今年初めに解散した I WiSH の川嶋あいの自伝『最後の言葉』を読んだ。私は、基本的にアーティストは作品だと思っているし、タレント本はつまらないと先入観があったので、こういうものには手を出さなかったのだが、ついつい買って一気に読んでしまった。
生母も育ててくれた両親をも亡くしながら、歌手になるという明確な目標とそれをやり遂げる強固な意志。驚嘆するばかりである。彼女のスタッフが「僕らは彼女の倍も生きているけど、彼女に教えられることがよくある」という趣旨のことを言っていたが、まんざら誇張でもないと思えるようになった。
タレント本にありがちな脚色を割り引く必要はあるかもしれないが、「人が一生懸命生きてきたその道には、恥ずべきものは決して何も落ちていない」という言葉に真実を感じる。日常のなかで面白くないことがあるときにすぐ不満を持つ自分が小さく見える。
川嶋はこういう話題は、もう「最後」にしたいと思っていることだろう。私もこの本は本棚に立てて、「12個の歌(メッセージ)」を聴くことにしよう。
生母も育ててくれた両親をも亡くしながら、歌手になるという明確な目標とそれをやり遂げる強固な意志。驚嘆するばかりである。彼女のスタッフが「僕らは彼女の倍も生きているけど、彼女に教えられることがよくある」という趣旨のことを言っていたが、まんざら誇張でもないと思えるようになった。
タレント本にありがちな脚色を割り引く必要はあるかもしれないが、「人が一生懸命生きてきたその道には、恥ずべきものは決して何も落ちていない」という言葉に真実を感じる。日常のなかで面白くないことがあるときにすぐ不満を持つ自分が小さく見える。
川嶋はこういう話題は、もう「最後」にしたいと思っていることだろう。私もこの本は本棚に立てて、「12個の歌(メッセージ)」を聴くことにしよう。
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