ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

唯一の誇りが音を立てて崩れた

2023-03-11 09:39:26 | エッセー

 長年の夫の介護は食生活が一番だと、塩分少なめ、栄養素を多く添加物

が全く入らない、100%近く手づくりの食生活だった。

訪問治療の先生に変えてから、血液検査の結果は「カリウムが多いので注意するよう」

と先生に言われ、それなりの注意をしたが、今月の血液検査でも、カリウムが下がらず

危険レベルなのだそうだ。カリウムはミネラルの一種だが、今までそんな経験がなく

高齢でいろいろな病気があるのに、血液検査はパーフェクトに近かった。

少々おこがましいが、「良質の手づくりの食生活が、夫が10年間以上長生きしてくれた」

と思っていたのに、そんな誇りがガラガラと音を立てて崩れ,、「今までの努力は

一体何だったのだろう?」と落ち込んだ。

ネットで色々調べたら、余計頭が混濁してきて、薬によっても高くなる場合があると

知り、いつもお世話になっている薬局に相談してみた。すると、もしかしたらそんな薬も

1種あるかも知れないがと薬の名前を上げたが、でも、その効果についても詳しく説明して

下さった。「今お世話になっている先生は、薬剤師の免許も持っていられるので」と話すと、

「ネットの情報をあまり気にせず、先生の方を信じたほうが良いと思いますよ」と

アドバイスしてくれた。

そのため、私が良かれとやっていた食生活を、かなり方向転換しなければならない。

 ネットの情報は玉石混交なので、それを鵜呑みにはできない。

毎朝食べている少量のナッツ類や、あまり好きではないけど、私が必ず一日二度

食べさせていた果物、納豆など豆類もだめ、ネットで調べたら日本茶もあまりよく

ないのだとか。ビールは飲めるからまあ良いが、過去に栄養素などかなり勉強したが

専門的ではないので、また基礎から勉強しなくければと、今模索している。

コメント
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