山口県の田舎町が、463世帯に10万円振り込むべきところを、ある住民に4,630万円振り込んで返還にも応じてもらえず、ニュースになっています(追記:正確には、463世帯に10万円振り込んだうえ、さらに問題の方に4,630万円入金したそう)
何でこんな初歩的なミスをしたのかも不思議ですが、間違いに気づいてすぐに弁護士など専門家に相談した様子はなく、今ごろになって……という感じ。提訴すれば勝てるでしょうが、相手に資力ありそうに思えないので、回収できる確率は低いでしょう。
10年以上前だったように記憶していますが、給料日に手取り月額相当分をおろしたら、ほぼ同額がなお残高に(当時は金欠だったので、普通預金の残高は1,000円未満でした)
地元〇〇銀行が、ウチの大学の教職員全員に給料を2度入金したんですね。すぐに〇〇銀行からお詫びの電話があり、入金1回分は取り消したいが了解いただけるかとの話でした。
このトラブルはさして話題にならなかったので、〇〇銀行で給与振込をしていた数百人の教職員は全員、返還を承諾したものと推測します。普通の人は返すでしょう。でもそうじゃない人もいるし、ウチの誤振り込みはひとり数十万円でしたが、4,630万円となれば、町役場はもっと迅速かつ丁寧に対応すべきだったでしょう。
仕返しのように弁護士費用まで請求したり、この住民の氏名を公表しているようですが、はっきり言って見苦しいと思います。
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