森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

「NHK ETV特集 死亡退院」とリメイクエプロン

2024-07-01 | DIY・ハンドメイド・クラフト
土曜の夜に「NHK ETV特集 死亡退院 さらなる闇」を録画した。
でも、先週一週間私は体調不良に悩まされていて、しかも日曜日は長姉の誘いで小さな
ホテルのレストランで姉妹3人でランチの予定があったので、そのままに。

蒸し暑さもあり案の定疲れも酷くて(食事そのものは美味しかったのだが)その後、近く
のモールに立ち寄ったけれど、私は一足先に帰宅した。前日までの眩暈は無かったが、酷
く疲れて、シャワーを浴びた後、録画したその番組を観た。

やはり昨年一回目の放送「ルポ 死亡退院 〜精神医療・闇の実態〜」を観た時同様のあの
やりきれない感覚が胸の中によみがえった。

精神科医療の実態を知らない私には「衝撃」でしかなかった。内部告発により逮捕者も出
たあの時より、少しは改善したと思っていたのに。他の病院や社会が、退院を願う患者ら
を受け入れないという現実もさることながら、行政がどうして手を差し伸べられないのか
やりきれない思いに駆られる。都は、「臭いものに蓋」状態じゃないかと。

自分には関係ないと、私同様多くの人は思うだろうけれど、例えば知的な仕事に就いてい
た人々が認知症などの理由で一旦この病院に送り込まれてしまえば、もう生きた状態でこ
こを出ることが叶わないというのだから、本当に恐ろしい。他人ごとじゃない。

何年もかけて取材したり告発してきた側の人を思うと、決して好んで観たい番組ではなく
ても、これからもちゃんと向き合う人間でいたいと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 今日は少し体調が戻ったので、またもリメイクに手を着けてしまった;
↓大昔のボディコンシャスっぽいワンピ、なぜ捨てられなかったかというと、布地が快適
素材(綿麻)だったから。これに、やはり綿麻のスカートとセットになっていた短いギャ
ルソンタイプのエプロン(これのみ未使用)を合わせて、新たなエプロンを作ろうかと。
 
ワンピの裾をカットして茶色のエプロンの幅とサイズを合わせたつもりだったけど、ブル
ーで印を付けた箇所がなぜか1㎝くらい余った;;でも大丈夫w後ろで見えないから(笑)

 

あり合わせにしては割といい感じ…だということにしておこう☆




「おかあさん、やっぱり詰めが甘い!」
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マイケルがこの世界にいない15年

2024-06-26 | 絵・アート
日本時間で今日6月26日(アメリカ時間6月25日)は、世界からマイケルが消えて、15年。
あの日の朝の記憶がだんだん曖昧なものに変わっていくけれど、あの衝撃だけは忘れない。

15年も経ち、当時一緒にマイケルを応援していたファン仲間も随分年を取った。
中には亡くなってしまったり病を得た人もいる。
自分自身も当時のように行動しなくなり、友人に連絡を取りたくても遠慮してしまったりで
段々疎遠になっていくのが寂しい。

近くに住むririkoさんだけは、毎年命日と誕生日をできる限り共にしてきたが、それも今年は
互いに体調不良で、「マイケルデイ」と銘打つカラオケで盛り上がることもできなかった。
でも、ririkoさんから電話があり、二人でマイケル話をした。

だけど年々、インスタグラムでは命日前から物凄いことになっていた。それもなんと、10代
から子育て世代とみられるママたちファンまで@@;
リアルにマイケルを観たこともない大勢の人たちが、彼の写真や自分たちが描いた絵、CG画
像などを投稿している☆

私も数週間前から描いていた絵を、昨日までになんとか仕上げて載せた。翻訳ソフトを駆使し
てコメントに返事を返すのは一苦労だけど、海外の方含め大勢の方に観ていただく歓びは、こ
の寂しさを埋めてくれるし、何ものにも代えがたい。

 



絵を描かれる海外の女性が、この↑デスクを使っていたのを観て、凄く便利そうで欲しくなっ
たが、置く場所もなく無職で年金暮らしの今の私にはお高く、手が届かない;; 仕方なく自
分なりに手持ちの材料などを駆使して描きやすい仕様になるよう、あの改良イーゼルにまたも
手を加えてみた(笑)

 

見かけは不格好だけど、これでかなり使い勝手がよくなり、今回はあちこち動かずに集中して絵
が描けた気がする(その分、短期に集中し過ぎて肩が凝ったがw)。

 
     「ふうん…お母さんも暇ね~」
木曜日に入院中の姉が退院できることになったと、先日義兄が手作りの梅ジャムを持参して嬉し
そうに話していた☆ このあと姉妹三人と姪一人で分けたがまるで杏ジャムのようで美味しかっ
た♪


   お義兄さん有難うございます! 良かったですね~☆
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「NHKスペシャル 調査報道・新世紀 子供を狙う‥」

2024-06-17 | DIY・ハンドメイド・クラフト
先々週先週の土曜に、前編と後編が放送された「NHKスペシャル 調査報道・新世紀 
子どもを狙う盗撮・児童ポルノの闇」を観た。
(タイトルに全部を記さなかったのは、小児性愛者側が興味を持ち、新たな被害を産む
ことを危惧したので)

本当に気分が悪い内容だけど、私にも女の子の孫がいて、また女の子の親に限らず、子を
持つ方々に、こんな人たちが平然とそこここに暮らしている事の実態を知って欲しいと思
う。具体的な内容は敢えて控えるけれど、どうかNHKプラスなどで観て欲しい。

主にSNS等やアプリで、脅迫や盗撮などで得た子供の性的な写真を提供する側もさること
ながら、そういう場を提供する巨大プラットホームのCEO等、搾取する側の罪悪感の無さ
に愕然とした。

被害を受けた親たちの訴えに、アメリカ議会でもこの問題は取り上げられ、主なCEOたちが召
喚されたが、マーク・ザッカーバーグの返答も全く的外れで、観ていて本当に腹が立った。
このようなアプリにより年間に得ることのできる収益が、アプリ運営者とプラットホーム側そ
れぞれ億単位であることから、見て見ぬふりなのだという。

 

 



このような時代、ネットで拡散することに対処するには周囲の大人たちが目を配ることしかない。
このようなおぞましい被害に遭う子供たちが、これによって一人でも救われますように☆

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前回の日記のライムグリーンのブラウス。あれから更に袖もカットして半そでにした。
こんなに薄い綿ローンの生地なのに、暑苦しく感じるのは袖が長いからだとw

 

リメイクばかりではなく、身体にぴったりしたTシャツなどは、数枚処分した。


アニエスのジャケット風カーデ?も、この「b」の文字が刻印されたスナップボタンが可
愛くて捨てられなかったが、その一部だけを切り取って処分。
(ポーチにリメイクしようと思うが・・・いつになるやら;)
 

そして夏前にお決まりのアレ、サンダルを履くためにフットネイルを(笑)
(例により、手の爪にはズボラ故、全くやらないので、塗り方も雑w)
ホントに指が短くてカッコ悪いけど(笑)
 

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夏が来る前のあれこれ

2024-06-13 | DIY・ハンドメイド・クラフト
またあのうだるような暑い夏がやってくる。
「地球沸騰化」とさえ言われた去年にも増して、今年は更に熱く(こっちの方が正しい気が)
暑くなるそうだから、夏に弱い私は本当に恐ろしい;
なので、その前には毎年やることが多い。夏の最中には何も出来ないほど弱るからだ。

去年ダイソーで200円ほどで売られていた帆布風の雨除けを二枚買って日除けとして使っ
てみたが、予想以上に暗くなるうえ、風をはらんだ時の音がやかましくてすぐにしまった。
それが勿体ないので、今年それを半分にカットして室内側に取り付けることにした。
 

カットしたところをそれぞれ三つ折りにしてミシンをかけ、突っ張り棒に通す。左右にあっ
たハトメ穴の中間の位置にもう一つ(家に在庫としてあった)7ミリのハトメを空けてみた。

 

西日が入る午後に下ろし、それ以外は捲り上げることが出来るよう、そこにリングを取り付
けS字フックで引っ掛けるようにした。同様に掃き出し窓の強い朝陽が入る側の上部にも、猫
のキャットウォーク横と壁との間に突っ張り棒で取り付けてみた。廃物利用感が半端じゃない
けどwこれで暗過ぎず明る過ぎず、今のところ日除けとしては良い仕事をしてくれている☆



そして、玄関側のもう一つの窓はコンロ横にあたるので、内側に日除けを取り付けるのは防災
面でも衛生面でも気が引ける。しかしここに日除けがないと、強すぎる西日のせいで夕方にな
っても料理する気が起きない。やはり外に簾のパターンしか思いつかない;;でも実は去年、
ここに取り付けた安い簾にシロアリが繁殖して撤去したという記憶が。

そこで今年は、少しだけお高い「いぶし簾」を買ってきて、少しサイズが大きかったのでそれ
の上部を鋸で、それ以外はハサミでカットして使うことにした。うん、やっぱり天然の物って
光を適度に通すし、外からの目線は全部遮るし、好きだな~と思う。

 
ベッドパッドなども真夏仕様のサッカー地に替える前のこの季節は「麻」にチェンジ済みで、
いちはやく猫が我が物顔で寝床にくるw

 

さて、暑さ対策は着るものも同じ。不器用なりに自分仕様にカスタマイズしたい。
娘からもらったシャツブラウスが細身過ぎて暑苦しいwとにかく体にピタッとしたものがダメ
になった。捨てるには生地と色味が好みなので、カットして部分使いすることにした。
 
重ね着なんて絶対に無理な夏でも、「レイヤード風」なら何とか着られそう。でもそうするには
裾の幅がないので、ヨーク部分から切り取った布を両サイドと前立て部分に足して縫い、ウエス
トにゴムを入れ、短め丈のトップスと合わせて着られるようにしてみた。

 



これが意外と良かったので、もう一着、綿麻だけど前立てのレースが可愛すぎて捨てようかと思
ったこちら、サイドにスリットを入れて同じようにインナーとして重ね着にしてみることにした。
薄すぎて、着るにも気が引けるようになったブラウスのインにしてみたら快適だった☆
 
  何で思いつかなかったんだろう…捨てなくて良かった☆
他にも、まだまだ沢山やりましたよ~(笑)

 
こちらは暑さ対策というより「老け対策」w Sサイズだけど、このフリルさえなけれ
ばまだ着られるのにと、中央だけを残し、左右のフリル二つをとってしまうことに。
 
こっちの方が全然いいかも☆ トシと共にお気に入りも似合わなくなっていくのね;

こちらも、もらってから度々手を加えるものの、出番がない理由の一つが、ノースリ
ーブだということ。二の腕や首に年齢が出るというのをここへきて実感w
なので、着なくなったニットのプルオーバーの袖をカットしてバイアステープでくる
み、シルクのインナーに縫い付けてワンピの下に重ねて着ることにした(インナー
画像は見たくないと思うのでw 割愛します)

 

職場で夏に着ていた麻のブラウスの襟を、去年リメイクし、これが首の「年齢隠し」
に丁度良く、さらりと快適でもあり、今年も残りを同様にリメイク☆
歳を重ねても、白いブラウスがやはり好きです☆

 

さて次は持ち物。以前リメイクしたラフィアのバッグの他にもう一つ、娘の同じくラ
フィアのバッグは普段使いにしていたけど、持ち手が切れてしまった;

 

自然素材の補修用にとってある糸ストックからラフィアを探すと、少しだけ残りが@@
 


青まるの部分が毛羽立ちが目立つけど補修箇所(でも元々の方が歪んでてとじ方が雑・笑)

あの事件以来、何かと味方になってくれる去年の班長さん。元レストランオーナーだっただけ
に、お料理が得意で、よくおすそ分けをくださる。私は以前、お赤飯とか豆ごはんが苦手だっ
たのに、この方の作られるそれらは本当に美味しくて大好きになった☆ 量が多かったので、
義兄へのお惣菜に加えて持って行った。



最近またぬか床を新しくしたという二女も、度々お漬物を届けてくれる。
母の味に似ていて、懐かしく。すごく美味しい☆
 

まだ自分で出来ることはたくさんあるし、周囲の人にも恵まれて幸せだなぁと思う。
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「発達障害の子供」と「虐待する親」を支援

2024-06-08 | 番組
昨夜、たまたま「ETV特集 子と親の“むぎのこ村”」という番組の後半を観た。
とても参考になったので、時間があればNHKプラスなどで最初から観たいと思った。
    
書籍も出版されているという↑

「発達障害」と診断された子供たちは私の身近にも少なからずいるので、周囲の無理解など
や、親自身も子と向き合う中で日々葛藤のさ中にいて、身も心も疲れ果てていることは理解
しているつもりだった。けれど、現実はもっともっと生きづらいのだと思う。

それだけに、(ただの箱ではなく)このような場所が、日本中に増えることこそ急務なので
はと、強く思う☆

**********以下、「虎に翼」ネタバレありです*******

金曜日の「虎に翼」は、「花岡が餓死」という、衝撃の終わり方でしたね。
寅子が穂高教授から「君を法の道に引きずり込んで不幸にした」と謝罪されたことで、逆に
「私は好きでここに来たんです!」と寅子自身が再認識した直後のことでした。

私、寅子のこんなところ好きです(笑)桂場(松山ケンイチ)もそうだったのかもしれませ
んね。戸惑う穂高教授にニヤリと笑みを浮かべ、『ある意味背中を押してやれたんじゃないで
すかね』と言いましたから。これが、寅子が猛烈に奮起し、家制度が変わることに反対する
神保氏と議論を交わすきっかけにもなりました。

一部を改正された民法を多くの人に知ってもらうために、寅子は母のはると花江に写しを見せ
意見を訊きました。その時の母の「そうねぇ強いて言えばカタカナばかりで読みにくいわねぇ」
花江も「ですよね~なんでこう私たちに解からせまいとする書き方をするのかしら」眉間に皺
寄せながらの二人の会話で、寅子は「口語体での表記」を思いつくのでした。

この部分、私も日頃から思うところ大いにありでした!
今の時代でも、日常的に目にする「規約」とか「契約」とか、「約款」なんて類の文章って、ど
うしていちいち難しい言葉を使っているのかと。これって、わざと解りにくくしているの
ではと思いませんかw 花江の言う通り、解らせまいとしている気がしてなりません。

話が餓死した花岡氏に戻りますが、モデルとされた山口良忠さんという実在の判事さんがおら
れたことを、この後初めて知りました
戦後すぐのあの時代、配給以外のものをヤミで手に入れることを禁ずる「悪法」であったとし
ても、彼自身は立場上それを頑なに守ろうと努めた高潔で純粋な人物だったことは理解できる。
でもなんと哀しく痛ましい‥。

戦争に向かう時代には、多くの家族にそれぞれ哀しい別れがあったこと、
戦後の食糧難では、桂場のような要職にある人物でも、好きな団子や甘味が手に入らず、
干し芋のようなものを大事そうに包みを広げて齧っている描写を観て、私たちは想像の限りを
尽くして、戦争の悲惨さを知らなければならないと思う。

しかし今回、桂場の仕事場に久藤(沢村一樹)がやってきて、明らかに配給にはないはずの
ウイスキーのようなものとクラッカーやジャムを持ち込み、酌み交わすシーンがあった。
桂場の「お代わり」の催促に酒をグラスに注ごうとした久藤に対して、「ジャムの方だ!!」
と例の憮然とした顔で言い放つ桂場。花岡とは正反対に見える二人だが、皮肉にも彼らが人
間らしくて可笑しく。

さぁ、この先どうなるのかな。楽しみ☆
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「老害の人」最終回のエンディング曲は

2024-06-04 | 音楽
森山良子 あなたがいるから


数回前、さりげなくサロンの壁に貼りだした書道の、恐らく各々が抱えた病名らしき自虐
的作品とか、「熟女パブ」の壁に貼ってあった「(今日の?)血圧ランキング」など、毎回
クククと笑えましたが、なかなか良いラストでしたね!
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今更だけど、「清少納言」という呼称の由来

2024-06-01 | 映画ドラマ
私は大河ドラマが苦手だったので、これまでよほどのことでもない限り観ないでいた。
何故苦手かといえば、美化されがちな主人公や戦国武将などに興味がなく、合戦に至るま
でのいきさつや、合戦シーンそのものなどが好きではないから。

同じような理由でこれまでは比較的、女性より男性視聴者が多かったらしい。
ところが今回は時代設定の違いもあり、合戦シーンも描かれず逆転しているとか。
私も紫式部に特段の関心があったわけもないのに、初回から観ている。

前回の清少納言が枕草子を記すまでのいきさつも、(まひろの提案というのが史実とは異
なるのかもしれないが)せつなく美しく描かれていた

また、ファーストサマーウイカさん演じる清少納言の文字の美しさにも驚いた。
このシーンのために彼女はずいぶん練習を重ねたとか。バラエティ番組などに出演する彼
女をたまにしか見たことないけれど、想像するよりずっと賢い女性なのかもしれないと思
った。(たまに深夜に少し拝見する女性芸人?の ヒコロヒーさんも、頭良いかと)

このドラマを観るまで、恥ずかしながら私は、読み方を「清少 納言」だと思っていた。
何十年も!ああ恥ずかしや~;w 「春はあけぼの‥」は今も暗唱できるのにね(笑)
ririkoさんにこの話をすると、彼女も同様にそう思っていたらしいので少しほっとした。

※ネットによると「清少納言」は宮中での女房名で、「清」は清原姓に由来するとされて
いる。「 少納言」は官職少納言に由来するものと見られるが、当時女房名に官職名を用い
る場合は父親や近親者がその官職にあることが通例であった。 清原氏の近い親族で少納言
職を務めたものはおらず、「少納言」の由来は不明である とありました。

※追記です
今日、福太郎は16歳を迎えることができ、訪ねてきた私の長姉からチュールビッツの大袋
をプレゼントされました☆ 早速いくつか口に入れてもらって大はしゃぎ(笑)
最近はこれでお薬を包んで飲ませているので、助かる~~w
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「魂のピアニスト、逝く」

2024-05-30 | 番組
NHKの番組「魂のピアニスト、逝く」を録画していたので、後日ゆっくりと視聴しました。
二年前の12月に、二女が「フジコ・ヘミング」さんのピアノコンサートに連れて行ってく
れましたが、それが私にとって彼女の「初めてで最後の生演奏」となりました☆

あの時、娘も私も「妖精」とか「魔法使い」などと言う感想を言い合ったものですが、今回
このドキュメンタリーの中でも、彼女をよく知る海外のアーティストからも、そのような言
葉が出てきました。やはり誰もがそう思えるような彼女の人柄と暮らしぶりだったようでし
た。

 

 
右は彼女が手を加えたアクセサリー。独特のスタイルが彼女の雰囲気を作っていました。
この何とも言えないノスタルジを感じる室内が、大好きでした。
 

 

 

 
コンサートに向けて練習を重ねていた時に、自宅の階段で転んだため脊髄損傷の大怪我。
それに加え、入院先ですい臓がんも見つかったとのこと。

それでも、不自由な体でペンをとり、不思議なタッチ(これも素敵~)で猫の絵を描い
ていました。
最後まで留守宅の猫たちを心配していたとのことでしたが、どうなったのかと心配です。
きっと財団の方に託されていることでしょうけど

病院に運び込まれたピアノで少し演奏をした後、彼女自らの手で鍵盤の蓋を閉じたそうです。
 

 

  

 
彼女が度々語った「機械のようにただ正確に弾くのは好きじゃない」と言う言葉。私は
ピアノには詳しくないけど、その意味がよく解かる気がします。彼女のように魂を込め
た演奏を聴くと、自然に涙が溢れるし、それは絵画でも同じ。ただ綺麗に正確に描かれ
ていても、写真のような絵に魅力を感じないからです。それなら「写真」で良いわけで。

もちろん、素晴らしい技術に優れた「職人技」は尊敬に値しますが、人の心を揺さぶる
芸術と、一線を画す気がするのです。(私は度々こちらでも言うように、熟練した職人さ
んに憧れていますので、どちらが優れているなどという意味ではありません;)


エンディングは、彼女のピアノをバックに、(恐らく)彼女の演奏したショパンのノクタ
ーンが流れましたが、神様の元に旅立っていくフジコさんの姿が見えるようでした。
改めて、演奏会に連れて行ってくれた二女に感謝☆

    ::::::::::::
セミントラの流通が途絶え錠剤に切り替えた福太郎でしたが、チュールビッツにそっと
忍ばせることで、心配だった吐出しはなく、むしろ楽しみにしている様子。それは良い
のですが、深夜の嘔吐が少し多くなり、寝不足に加え、毎日布団やベッドリネン類の洗
濯に追われています。(私のベッドに来てわざわざ吐くのよね;;)


ベッドのマットレスの上に置いて寝ていた薄いマットレスは、この際切り刻んで処分。
そしてこの時期、やはりエアコンの掃除もしておきたいし、で、今年もやりました~!
節約のため自分で! (・_・;)

 

業者さんのように完璧にはできない。でも、この画像ではわかりにくいかもしれない
けど、こんなに汚れが目に見えて取れると疲れたけどちょっとハイになる私w
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映画「shape of water」を観て、真実の愛を思う

2024-05-25 | 絵・アート
先週の土曜日からちょっと忙しい日々が続いた。土曜日は、孫のふうちゃんの運動会に☆
朝はめまい予防の他、沢山のストレッチを経てしか起きられない最近の私だが、頑張って
早起きし、プログラム最初の5年生のリレーに出るふうちゃんを観ようと小学校に急いだ。

ふうちゃんはクラスの人数が足りなかったのか、スタートと終わりから5番目くらいの二度
も走り、ほっぺは真っ赤だった;私の孫だからそれほど速くもないはずなのにw、きっと、
ふうちゃん以外、誰も名乗りをあげなかったんだろうなと思う。

そして全学年からの選抜「紅白対抗リレー」にも出場。きっと、自分で手を挙げたのかな。
予想通り?の成績だったけど、やはりとても頑張って一生懸命走る姿に、感動した。私な
んて、子供の頃は運動会が嫌いで「逆さテルテル坊主」で雨を願ったものだけど(笑)

もしかしたら元夫も娘も競争が得意だったし、娘の夫さんも有名高校のバスケ選手だった
から、これから伸びるかもしれないと期待☆その後のソーラン踊りは、ダンスリーダーだ
けあって、前列で踊る姿が「祖母の欲目」で一番元気で上手だったと思った☆

そして翌日曜は、福岡でずっとマイケルのパフォーマンスを続けてこられたBIKO JACKSON
さんが出演されるショッピングモールのイベントへririkoさんと。マイケルの亡くなった6月
25日をもって引退されるとかで、会場は盛況だったが、現在はお笑い系物真似に傾いている
感じで、コミカル過ぎてマイケルを知らない子供たちにマイケルがどう見えるかが心配に;

ただ、久々に大音量でマイケルの曲が聴けたのは嬉しかった☆

そして火曜は、ririkoさんと何か月ぶりかの「喉の鍛錬」に。まるで声が出なかったけれど、
行く気になっただけでも良しとしよう。色々あって、やっと行けたのだもの。 
だけど、今日ふうちゃんが参加するというダンスのイベントには流石に行く元気がなかった;
(なぜなら、昨日までに冬の羽毛布団を洗ったり、コタツマットを洗ったりしていたから)

しかし私の長姉はそれも見に行ったという。運動会もモールも(別行動だったけど)カラ
オケも同じ日に行っていて、私たちはクタクタだったのに、姉は今日も元気に一人で出かけた
という。二番目の姉が倒れて以来家籠りだっただけに、70代後半でのこの元気さは有難い☆

昨夜は久々に娘に勧められた映画「shape of water」を観た。
ファンタジーがあまり好みではないのに、何だか後を引くものがあり、じんわり感動☆
観た後に、皆の考察を読んでみて気づくことも多く☆ かなり印象深い作品かも☆



愛だの恋だのって、若い頃はとかく姿かたちに捉われてしまうけど、もし美しさや愛らしさが
薄れたり無かったりしても、相手を愛しく思えたり優しく包んだりできるだろうかと、自分の
経験に当てて問うてみた。そして気付いたのは、私はそんな深い愛が欲しかったのではないかと。

リヴァー、何とか仕上げました☆

 


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「老害の人」のエンディング曲

2024-05-14 | 音楽
NHK BSで少し前から始まったドラマ「老害の人」の一回目のエンディング曲に聞き覚
えがあり、調べてみたら、昔、堺正章が歌った「さらば恋人」という曲のカバーだった。
(エンディング曲は毎回変わるようだ)ご本家とは全く違うこの声に惹かれた。
聞き覚えがあったもう一つの理由は、ハイファイセットの人だったからかも。。

さらば恋人 - 山本潤子 Junko Yamamoto


あれからふとした瞬間に口ずさむのだが、なぜかいつも「悪いのはぼくの方さ君じゃない」
の部分を、どうしても「悪いのはキミの方さ 僕じゃない」と歌ってしまう;これって、
私の性格が悪いのだろうかw 全然曲が違っちゃうよね(笑)

近頃私は、寝る前に悲惨なテーマのドラマやドキュメンタリーなどを観ると、眠れない。
昔はミステリーなんかを観ても割と平気だったのになぁ・・。
なので、そんな時のためにマツコさんの「月曜から夜更かし」なんかを録画しておいて、
寝る前に意味なく笑うために観ている。前々回だったかな?↓ こんなの好きです☆

 

因みに、こちらの猫ちゃんの名前は「磯辺海苔男くん」だそうですw


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