ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

今朝の読売新聞記事から過去を思い出して

2023-03-08 09:44:32 | エッセー

 ダンス・スタジオを経営していて、ある日(ソシアルダンスは高齢になったら踊れない

と思うので、ソフトそうに見える、ハワイのフラダンスを指導したい)と思った。

 そのため、教えてくれるところを色々探したが、どうしても見つからなかったので

友人や知人達にお願いした。すると池袋のサンシャインシティにあり、そのためすぐ

にそこでフラダンスの指導を受け始めた。でも、見た目のゆったりとは違って、意外

とハードだった。フラダンスを初めて教えて頂いたのが、今朝の新聞に載っていた

「カレイナニ早川先生」だった。

その後、先生が「ハワイでのフラダンスレッスンと観光ツアー」を企画して、私は

初めてハワイへ行ったが、その時大学生の娘も一緒に連れて行った。

 早川先生の先生は高齢で凄く太っていて、その頃は娘さんが教えてくれた。

色々なところを観光して楽しかった。新聞記事によると先生は私より年長だが、まだ

お元気そうで,福島で開催された「国際女性デー」でタレントとフラを指導していらした。

また「短歌大賞」の俳人「俵万智」さんは、ヨーガ教室の生徒さんで、確か神奈川県から

通ってきて、とても美しい人で一時は女優さんだったそうだ。家族で俳句をやっていて

その句会の写真も見せて下さったが、ご両親もきれいな方だった。

 その頃私はよみうりカルチャーセンターで「自律訓練法」(医学が元でできた心と身体の

セルフコントロール法)と、「実践心理学」の講座を指導していたが、俵さんは自律訓練法の

講座を受けるため、遠方から通って下さった。

あの時代の私は物凄く忙しかったが、健康ではあったが生来の腸の弱さから、絶えずお腹の

トラブルで悩んでいた。それが50歳代半ばからはじめた方法で、体質はすっかり変わった。

あの時代の私なら、とうにこの世に存在していなかったと、昔を思い出しながら、この

年齢でも何の治療も受けずに元気でいる自分に、改めて感謝できた。

 フラダンスはその後個人的にハワイで何度か通って、マスターして指導した。

でも、あまり生徒が集まらず、3年程で止めたが、フラダンスの大ブームが来たのは

それから4・5年後で、私が指導したのはあまりに早過ぎたようだ。

 電光石火タイプは今でも顕在、何だか可笑しくなったが、しばし懐かしい思い出が

走馬灯ように私の脳裏を駆け巡った今朝だった。

 

コメント
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