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世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

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伊豆・三津シーパラダイス 令和元年 FILE:4

2019-08-08 14:48:00 | テーマパーク
駿河湾の形に切り抜かれた門をくぐって、海の魚たちのエリアへと進みます。

まずは水深0~50mに位置する、表層~中層エリア。正面にある3つの大きな水槽と
その横にある、くらげ万華鏡の部屋。2011年に来た時と同様のレイアウトのままだ。

ただ、展示されている水槽の内容が、その当時とはだいぶ異なっている。
最初の水槽では、アマモに隠れて泳ぐ小さな魚たちが多数混泳していた。
アマモ ボラ
まずは出世魚のボラ。まだ幼魚で、オボコスバシリと呼ばれるサイズだろうか。

模様が特徴的な、オキヒイラギに、比較的大きなアミメハギ
オキヒイラギ アミメハギ ウキゴリ
それに、こちらはウキゴリの幼魚かな?これも小さく、すばしっこいので撮影に苦労する。

キヌバリや、チャガラといった、体に独特のラインが入ったハゼの仲間も。
キヌバリ チャガラ
この2種は色で見分けられるので、こうして並べて掲載するとわかりやすい。

さらに横縞模様の魚は、ダテハゼもいる。ハゼ三姉妹ならぬ、三縞居か。
ダテハゼ マガキガイ
メインの展示に混じって一緒に生息している姿をよく目撃する、マガキガイ
食用として利用される巻貝だが、貝殻から伸びでた長い目が印象的なヤツだ。

続いて、真ん中にある2つ目の水槽。こちらは、最初のアマモ場の水槽と違って
ムラサキハナギンチャクと、ネンブツダイの、2種のみが飼育された水槽となる。
ムラサキハナギンチャク ネンブツダイ
多くの種で賑わっていた最初の水槽から一転、暗く静かな海中を表した水槽だ。

次回は、3つ目の水槽と、くらげ万華鏡の部屋を見てみよう。

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白隠の里 白隠禅師墓

2019-08-06 12:00:00 | 史跡・観光・他
松蔭寺の本堂裏にある、白隠禅師の墓へと向かう。

本堂、向かって左側には、白い六角形の建物がある。入口上の看板は外されているが
蔵として使っているのだろうか?その奥の大疑清と書かれた離れの横から境内の裏へ。
2代目 擂鉢松 松蔭寺 坐禅堂
さらに、もう1つ。離れと本堂の間に、大憤志と書かれた建物が。こちらは坐禅堂との事。

それらの建物の間に生えている、天に向かって真っ直ぐ伸びた松。これが、2代目すり鉢松だ。
竹採公園にある物と比べると凄く大きいが、境内に生えている他の松に比べたら、だいぶ小柄。
2代目 擂鉢松 2代目 擂鉢松 2代目 擂鉢松
幹の天辺には、しっかりと擂鉢が被せられているが、枝に遮られ、なかなかよく見えない。
試行錯誤の末、南東側の民家の屋根越しに眺めたら、けっこうハッキリと見る事ができた。

本堂裏。先程の坐禅堂の後ろにも、白い六角形の建物が。こちらは開山堂で、内部には
木造白隠禅師坐像が祀られており、この建物共々、有形文化財に指定されているそうだ。
松蔭寺 開山堂 松蔭寺の石仏
奥へ進む途中にあった、石碑と地蔵菩薩郡。後で行く地蔵堂よりも、お地蔵様が多いぞ。

境内の南側、JR東海道線の線路を目前に、巨大な松の木が現れた。
その足元には白隠禅師墓の説明立札。墓は右側の囲いの中にある。
松蔭寺の松 白隠禅師墓 説明板 白隠禅師墓
白隠慧鶴はくいんえかく)。1686年(旧暦1685年)駿東郡原宿に、長澤家の三男として産まれる。
幼名を岩次郎といい、15歳の時に松蔭寺へ出家し、慧鶴と名付けられる。19歳で諸国行脚の旅を行い
33歳の頃に松蔭寺の住職となり翌年に白隠を号する。多くの弟子を育て、書物や書画も数万点残した。
1769年(旧暦1768年)に、84歳で亡くなる。当時としては、かなり長生きだったのではなかろうか?
「駿河には過ぎたるものが二つあり富士のお山に原の白隠」と、謳われるほどの名僧だったようだ。

次は、そんな白隠慧鶴こと長澤岩次郎が産まれたとされる、生家の跡地の方へと行ってみよう。

本堂へ戻る  白隠生家跡へ進む  長興寺へ進む

白隠の里 松蔭寺

2019-08-02 17:22:33 | 史跡・観光・他
2008年に、すりばち松擂鉢松)を見に訪れた、松蔭寺→地図←
 
その当時は境内が工事中だったこともあり、すり鉢松を見るだけになったけれど
あれから11年経った現在、この辺り一帯が白隠の里として整備されたようなので
今回ふたたび、それらも含めて見て回るべく、松蔭寺へと行ってみることにした。
 
興国寺城跡通りより、静岡県道163号東柏原沼津線を東に向かうとすぐ道の南側に
松蔭寺の参道が現れる。整備されたというだけあり、以前よりも路面がオシャレに。
松蔭寺 参道 松蔭寺 山門
参道の先の、松蔭寺山門。この門は調査の結果、実は江戸文政期に作られた
貴重な物だという事が発覚し、2016年に有形文化財として登録されたそうだ。
 
山門から境内へ入ると、すぐ左側に鐘楼がある。
山門裏の二宮金次郎像 松蔭寺 鐘楼
境内には大きな松の木がいくつも生えているが、この鐘楼と山門の間にも立派なアカマツがあり
その根本には、小さな二宮金次郎像も。松を保護するためか、樹の周りには木道が敷かれていた。

以前、すり鉢松が生えていた、境内の隅。白隠禅師墓の立札は、前のまま残っている。
松蔭寺 すり鉢松跡 すり鉢松の切株
すり鉢松は、2010年に枯死して伐採され、その切株などが境内の隅に祀られている。
ただ、その事を記した物が無いので、事前に調べていないとよくわからないだろう。
 
ちなみに、すり鉢松とは、台風によって裂けた松の枝に、白隠慧鶴が雨よけとして
備前焼の擂鉢を被せたというもので、その擂鉢は不思議と落ちる事も無く、松の木は
そのまま成長を続けたそうだ。さすがに300年経ち、その法力も失われてしまったか。
 
現在は、2代目すり鉢の松が境内のどこかにあるようだが・・・どれだろう?
2代目というくらいだから、それほど大きい松では無さそうだが。先程のアカマツは違うな。
山門裏の松 松蔭寺 五社大神
すり鉢松跡とは反対側となる境内西側の隅には、五社大神が祀られた祠が。
この辺りのお寺には、このような神仏習合の名残りを各所で見受けられた。
 
山門の正面に位置する、松蔭寺の本堂。帰宅してから撮影した画像をよく見たら
本堂横にある松の上に擂鉢が被せられているのを発見。これが2代目すり鉢松だった。
この2代目すり鉢松に関しては、次に向かう白隠の墓と共に改めて見てみるとしよう。
松蔭寺 本堂 松蔭寺 僧堂
あと本堂に向かって右側には、11年前にはまだ無かった僧堂が建てられている。
参道にあった大きな石碑同様に、僧堂の入口にも大本山の文字が記されていた。
 

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