」などと延々とバスが来るまで話していた。

 並んで座らなかったので、知り合いではないようだが、92歳と言った女性は脚は

不自由そうだが、とてもそんな年には見えない美しい人だった。

 私の価値観では75歳までは前期高齢者、84歳までは後期高齢者、それ以上は末期

高齢者だと思っている。これは私の考えなので他人様には口が裂けても言えないが。

 末期高齢の私、長生きはしたくないが、夫を「幸せな状態で男性の平均寿命81.6歳

より10年長生きさせる」ことだ。老老介護とは言っても、私が元気でなければ不可能だ。

 お誕生日のお花がいっぱいのレッスン室で、楽しくレッスンしたが、無理なく効果的

にと色々工夫して長年続けている。そのためか疲れやすくなったが、どこも痛くないし

比較的元気で有難い。色々あるが、あまり文句をいわず、今日無事に過ごせただけでも

感謝して過ごそうと思った。

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芋羊羹と五目チラシ

2021-11-14 07:15:12 | エッセー

 11日は久しぶりで5目チラシを作りました。その日はあるセミナーに出席するため

9時に家を出なければなりません。大変手間がかかるので、野菜類きざみものは前日

に材料は準備しました。新米なので水加減が難しいので、何時もより慎重にして焚き

あがったら、最高に良く炊けました。ご飯に入れる酢は少々多めで、どちらかと言う

と甘味が強いが、これはなかなか評判が良いのです。

 近くに住むスタッフ2人と、友人、息子の家族に上げたが、盛り付けたすし飯に

タップリ錦糸卵、えび、青み、紅ショウガをきれいに飾りました。

写真を撮るのを忘れたけど、相当手間がかかりますが、料理好きなので少しも面倒

などと思ったことはありません。

以前作った五目チラシ 今回の方がキレイでした

 

 その前日に元スタッフが「東京農大で無料で配っていたから」と、大きなサツマイモ

をくれました。「イモようかんにして明日五目チラシにつけて上げよう」と早速厚く

皮を剥いて水でさらし茹でました。夫にポテトマッシャーで潰してもらいましたが

とても滑らかになりました。栗を入れたいけど今は売ってないので、剥いた甘栗を

入れて作りました。かなりお砂糖を入れても甘くならないので、本当に驚きましたが

ほんの少し塩とバニラエッセンスを加え、粉寒天を入れて型に流しました。

甘栗なので色は悪くなりましたが、出来上がりはサッパリして、甘さも丁度よく

案外美味しくできました。それを五目チラシに付けて取りに来た人に上げました。

すると1番弟子でのT子さんからこんなメールがきました。「美味しい5目チラシに

イモ羊羹をご馳走様でした。先生は料理に逃げていると?とかブログでおっしゃって

いましたが、羊羹まで手づくりなさるなんて、ホントにビックリしました。また五目に

かける刻み海苔はアルミ箔で包んだり、先生としては当り前なのでしょうが、やさしい

心配りでさらに美味しく頂きました」こんなメールはとても嬉しく、励みになるのです。

 食欲は人間と第一欲求で、そのため美味しいと感じると、最も幸せを感じる、そんな

お手伝いができることは、作り手にとっては最高の喜びですから。

決して上手ではないけど、これからも色々工夫して作りたいと思っています。

 

 

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