アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ラズベリー

2009年01月16日 | 誕生果
夕方、外を歩いていて、ふと見ると、
とある電光掲示板に気温が表示されている。

7度。

ちょっと意外な気がした。

7度って、思ったよりも暖かい。

風がないから?
太陽の熱が、まだ残っているから?

もうすぐ日没。
一気に気温が下がっちゃうかも。

バス停で、バスを待つ。
寒くはない。

時刻表よりも3分ほど遅れてきたバスに、
私は乗った。

たくさんの人を乗せたバスは、
太陽にさよならしながら走り出す。


■1月16日の誕生果

   ラズベリー (raspberry)
     厳格


(実物よりもずっと大きい!)

 ・英名 : raspberry
 ・和名 : ラズベリー
 ・分類 : バラ科、 キイチゴ属
 ・原産地 : 北米大陸、ヨーロッパ、など


ラズベリー。
欧米でもっとも人気のあるベリー。

小さなツブツブがくっつき合って、全体は丸く、
見た目もカワイイ果実ですね。

甘酸っぱくて、豊かな芳香のあるラズベリー。

古くは、古代ローマ時代。
すでにラズベリー栽培の記述があるのだとか。

広まったのは、17世紀のイギリス。
多くの品種が栽培され始めたことから。
1829年には、23品種の記録があるそうな。

ラズベリーを、
フランス語では フランボワーズ といいます。

「フランボワーズ」という呼び名は、
ケーキやデザートでお馴染みですね♪

生食のほか、菓子、ゼリー、ソース、
シャーベット、アイスクリーム、等々、
広く利用されています。

日本へは・・・
  冬場はニュージーランドから、
  初夏はカリフォルニアから、
輸入されています。

フランスでは、長いバカンスが始まる頃、
短いフランボワーズのシーズンが始まるのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月16日の誕生色 : ホワイトリリー
■1月16日の誕生花 : ヒヤシンス (黄)、他

天人花

2009年01月15日 | 誕生果
タイマーをセットしておいた炊飯器が、
炊きあがり時刻目指して、動き始める。

ご飯が炊ける「におい」は、大好き♪

ケーキやクッキーが焼けるときの
しあわせな「におい」とは、少し違う。

おいしそうなおかずの「におい」とも、また違う。

炊きたてのご飯がおいしいと感じられる
日本人独特の「気持ち」なのかもしれない。


■1月15日の誕生果

   天人花 (てんにんか)
     艶やかさ、美

 ・和名 : テンニンカ、天仁花
 ・分類 : フトモモ科、 テンニンカ属、 常緑低木
 ・原産地 : 東南アジア


テンニンカ。
生命力のあるオリエンタルな植物。

熱帯アジアに分布しています。
日本では、沖縄本島、慶良間、久米島など
非石灰岩地域の山野に自生しています。

春から夏にかけて、
控えめで可憐な淡紅~紫色の花が咲きます。

芳香があり、一瞬バラと間違えるかもしれません。

花は、開いてから2日ほどで退色し、
実がなり、1~2カ月ほどすると熟します。

熟した果実は、黒紫色。

テンニンカの・・・

  花言葉は 「 愛 」
  くだもの言葉は 「 艶やかさ 」 と 「 美 」

そして、そして、肝心な果実のお味は?

私は食べたことがないので、わかりません。

インターネットで検索もしてみたのですが、
「食べました」とか「食べてしまいました」
というような報告があるだけで、
具体的な記述が、なかなか見つかりません。

どなたか、ご存じの方。
ぜひ、おしえてくださいな。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月15日の誕生色 : 深 緑
■1月15日の誕生花 : ハリエニシダ、他

桶 柑

2009年01月14日 | 誕生果
ん? 何だろう?
誰かに見られているような…。

冬の朝。

時刻は7時を回り、太陽も昇りきって、
空が青くなってきた頃。

ベランダで深呼吸をしていたら、
私の背中の、ずっと後方に「気配」を感じた。

何だろう?

そう思って、
振り返った私の目に映ったのは、

朝の青空に、
ぽっかり浮かぶ白い月ひとつ。

月の模様まで、くっきりと見える。

穏やかなのに、ものすごい存在感。

そして。

太陽の澄んだ光の中に溶けていくのは、
月のやわらかな白い光。


■1月14日の誕生果

   桶柑 (たんかん)
     私を忘れないで、情熱

 ・英名 : TAnkan, Tankan mandarin
 ・和名 : タンカン
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : 中国(広東地方)


桶柑。
かつては桶に入れられて売られていた柑橘。

ポンカンとスイートオレンジの
自然交雑種といわれています。

花のつきかたは、オレンジに近く、
皮のむきやすさは、ポンカンに近いのですね。

成熟した果皮は、橙黄色。
やわらかくて、多汁。
種子は少なくて、種子がないものも多いらしい。

酸味が少なく、甘みはたっぷりという、
とっても美味しい柑橘です。

ビタミンCが豊富で、
温州みかんの2倍ほどあるとか。

日本で手に入るタンカンのほとんどは、
台湾からの輸入品。

台湾では、旧正月頃出回ることから、
年柑と呼ばれているのですね。

日本では、沖縄県や鹿児島県で、
少しだけ栽培されているようです。

太陽の光やエネルギーを、たっぷり吸い込んで育った、
ビタミンたっぷりの甘~いミカン。

まるで、てのひらの上に太陽の分身を乗せたような、
そんな印象すら持ちたくなるミカンです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月14日の誕生色 : グラスグリーン
■1月14日の誕生花 : シクラメン、他

ブラックサポテ

2009年01月13日 | 誕生果
陽射しが、明るい。

今、何時頃かな?

えっ!? 午後4時?

もっと早い時間かと思った。

1月半ば。

日が確実に長くなっていることを、実感。


■1月13日の誕生果

   ブラックサポテ (black sapote)
     一途な思い

 ・西名 : zapote negro
 ・英名 : black sapote
 ・和名 : ブラックサポテ、クロサポテ
 ・分類 : カキノキ科
 ・原産地 : 中央アメリカ


ブラックサポテ。
果肉の色は、びっくりするくらい黒い色。

「サポテ」と一口に言っても、
その指し示す範囲は、とても広いみたいで、ややこしい。
科も3つほどが該当します。

その中で、このブラックサポテと呼ばれる果実は、
カキノキ科で、見た目も柿に似ています。

そして、名前にもあるとおり、
真っ黒くて粘りのある果肉なんですね。

トロピカルフルーツらしく、
芳香と甘みのある果実です。

少しだけスプーンですくって、小皿に盛ってみると、
日本人ならば「海苔の佃煮」と間違えそうなシロモノ。
(黒いのにシロモノとは、これいかに。。。失礼!)

生食のほか、ケーキにも利用されるそうです。

ケーキにブラックサポテ!?
中に入れる? それともデコレーション?

甘くて、とろ~りとした黒い果肉。
一度食べると、
その独特な魅力に吸い込まれそうですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月13日の誕生色 : パロットグリーン
■1月13日の誕生花 : スイセン (白)、他

ミズレンブ

2009年01月12日 | 誕生果
その扉は、自動ではありませんでした。

私は外へ出るために、
その扉に向かって、まっすぐに歩いていました。

あと3歩で扉にたどり着くと思った、そのとき。

近くにいた小学校3~4年生くらいの男の子が
サッと近づいてきて、扉を開けてくれました。

ちょっと恥ずかしそうに扉を手で押さえてくれて。
小さな声で「どうぞ」と言ってくれて。

私は、自然と満面の笑みになり、
「どうもありがとう♪」
と言いながら、扉の外へ。

扉を閉めるため、私は手を出そうかと思いました。

しかし、男の子がそのまま扉を閉めてくれそうだったので、
私はもう一度「ありがとうね♪」と言って、
小さく手を振りながら、小さく振り返りながら、
その場から離れていきました。

男の子は、小さくコクリとうなずいて、
ゆっくりと扉を閉めてくれました。

男の子が成人式を迎えるまで、
あと10年くらいはあるのかなぁ。

日本の未来も、少しは明るいかも。

そんな風に思えた、きょう1月の第2月曜日は、
成人の日。


■1月12日の誕生果

   ミズレンブ
     美、潔癖

 ・英名 : water apple
 ・和名 : ミズレンブ、ミズフトモモ
 ・分類 : フトモモ科、 フトモモ属、 常緑小高木
 ・原産地 : マレーシア


ミズレンブ。
コマのような形をした、ろう細工のような果実。

果実の表面は、ろう質です。
果実の色は、多くは鮮紅色ですが、白もあります。
果肉は海綿質で、色は赤か白。

さわやかな甘みがあります。
「セロリ+リンゴ」みたい?
(シャリシャリ、サクサク・・でしょうか。)

そのまま食べたり、
紅色を生かしてサラダにしたりとか。

長いだ円形をした緑色の葉も綺麗で、
鮮紅色や白い花とのコントラストが美しいため、
幼木は、観葉植物としての需要もあります。

日本国内では、もっぱら観葉植物として
たくさん流通しているようですね。

春に、漏斗状の花が咲きます。
大胆な花が咲くのかと思ったら、
小さくて可愛らしい花。

果実の外観は鮮やかなミズレンブ。
でも、花も中身も、やや控えめなんです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月12日の誕生色 : 白 緑
■1月12日の誕生花 : スイートアリッサム、他

章 姫

2009年01月11日 | 誕生果
きょう1月11日は
鏡開き (かがみびらき) です。

お正月、年神様に供えた鏡餅を下げて、
お雑煮やお汁粉にしていただきますね。

一家の円満を願いながらいただくのが、正式だそうです。

もともとは武家社会の風習だったものが、
一般化したのだとか。
ということは、「一家の円満」は「一族の繁栄」だったのかも?

鏡餅を「切る」というのは、「切腹」を連想させるので、
手や木鎚で割ったり、砕いたりします。

また、「切る」という言葉は、縁起が良いものではないので、
あえて「開く」という言葉を使って、縁起を担いでいます。

この鏡開き。
おおむねは1月11日なのですが、
地方によっては、別の日に行うようですね。


「鏡」で私が連想したものは、
ルイス・キャロル著の『鏡の国のアリス』です。

『不思議の国のアリス』が、とっても面白くて、
その続編ということで、子どもの頃読みました。

ただ当時の私には、『鏡の国・・」は難しくて、
一度読んだだけでした。
(『不思議の国・・』は、繰り返し読みました♪)

『鏡の国のアリス』を
今一度読んでみたいという気持ちになっています。
図書館で読んでこようかな?


【 追 伸 】
 今夜は満月ですネ。


■1月11日の誕生果

   章姫 (あきひめ)
     喜び

 ・和名 : アキヒメ
 ・分類 : バラ科、 (オランダ)イチゴ属
 ・原産地 : 日本


章姫。
静岡県を代表する、おおきくて、あま~いイチゴ。

「手の平くらい(の大きさ)の甘いいちごを作ってやる」
という意気込みから生まれてきた章姫。

久能早生 (くのうわせ) と 女峰 (にょほう)
を交配してできたイチゴです。

昭和60年に誕生して、
1992年(平成4年)に登録された品種です。

「章姫」という名前は、
品種改良に成功した 萩原章弘(はぎわらあきひろ)氏に
ちなんでいます。

果実の色は、艶やかでピンクがかった薄い赤。
果実の形は、細長く、理想的な逆三角形。
酸味は、ほとんどなく、とっても甘い。
果肉は、やわらかい。

昔のイチゴは、酸っぱいのが普通だったので、
練乳や、砂糖と牛乳などをかけて食べるのが普通でした。

それが今では、
そのまま食べられる甘いイチゴが主流となっていますね。
その中でも特に、この章姫は、そのままで十分甘い。

地元である静岡の人に食べて欲しいとの生産者の願いから、
誕生から3年間は、静岡県外には出さなかったそうです。

また、品種登録の有効期限が切れたのが
2007年1月17日なので、苗の譲渡が自由になってから、
まだ2年ほどです。  

これらのことなどから、
全国的な知名度はまだ低いかもしれません。

章姫に一度出会ったなら、
その大きさと、その美味しさに、
誰もが魅了されることでしょう。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月11日の誕生色 : ミストグリーン
■1月11日の誕生花 : カーネーション (ピンク)、他

サルノツボ

2009年01月10日 | 誕生果
お昼頃、ふと見上げた空

みぞれが降り続いた昨日のお天気から一転。
今日は朝から青空が広がっていました。
ふんわりとした白い雲も。

朝のキーンとした冬の寒さに、
キュッと身が引き締まる思いでした。
(ホントに身が引き締まったら、ウレシイ♪)

日中は穏やかで、陽だまりは暖かでした。


道端で見つけた霜


■1月10日の誕生果

   サルノツボ
     堅実

 ・英名 : sapucaia, monkey pot nut
 ・和名 : サルノツボ
 ・分類 : サガリバナ科、 超高木落葉樹
 ・原産地 : 南米


サルノツボ。
大きな果実の中にある種子はサルの大好物。

サルノツボは、蓋果(がいか)です。

蓋果とは・・・
殻に覆われた果実が熟すにつれて、
上部に割れ目ができ、まるでフタのように分かれ、
そのフタのような部分が離れて落ちるという
タイプの果実。

サルノツボは、
殻の厚さ2センチほどで、
果実の直径20~30センチほど。

蓋果の中の種子は、ナッツとして食べます。

中の底の方にある種子をとろうとしたサルの
手が抜けなくなったことから、
サルノツボと呼ばれるようになったとも。

サルノツボの愛称で呼ばれる サプカイア は、
12月4日の誕生果です。

この果実の味が、
ピッタリとサルのツボにはまったようですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月10日の誕生色 : 草 色
■1月10日の誕生花 : ツゲ、他

歌(2009年1月)

2009年01月10日 | 
きょうは歌でした。

合唱団ではなく、
「皆で楽しく歌いましょう」がモットーのサークルです。

ご指導してくださる先生と、伴奏のピアニストさんは、
各々、多方面でご活躍中です。

皆それぞれながら、全員が歌を楽しめる
素敵なサークルだと思います♪(*^^*)


<歌うときのワンポイント>
 アゴを、やや引くようにして安定させて歌う。
 (発声を安定させるため。)

 私、しっかり該当者でした。
 意識してみると、
 結構動かして歌っていることが、よくわかりました。
 気をつけよう!


<今日歌った曲>
 ♪ 夜汽車 (合唱)
 ♪ 一月一日
 ♪ 数えうた
 ♪ ジョイフル ずいずいずっころばし (合唱)
 ♪ 茶わんむし(のうた) (輪唱)
 ♪ 世界の約束 (唄/倍賞千恵子)


1月。
お正月です。

前半は、わらべうた中心にして、
歌でお正月気分を味わいました。

はねつき等、歌詞に歌われているようなお正月。
現代では随分と様相が変わりました。

「数えうた」 は、2種類の歌詞で歌いました。
ひとつは、お馴染み「一つとや 一夜明ければ」です。

もうひとつは、権藤花代さん作詞の歌。
こちらの歌詞はスゴイんです。
日常生活の教訓のような内容です。

著作権が、どこまでどうなのかわからないので、
こちらでご紹介することは控えますが。

昔の日本人は、このように生きてきたのだなぁ、と、
今更ながらに思いました。

現代の学校では、教えるのが難しい歌詞、
かもしれません。


「茶わんむしのうた」 は、鹿児島地方の歌です。
歌詞も方言そのもので、言葉が難しかったです。

この歌についてのサイトを見つけました。
鹿児島の方言 さんです。

この歌の解説とメロディーに興味がある方は、
コチラ をご覧くださいね。


「世界の約束」は、
ご存じスタジオジブリの「ハウルの動く城」の主題歌です。

私たちは、とってもとっても気に入ってしまって、
今日予定していた曲のうち数曲をキャンセルして、
後半は、この歌ばかり歌っていました。

はじめてでは、ちょっと取りにくい
リズムやメロディーもあるのですが、
何回か歌っていくうちに、
気持ちよく歌えるようになってきました。

木村 弓さん作曲ということもあるのでしょう。
「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせる雰囲気もあります。

こんな歌 です。

あかねっ娘

2009年01月09日 | 誕生果
きょう、東京で初雪が観測されました。
昨年より7日早く、平年より7日遅いそうです。

甲信地方や関東地方北部の山沿いでは
今夜も雪が降り続く見込みとか。

こちらエリアでは、ほぼみぞれが降り続いています。
今朝、ほんのわずかな時間だけ、白い雪でした。

不思議ですよねー。

上空から降ってくる水分。

雨か、みぞれか、雪か
どんな状態で降りてくるかによって、
地上での様相が変わってきます。

私たちが受ける印象も、違ってきます。

一番温度の低いはずの雪に対しては、
心がほっこり温かくなったりもしませんか?

私の感覚では。
一番寒さを感じるのが、「みぞれ」なんですね。

交通機関などに支障をきたすことがあり、
申し訳ないところもあるのですが。

ひと冬に2~3回は雪が降って欲しいと、
つい願ってしまう私です。


■1月9日の誕生果

   あかねっ娘 (あかねっこ)
     やさしさ、愛らしさ

 ・和名 : アカネッコ、アカネ
 ・分類 : バラ科、 (オランダ)イチゴ属
 ・原産地 : 日本


あかねっ娘。
愛知県生まれの、まだ限定的なイチゴ。

アイベリー × 宝交早生
とよのか を交雑して育成された品種。

果形は球円錘で、果実は大きい。
果皮は鮮紅色で、果肉は白っぽい。
酸味が少なく、甘みが強くて、ジューシー。

登録された品種は、種苗法により、
育成者(機関・団体等)の権利が守られるため、
栽培にも、苗の販売や譲渡にも、
その許諾がそれぞれ必要だということです。

この「あかねっ娘」の場合、
登録されたのは、1994年3月23日で、
品種登録の有効期限は15年です。

ですから、今年の3月で期限を迎えるので、
その後は、もっと自由に
栽培・育成できるようになるかもです。

本名「あかねっ娘」または通称「あかね」が、
もっと身近になる日が来るのも、
そう遠くないかもしれませんね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月9日の誕生色 : 苔 色
■1月9日の誕生花 : シンビジウム / シンビジューム、他

青島蜜柑

2009年01月08日 | 誕生果
きょう1月8日は、ドイツの指揮者でピアニストの
ハンス・フォン・ビューロー の誕生日です。
1830年に生まれました。

指揮を専門にした最初の音楽家といわれています。

ものすごい記憶力の持ち主で、
オーケストラのスコアをすべて暗譜して、
指揮をしていたそうですね。

同じく1月8日は、ソプラノ歌手、
鮫島有美子 さんの誕生日でもあります。

もしかしたら、1月8日は、
「ドイツ歌曲が似合う日」なのかもしれません。


■1月8日の誕生果

   青島蜜柑 (あおしまみかん)
     団欒、憩い

 ・和名 : アオシマミカン
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : 中国

青島蜜柑。
「正月みかん」という異名を持つ美味しいミカン。

他のミカンに比べると、
やや平たい感じで、果実そのものは大きめです。

甘みが強く、しっかりした味わい。

青島ミカンは、名古屋を中心とした栽培品種である
尾張系ミカン (おわりけいみかん)から発生した
枝変わりだそうです。

この枝変わりのミカンに注目したのが、
静岡市福田ヶ谷のミカン生産者である
青島平十(あおしまへいじゅう)氏であることから、
「青島蜜柑」と名付けられました。

この青島系ミカンが発生したのは、
1940~1950年頃だそうです。

ミカンは、ひとつひとつ、手で丁寧に収穫します。

青島系は晩熟のミカンです。
ですから、青島ミカンの収穫は、
冬のさなかで、陽も短い時期になります。

木になっていたミカンが、丁寧に枝から切り離され、
傷つかないようにされて、流通に乗り、店頭を通じて、
今、自分の手のひらの上にある。

自分が知らないミカンのルーツに思いをはせると・・・
ちょっと感激です。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月8日の誕生色 : シトロンイエロー
■1月8日の誕生花 : キンギョソウ、他