明日の風

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大学ラグビーの栄枯盛衰

2005-11-30 12:05:00 | ラグビー
私がラグビーをよく見るようになったのは、高校生のころだっただろうか。入った地元の進学校がラグビーの伝統校だったことも影響があったかもしれない。見るだけでなく、時々は昼休みなどにクラス対校試合をした。そのころは、早稲田と明治が、大学ラグビー界の両雄だった。12月初めの早明戦は欠かさずテレビ観戦した。
東京付近に出てきてからは、国立競技場にもしばしば足を運ぶようになった。実際、チームカラーが対照的な両校の対戦は手に汗を握るものだった。同志社、大東文化、慶応、法政などが輝いた時期もあったが、長くは続かなかった。
この数年、明治に代わって早稲田のライバルの地位を不動のものにしているのが関東学院である。否、ライバルを超えているかもしれない。8年連続大学選手権の決勝を争っている実力は、早稲田以上である。
今シーズンも、2校の力は群を抜いている。先週、それぞれ慶応と法政を蹴散らして、リーグ優勝を決めた。特に早稲田は、54-0の完封だった。大学ラグビーは大学選手権の決勝だけ見れば十分、と言ったら言い過ぎだろうか。
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