ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

世界心理治療学会で発表した小池能里子のアドバイス (前)3回に分けます

2024-03-04 07:55:50 | エッセー
★目標達成に効果的な「イメージ・トレーニング」
 私達は気づかずに自己暗示と、イメージで生きていますが、例えば
「こんなイメージだよね」「イメージが全然違った」など、日常で話して
いますね。イメージとは「心の中のキャンバスに、姿や形としてありありと
思い描く」ことです。実は無意識(潜在意識)は、イメージ体験も実際に
体験したことも、区別がつきません。そのため、良いイメージを描き続け
ていると、その方向に自然に導かれていくくのです。
 逆に悲観的なイメージを描くと、結果は不運になる、これは「自明の理」
とハッキリ申し上げても良いでしょう。

 同じ描くなら、ポジティブでプラス方向のイメージを描いた方が、幸せに
なることは言うまでもありません。ですから目標実現させるためには
「そうなったら良いな」ではなく、出来るだけ具体的に
「すでにそうなった自分自身の姿」を、ありありと、まざまざとイメージ
することが大変効果的です。無意識はイメージと実体験の区別がつかない
ので、くり返し思い描くことで、気づかずに「そうなりたい自分」に
近づくことができるのです。また実際に「イメージ嗅覚」や「イメージ聴覚」「イメージ触覚」も存在しこれは決してエキセントリックなものではなく
感受性の強いタイプにはあり得る事実です。

 私の経験ですが、大昔インドの聖地リシケシでのアシュラムで、早朝感動的な瞑想状態を体験しました。そのときに対岸のヒンズー教寺院の幻想的な
コーランや、メディテーションルームは荘厳でピーンと張り詰めているけど、その中にもなぜか癒される雰囲気や、匂いなど、今でもありありとまざまざと、感じ取ることができるのです。これはかなり鋭敏な感覚の持ち主に限ら
れる現象かも知れませんが、現実に起きる状態であるのは確かなことです。

コメント
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