民宿のおばあさん、誰かに似ていると思った。思い出した!風の谷のナウシカに出てくる大婆様だ。
帰りがけに宿泊費を払うと、コーヒーでものんでけとご馳走になり、大婆様から話を聞くことに。
大婆様は昭和二年、沖縄生まれ。戦時中は、沖縄北部の山の中で暮らし、アメリカ軍の捕虜になった。それから、本島に渡り、流れ着いて現在の愛知県佐久島に住んでいる。遠い彼方を見ながら話す内容と同じものが自分にも見えていた。
死んでいる人が置き去りになり、爆弾が落ちるたびに豪に入りみんなで震えていた。父はどこで亡くなったかも分からず、兄弟とも離れ離れになった。
私は生き長らえて良かったとしみじみ語ってくれた。私もその話に、一時間以上聞き入ってしまった。
『戦争なんて起こらず、平和が一番』その詞にはとても深く、私たち若者にもっと伝えていかなければならないと感じた。
なんとなく行った佐久島。人との縁により、釣りができ、野宿せずにすみ、貴重な話を聞くことができた。
今度は、どこに旅にいこう。世界が呼んでいる気がする今日この頃。
帰りがけに宿泊費を払うと、コーヒーでものんでけとご馳走になり、大婆様から話を聞くことに。
大婆様は昭和二年、沖縄生まれ。戦時中は、沖縄北部の山の中で暮らし、アメリカ軍の捕虜になった。それから、本島に渡り、流れ着いて現在の愛知県佐久島に住んでいる。遠い彼方を見ながら話す内容と同じものが自分にも見えていた。
死んでいる人が置き去りになり、爆弾が落ちるたびに豪に入りみんなで震えていた。父はどこで亡くなったかも分からず、兄弟とも離れ離れになった。
私は生き長らえて良かったとしみじみ語ってくれた。私もその話に、一時間以上聞き入ってしまった。
『戦争なんて起こらず、平和が一番』その詞にはとても深く、私たち若者にもっと伝えていかなければならないと感じた。
なんとなく行った佐久島。人との縁により、釣りができ、野宿せずにすみ、貴重な話を聞くことができた。
今度は、どこに旅にいこう。世界が呼んでいる気がする今日この頃。