定年退職

私が東京の公務職場に数年務めた後、母校に舞い戻ってきたとき、直接教えを受けた先生がまだ数人いました。その最後の１人、Ｍ先生が来春定年退職されます。
そうした先生たちの下で仕事するとキャラクターは様々でした。思うとおりにやれと仰って会議で通すのもあなた任せという先生、事細かに干渉するくせに会議で通すのを後押ししてくれない先生(これは最悪ですね、笑)
Ｍ先生はチェック魔です。でも、会議に提案するとその線でしっかりまとめてくれるので、一番頼りにしていました。
大学教員の世界では、同僚が記念論文集を捧げて定年をお祝いするというのが慣わしです。別に脱落したからといってペナルティーがあるわけではありませんが、こんなにお世話になったＭ先生をお祝いしないというのは、人間としておかしいでしょう。
というわけで、拙いものですがだいたい書き上げました。今夜から冬休みに突入しようと思います。