ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

澄み切った青空を見ながら・・・

2021-11-29 08:30:05 | エッセー

久しぶりに羽根木公園へ行った。雲一つない真っ青な青空には、まだ残っている黄葉が

ひと際映えて美しかった。二人で入口のスロープから上がったのに、夫は「息がはー

はーするよ」と言っていたが、呼吸もとても苦しそうで、老化は加速していいると

痛感した。公園は日曜日のためか人影が多かった。梅林はほとんど枯れ木状態だったが

その周りのつつじが何輪か咲いていてきれいだった。

 公園の中のジョキングコースは約660メートル、夫は40代私は30代の頃二人で

走っていたが、その頃発会準備をしていたジョキングクラブに誘われ入会したが

私達が一番若かった。その時代は毎朝何週も走ったのに、今は1周をゆっくり歩くだけ

月日の流れは過酷だ。ベンチに座つていたら、落ち葉がハラハラふりかかる。

 その頃のメンバーはこの世に一人もいない。真っ青な青空を見ながら

私達もいずれはと・・・ちょっと楽しくなった昼下がりだった。

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