久しぶりに羽根木公園へ行った。雲一つない真っ青な青空には、まだ残っている黄葉が
ひと際映えて美しかった。二人で入口のスロープから上がったのに、夫は「息がはー
はーするよ」と言っていたが、呼吸もとても苦しそうで、老化は加速していいると
痛感した。公園は日曜日のためか人影が多かった。梅林はほとんど枯れ木状態だったが
その周りのつつじが何輪か咲いていてきれいだった。
公園の中のジョキングコースは約660メートル、夫は40代私は30代の頃二人で
走っていたが、その頃発会準備をしていたジョキングクラブに誘われ入会したが
私達が一番若かった。その時代は毎朝何週も走ったのに、今は1周をゆっくり歩くだけ
月日の流れは過酷だ。ベンチに座つていたら、落ち葉がハラハラふりかかる。
その頃のメンバーはこの世に一人もいない。真っ青な青空を見ながら
私達もいずれはと・・・ちょっと楽しくなった昼下がりだった。