アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ビリバ

2009年01月24日 | 誕生果
「しあわせ」って何だっけ?

広辞苑で引いてみると、
まず出てくる文字は「仕合わせ」なのですね。

そして意味は、

  (1) めぐりあわせ。機会。天運。
  (2) なりゆき。始末。
  (3) (「幸せ」とも書く)
    幸福。好運。さいわい。また、運が向くこと。

です。

「しあわせ」イコール「幸せ」のみと思い込んでいた私。。(汗)
(3)番の意味で用いられるとき、初めて、
良いことのみを意味する言葉となるのですね。

ところが、goo辞書では、

  (1) めぐりあわせがよい・こと(さま)。幸運。幸福。
  (2) めぐりあわせ。運命。
  (3) ことの次第。始末。

と、広辞苑とは順番が違います。
広辞苑では最後だった意味が、最初に来ています。

まるで「しあわせ」の意味ランキングのようですが、
実際に使われている状況から、
goo辞書では、このような記述になったものと推測されます。

たくさんある巡り合わせ。

できることならば、
どれもが幸せであることを願いたいものですね。


■1月24日の誕生果

   ビリバ (Biriba)
     誠実

 ・和名 : ビリバ
 ・分類 : バンレイシ科、 バンレイシ属、 小高木
 ・原産地 : ブラジル


ビリバ。
「伯爵夫人の果物」という愛称を持つ果実。
(フルータ・デ・コンデッサ fruta de condessa

ちなみに、バンレイシは「伯爵の果物」と呼ばれています。
(フルータ・デ・コンダ fruta de conda

ビリバは、トゲバンレイシの仲間です。
トゲバンレイシよりも、ウロコ状の突起に厚みがある感じがします。

ビリバの外観に興味のある方は、コチラ からどうぞ♪

成長が早く、3年以内に結実するそうです。

ウロコ状の突起が丸みを帯びた頃(1~4月?)に
収穫されるようです。

収穫した頃の果皮は薄緑色ですが、
数日間追熟すると、黄色く変色し、
ウロコ状突起部分の先端は、黒みを帯びてきます。

果肉は、白くてトロリとしており、
中に、薄黒い色をしたタネがたくさん入っています。
味は、甘みがあり多汁で、芳香があります。
(甘みを加えたプレーンヨーグルトみたい?)

ビリバは、上品なお味で、一口食べると、
「ビリーバボー!」と納得できる果物なのでしょうね。
(スペルが違うって、突っ込まないでネ。。苦笑)


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月24日の誕生色 : 鴨の羽色
■1月24日の誕生花 : サフラン、他

福 羽

2009年01月23日 | 誕生果
きょう1月23日は ムツィオ・クレメンティ の誕生日です。

1752年、イタリアはローマに生まれました。
古典期の作曲家であり鍵盤演奏家。

少年期にロンドンに渡ったことがきっかけで、
そのまま活動拠点としたそうです。

ピアノを習ったことのある人ならば、
一度はお世話になっている作曲家だと思います。

ところが私は、あまり馴染みがアリマセン。

バイエルから入ったのですが、
それ以降は、スキップした教材も多いため。

ソナチネアルバムをザッと見てみると、
聞き覚えのあるクレメンティの曲がズラリ。

今の私ならば、きちんと弾けるかどうかは別として、
譜読みの苦労も少ないかも!?

時代は、モーツァルトと一緒なのですね。


■1月23日の誕生果

   福羽 (ふくば)
     家族愛、抱擁、トップランナー

 ・和名 : フクバ
 ・分類 : バラ科、 (オランダ)イチゴ属
 ・原産地 : 日本


福羽。
日本で栽培された最初のイチゴ。

1899(明治32)年。
フランスから導入された ゼネラル・シャンジー から、
当時、新宿御苑勤務だった福羽逸人博士が育成した品種。

日本で育成された初のイチゴです。

当初は、皇室にだけに献上されており、
基本的に門外不出だったとか。

その当時は「御苑いちご」と呼ばれていたらしい。

そして大正時代。
フレーム抑制栽培用として、東京周辺に出回り始めて・・・。

昭和初期には、静岡県に導入され、
促成栽培の高級品として、
昭和の中頃まで栽培されていたそうです。

その昭和の中頃に、ようやく庶民でも、
気軽にイチゴが食べられるようになってきました。

その頃から、イチゴの栽培や品種改良も盛んになり、
この福羽を育成親として利用するようになりました。

現在人気のイチゴたち。
たどっていくと、福羽に行き当たるケースも多いらしい。

関東のイチゴと、九州のイチゴ。
実は、遠い親戚関係だったのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月23日の誕生色 : 露草色
■1月23日の誕生花 : スノーフレーク、他

テンプレートの編集 (91)

2009年01月23日 | テンプレート
 
現在、節気は大寒。
一年で一番寒い時節ですね。

とはいえ。

日中の時間は、
少しずつ少しずつ長くなってきています。

土の中や、木の芽などは、
着々と春を迎える準備を進めています。

ふいに私を呼び止めたのは、
控えめに芳香を放つ日本水仙。

小さな春を感じました。

ほんとに気持ちだけですが。

私からあなたへ、
水仙の香りを、お裾分け。

ゼスプリゴールド

2009年01月22日 | 誕生果
インストではなく、歌の入った音楽を、
BGMとして流してみた。

歌詞が日本語だと、頭の中に入ってきてしまうので、
外国語の歌がいい。

英語では、やや中途半端なので、
真剣に聴いてもよくわからないドイツ語で。

人間の声ならではの、やわらかい音色が流れてくる。

思考が妨げられることは、ない。

合唱の歌声が、やさしく、やわらかく響くのは、
歌っている人たち、それぞれが、
他のパートの声に耳を傾けながら
自分のパートにも耳を傾けながら、
声を出すからかもしれない。


■1月22日の誕生果

   ゼスプリゴールド (Zespri Gold)
     優しい心

 ・英名 : Zespri Gold Kiwifruit
 ・和名 : ゼスプリ・ゴールド、ゼスプリ・ゴールドキウイ
      (オニマタタビ、中国スグリ)
 ・分類 : マタタビ科、 マタタビ属
 ・原産地 : 中国(揚子江沿岸地域)


ゼスプリゴールド。
黄色い果肉のキウイフルーツ。

雌雄異株のツル性植物。
果皮は、緑褐色で、
表面には褐色の短毛が生えています。

いくつかあるキウイの種類のうち、
このゼスプリゴールドは、黄肉種です。

主な収穫期は、10月中旬から11月下旬頃。
ハウスなどで、4月頃まで栽培されているところも。
また、収穫後2~3週間は、後熟が必要です。

南半球のニュージーランドでは、
春に収穫されます。

ですから、秋から春にかけては、国産で、
春から秋にかけては、ニュージーランド産が、
出回っていると思われます。

生食のほか、ジュースやジャム、果実酒、乾果
などにも利用されます。

「のど飴」も、あるんですね。(発見!)

キウイの中では、この黄肉種が、
一番大きな果実になるようです。

また、一番酸味が少なく、甘みが強いのも、
この黄肉種でしょう。

ビタミンCたっぷりで、あま~い
ゼスプリゴールドキウイフルーツ。

マタタビ科の果実ですが、
ネコの好物ではありません。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月22日の誕生色 : 浅葱色
■1月22日の誕生花 : アネモネ、他

タンジェロ

2009年01月21日 | 誕生果
"Yes, we can!"
(就任演説に、
 このフレーズは盛り込まれなかったようですが。)

現地時間は、1月20日。
アメリカ合衆国は、ワシントン。
最低気温は、氷点下7度。

集まった200万を超える人々の熱気の中で、
オバマ新大統領の就任式が行われましたね。

200万人が固唾をのんで見守る中で、
注目の就任演説。

かっこいい。

こんなにかっこいい人が、
世の中にいて良いのかと思いたくなるくらい、
かっこいい。


■1月21日の誕生果

   タンジェロ (Tangelo)
     人類愛

 ・英名 : Tangelo
 ・和名 : タンジェロ
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : アメリカ


タンジェロ。
両親の良いところを、しっかり受け継いだミカン。

ミカンにポメロを交配した品種です。
   TangerinePommelo
というように、2つの品種名を合わせて、
Tangelo (タンジェロ)と名付けられました。

タンジェロの代表的な品種には、
ミネオラとセミノールがあります。

ミネオラは、果柄部が突起した形(デコポンn似た形)で、
セミノールは、つるんとした丸い形で、「柑橘美人」です。

晩橘類で、温州ミカン が終わりかける2月頃からが旬です。
3~4月が最盛期で、5月中頃まであるようです。

甘みがたっぷりで、多汁。
果皮は、なめらかで美しい濃い赤橙色で、薄くてむきやすい。

ミネオラは、
カリフォルニアから日本へやってきます。

セミノールは、
日本の、三重県や和歌山県、大分県などでも
栽培されています。

メリハリのあるアメリカ育ちのミネオラと、
つるんとした日本でも育てられているセミノール。

タンジェロ類が育ちやすい環境もあるのでしょうけれど、
まあるいセミノールの方が、
日本人好みなのかもしれませんね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月21日の誕生色 : 空 色
■1月21日の誕生花 : ユキヤナギ、他

音楽のチカラ

2009年01月21日 | 音楽
先日、高校吹奏楽部のコンサートへ行ってきました。
チケットをもらった友人からのお誘いです。

出演は3校の吹奏楽部。
3校それぞれと、3校合同による演奏でした。

現代の吹奏楽コンサートというのは、
吹奏楽の演奏だけに留まりません。

歌あり、踊りあり、その他パフォーマンスあり、で、
観客席側は、ぐいぐいと、ずっと引っ張られ通しでした。

運動部も顔負けのトレーニングをしているのではないかと、
そう思いたくなるくらい、動きは激しかったです。

「のだめ」の「R☆Sオケ」も真っ青!

どの吹奏楽部にも、コントラバスやピアノ、ハープもあり、
曲目によっては和太鼓まで加わった構成でした。

3時間という長い時間だったにもかかわらず、
アッという間に終演の時間となりました。

内から、外から、音楽とエネルギーに満ちあふれ、
私自身も音楽で満タン以上状態でした。

すご~~~く楽しかったです♪♪♪
音楽って、いいなぁ♪

いろいろな音楽のカタチがあって、
それぞれの音楽にはチカラがある。

音楽は素敵です☆

羅漢果

2009年01月20日 | 誕生果
きょう1月20日は 大寒 (だいかん)です。

二十四節気のひとつで、
寒さが最も厳しくなる頃
とされています。

「寒中」のド真ん中で、一年で最も寒い時期ですね。

この一年で一番の寒気を利用して、
凍り豆腐、寒天、酒、味噌などの食物が
仕込まれたりもしますね。

凍てつきそうな中。
頑張って作ってくださる方々のことを思うと、
心はぽかぽかと温かくなってきます。


■1月20日の誕生果

   羅漢果 (らかんか)
     万能、文武両道



 ・和名 : ラカンカ
 ・分類 : ウリ科、 ツルレイシ属
 ・原産地 : 中国


羅漢果。
砂糖の数百倍の甘さを持つ果実。

中国南部の広西(こうせい)チワン族自治区でのみ
栽培されている果実らしい。

古くから、不老長寿の妙薬とされているそうです。

煎じた薬汁は、非常に甘く、
砂糖の数百倍もあるのだとか。

それも、砂糖とは異なる成分のようで、
医食同源が注目される果実のようです。

中国では、生のラカンカの輸出を禁じています。
唯一、乾果のみ、輸出を許可されており、
かなりの数の乾果が、全世界に輸出されているとか。

生のラカンカは緑色ですが、
乾果は上記写真のように黒くなります。

乾果は、漢方薬として・・・
咳止め、熱冷まし、整腸、利尿、血圧を下げる、等々
の効用があるそうです。

日本にも、相当数が輸入されているらしい。
のど飴や飲料をはじめ、
さまざまな食品に取り入れられているようです。

フレッシュな生のラカンカよりも、
乾燥したラカンカの方が薬効がある。

ラカンカのような人間に、私もなりたい。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月20日の誕生色 : フォレストグリーン
■1月20日の誕生花 : キンポウゲ、他

マンゴスチン

2009年01月19日 | 誕生果
ずっと目をつけていた
ケーキのようなホットケーキミックス
を、ようやくゲット!

わくわくわく~♪

いつものように、ホットケーキ4枚分の生地を、
全部一度に、大きなフライパンへと流し込みました。

いいにおいがしてきて、
ホットケーキの表面がプツプツしてきて。

そろそろ裏返そうかと思い、
普通サイズのフライ返しで・・・フライ返しで・・・
一気には、返すことが・・・・・できませんっ!

でっかいオムレツケーキのように、
なってしまいました・・・。(悲)

もう、修正がきかないので、
仕方なく、そのままの形を生かして焼き上げました。

口に入れると・・・
サックリほろりと崩れていくような。。☆

一般的なホットケーキミックスならば、
ホットケーキ4枚分の生地を
径28センチのフライパンに流し込んでも
ごく普通サイズのフライ返しで "OK" なんです。

次回は、工夫しなくちゃ!

ホットケーキだけど、ホットケーキじゃないみたい。
そんな感触を得た私でした。


■1月19日の誕生果

   マンゴスチン (mangosteen)
     魅力、チャーミング

 ・英名 : mangosteen
 ・和名 : マンゴスチン
 ・分類 : オトギリソウ科、 フクギ属、 常緑小高木
 ・原産地 : マレー


マンゴスチン。
「果物の女王」と呼ばれる世界三大美果のひとつ。

ご参考までに、「果物の王様」はドリアンです。

19世紀のイギリス、時代はビクトリア女王。
「わが領土にあるマンゴスチンを
 いつも味わえないのは遺憾である」と、女王が述べたとか。

マンゴスチンが「果物の女王」と呼ばれるようになったのは。
ビクトリア女王のこの言葉があるからか?
それとも、いかにもトロピカルなドリアンに比べ、
上品で繊細な味わいだからか?

果皮は厚く、7ミリ前後。
果皮の色は、熟すにつれて黒紫色になります。
果肉は、雪白色で、4~8個ほどに分かれています。

味は淡泊で、さわやかな甘みと、芳香があります。

熱帯の湿潤気候という限られた条件下でだけ
栽培可能な果実。

日本へは、タイやマレーシアから、
冷凍品で輸入されています。
解凍して、そのまま召し上がれ。

生での輸入は、2004年に解禁されたばかりらしい。
日持ちが良くないので、取り扱いは難しそうです。

その他、ジュース、シロップ漬け、ゼリーなどもあります。

マンゴスチンの木は、雌雄異株です。
ですが、生息しているマンゴスチンの木の、
ほぼ99パーセントは、雌なのだそうです。
完璧な女系なのですね。

このことからも、
「果物の女王」と呼ぶことができるかも!?


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月19日の誕生色 : リーフグリーン
■1月19日の誕生花 : コンロンカ、他

麗 紅

2009年01月18日 | 誕生果
きょう1月18日は、歌手 森山 良子 さんのお誕生日です。

私が森山良子さんを知ったのは、
「この広い野原いっぱい」です。

私が初めて聴いたのは、何歳くらいの頃だったかしら?
最初の印象は「スゴイ!」でした。

歌そのものがスゴイと思ったのではなくて、
歌詞にビックリしたようなリアクションです。

「野原の花を、勝手に自分のものにして、いいの?」とか。(笑)

それでも。

メロディーは素敵ですし、
歌詞に込められた気持ちは、よくわかるので、
私もたくさん歌いました。

それから、「さとうきび畑」は難しい歌だなぁ・・と、
今でも思います。

第二次世界大戦の沖縄戦にて、
戦死した人々が眠るさとうきび畑に流れる風の音が
モチーフとなっている曲。

控えめな反戦の歌、になるのでしょうか。

歌詞は、10番くらいまで紹介されていることが多いようですが、
確か、もっともっと、かなり長かったような記憶があります。
(調べてみたのですが、探し出すことができませんでした。。謝)

森山良子さんのご長男さんは、
ご存じ 森山 直太朗 さんですね。


■1月18日の誕生果

   麗紅 (れいこう)
     深い愛情

 ・和名 : レイコウ
 ・分類 : バラ科、 (オランダ)イチゴ属
 ・原産地 : 日本


麗紅。
イチゴのイメージそのままの大きな円すい形。

同じ名前のミカンがあるので、ややこしいかもしれません。
単純に「麗紅」だけでウェブ検索すると、
ミカンが先に出てきますね。

「福羽(ふくば)」と「はるのか」を交雑・育成され、
1976(昭和51)年、千葉県農業試験場で発表されました。

果実は、きれいな円すい形をしており、大きい。
果色は、光沢のある鮮紅色。
酸味も甘みもしっかりあり、香りも高いイチゴです。

ところで。
イチゴには、たくさんのツブツブがありますが、
あのツブツブは何でしょう?

実は、あのツブツブこそが「果実」なんですって!

いちご1粒に200~500ほどあるツブツブ。
あの小さいツブツブひとつひとつが、果実なのですね。

では、果実だと思っていた、あの愛らしいイチゴの形は何?

それは・・・花弁の発達したものだとか。

これからは、あのツブツブを、
もっと味わってみましょうか?


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月18日の誕生色 : フォリッジグリーン
■1月18日の誕生花 : ウキツリボク、他

ブラックベリー

2009年01月17日 | 誕生果
夕方のデパ地下。

小さなコーナーで、
カワイイ女の子が売り子さんをしている。

「おいしいヒロマエリンゴは、いかがですか~♪」

ヒロマエリンゴ?

見ると、
「弘前」と書かれた "のぼり" が立っている。

りんごを見ると、「ふじ」?

「弘(ヒロシ)に前(マエ)、と書く、ヒロマエリンゴ~♪」
女の子は屈託なく声を張り上げる。

朝からずっと頑張っているのかな?

誰も、何も、彼女に言わないの?
それとも・・・?

お疲れさまです。


■1月17日の誕生果

   ブラックベリー (blackberry)
     神秘、秘密

 ・英名 : blackberry
 ・和名 : ブラックベリー
 ・分類 : バラ科、 キイチゴ属
 ・原産地 : 北米大陸、ヨーロッパ、など


ブラックベリー。
カリウムとカルシウムたっぷりの小さな果実。

ブラックベリーは、その名の通り黒い果実。

19世紀初頭。
北アメリカで栽培が始められたそうです。

ラズベリーと似ていますが、
ブラックベリーの方が大きいです。

また、ラズベリーは丸く、中が空洞なのに対して、
ブラックベリーはやや細長く(デラウェアのミニチュアみたい)
中に種子があります。

食べると、口の中にプツプツという感触があります。
これが種子。

果実は全く違うのですが、
キウイフルーツを食べたときのツブツブ感に、
ちょっと似ているかもしれませんね。

乳製品との相性がバツグン!
ホイップクリームやヨーグルト、クリームチーズ
などと一緒にいただくと美味♪

また、ジャムやパイなどは、
特にイギリス人の大好物とか。

フランスでは、黒い果実ばかりを集めたデザート
「フリュイ・ノワール」の主役になります。

ちなみに、赤い果実ばかりを集めたデザートは、
「フリュイ・ルージュ」です。

こちらエリアのスーパーなどに、
ラズベリーの冷凍果やジャムがあるので、
どちらかというと、やや身近な存在です。

しかしブラックベリーには、
なかなかお目にかかることができません。

ブラックベリーは、ちょっと遠い存在で、
まだまだ未知の部分がたくさんあるように感じています。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月17日の誕生色 : 萌黄色
■1月17日の誕生花 : シネラリア / サイネリア、他