粗相

一昨年は安保法制、昨年は自民党の改憲案であちこちから声をかけてもらいましたが、今年は久しぶりの出番、近郊の街に講演に出かけました。
何度か住所が書かれたお手紙を頂戴していたので、何の疑問も持たずに主催団体の事務所に伺いました。ところが何だか講演会という雰囲気ではありません。そこにいた方に聞くと、講演会は２～３km離れた別の場所です、と。
慌ててタクシーに乗りました。不幸中の幸いは珍しく早めに来ていたこと。主催者にはご心配をおかけしましたが、何とか定刻の３分前に到着。
こういう講演会は熱心な方が多いので講演自体は気持ち良く終了。結構質問などもありました。｢お疲れさまでした｣｢呼んでくれてありがとうございました｣と会場を出たところで思い出しました、自分は今どこにいるの？(笑)　皆さんとお別れする前に帰り方を聞いておかなければならなかったのです。
でもタクシーで大きな通りを走ってきたので、あの大通りに出れば路線バスくらいあるでしょうと探してみましたがバス停なし。記憶を頼りに駅を目指して30分くらい歩きました。地図も磁石もありませんでしたが、お日さまが出ていて方角は分かったので、何とか駅に辿りつきました。

教訓１　思い込まずに基本的なことも確かめよう(講演会の場所)
教訓２　主役のときは時間に余裕をもって行動
ただ、大役を終えたところで、帰りの心配までは実際には無理ですね(苦笑)