ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

もしかしたら運命が変わっていたかも・・・

2023-05-19 14:04:02 | エッセー

 昨夜のテレビ番組「日本と世界の異常気象」を見ていたら、本当に恐ろしくなって

最後まで見ていられず途中で消してしまった。そうとらえると、天災は何時、どこで

起きるかもまったく分からない。見方を変えると、人生はいつも薄氷の上を歩いている

ようなものだと思い、そんな恐ろしい天災に巻き込まれずに、その日が無事に過ごせた

だけでも幸せなのだと実感した。それは天災だけではなく、事故も全く同じだと思うが

私は昔こんな経験をしたことを思い出した。

 それは40年ぐらい前のことだが、私はあるヨーガ教室の出張指導をした帰りに、六本木

から地下鉄に乗り恵比寿で降りた。降りたホームから階段を登り、降りる途中のこと

だが、後ろでものすごい大きな音がしたので、びっくりして振り向くと、そこには

階段の天井に付いていた大きな蛍光灯が落ちていた。もしもホンの2歩位後だったら

それは完全に私の頭に落ちていたはずで、恐ろしくて足がすくんだ。

 

すると駅員さんが駆けつけて「大丈夫ですか?」と聞かれたが、驚いて声が出なかった。

その時階段を下りていたのは私一人だった。頭や肩に粉のようなほこりのようなものが

いっぱいついたが無事だった。

 もう一度は渋谷の道玄坂の上の横断歩道青信号で渡っていたとき、すごいスピード

で乗用車が横断歩道へ突っ込んできた。のんびり渡っていた私は、あやうく体を交わ

したが、その車はそのままのスピードで走り去ったが、やはり周りには誰一人

いなかった。こんなことを恐ろしいことを私は二度も体験したが、もしかしたら

重傷を負ったり、死んでいたかも知れないほど危険な目にあったのだ。

 改めて思い出してみると、私はやはり強運なのかも知れない。

守られた命を大切にしなければ、と改めて感じた雨の日だった。

コメント
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