★ヨーガ指導者になって
ヨガセンターの指導法は「個人別指導」でしたが、入会時に体調を聴かれ
それを元にポーズが5・6種類決められます。
そのポーズを書いたノートを先生に差し出し、インド人の先生が見本を
示してから行います。ポーズは「00のポーズ00カウント」と言われ
そのポーズが終わると「リラックス00カウント」と指示されます。
その間傍のメトロノームを数えながら行いますは、その頃のインド人の
先生は,何となく近寄りがたい感じで、ましてマンツーマンの指導は
とてもリラックスなどできませんでした。
ヨーガには呼吸法、瞑想ポーズ、リラックスがセットされていますが
もっとも重視すべきはその精神性ですが、瞑想はまったくありません。
「刺激を受けている体の部分に意識を集中する」のではなく、メトロ
ノームを数えながら静止するのです。私は出張指導を続けましたが、個人
指導ではなくグループでしたので、いつもクラスレッスンでダンスを指導
していたので、大変指導はしやすかったです。
しばらく指導している内に、その指導法にだんだん疑問を持つように
なりました。時間外にインストラクターとして、無料で育て下さった
先生には言えませんでした。そのため、マニアル通りに指導をしましたが
大変抵抗感がありました。他の教室にも入り勉強したり、本を読んだり
して、ますます知識が増えるにつれ、その指導法がだんだん辛くなりました。
その頃から「自分で教室を開いて、何となく暗い雰囲気のヨーガを、明る
く、楽しく効果的に指導したい」と思うようになったのです。
ヨーガは流行ると確信ましたし、ダンススタジオと違って広いホール
は要らず、マンションの一室でも教室が開けると思ったからでした。
そのため、都内で家に近い所を下調べしましたが、大変高価でしたので
無理だと諦め、時期を待つことにしました。