ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

梅が丘発「いちご摘みとお花摘み」のバスツアー

2024-03-08 08:00:26 | エッセー
 梅が丘1丁目町会で千葉県へ行くツアーがあり、二人で参加した。
梅が丘駅発着なので、足が弱くなった夫にはとても便利で有難い。
 海ボタルから館山方面に行き、いちご摘みのビニールハウスに入ったが
そこはとても足元が悪く、夫は入った途端に転んでしまい私は蒼くなった。
 すると男性の添乗員さんが飛んできて、すぐ起こして下さった。
幸いどこも痛く無いようだったが、外出時は転倒が一番恐ろしいが
ホッとした。

そのため、ハウスの外の椅子で「私がいちごを摘んでくるからそこで待って
てね」と、急いでいちごを摘んで持って行った。
 すると、夫は一人で美味しそうにいちごを食べていた、添乗員さんが
夫に届けて下さったようで、何と親切な方だと嬉しかった。
  そこで二人で一緒に食べたが、香もよくとても美味しかった。


 それから食事やショッピングをし、最後はストックのお花摘みだった。
花を切る説明を受けハサミを持たされ、広い花畑の中で好きな大きな
花を2本ずつ切った。そこには売店があり金魚草が大好きなので、花束
を2つ買った。帰りは金谷からフェリーに乗ったが、とても空いていて
まるで貸し切りのような状態だった。海はとても穏やかで、水平線が
円く見えて楽しかったが,っとあっという間の40分だった。。

 添乗員さんも、ガイドさんも本当に親切で、サービスがよく、車内で
コーヒーやお茶が出たのは、最近ではめったにないので驚いた。
 高齢者が多かったためか、実にきめ細やかな対応で、私は有難くて
とても嬉しかった。夫は私と同じで外出好きで、非日常的な空間や、色々
な経験はきっと感性が刺激されているはず。次の日の朝テーブルの上の
金魚草を見て「きれいだね」と言ったが、でもすべてを忘れていた。
 それでも、風景やいろいろな経験は、その時点で楽しければ、必ず潜在
意識は覚えているはず。これからも、できるだけ機会を見つけ、夫に楽し
い感情を体験させたいと思った、楽しかったバスツアーだった。
 それを企画し、お世話してくださった役員の方にも、改めて感謝できた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする