森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

真実を拾い上げる

2010-12-28 | マイケル・ジャクソン
先週金曜に、日テレが放送した「THIS IS IT」。
前半のアレは要らなかった。あの中にマイケルファンなんて
一人もいないよねと、友人と話した。
(12/29追記: みなあんさんご指摘ありがとう!フジではなく日テレでしたね。
 いつもなら誤字脱字以外はなるべく書き換えないで追記することにしているの
 ですが、この場合批判する相手を間違えたという、相手にとってとても失礼な
 ことですから、本文そのものを訂正させていただきました)

高木美○さんなんて、いつファンに?
過去のデーブのゴシップ垂れ流し番組で、いつも
「きゃーイヤーw」なんて大喜びして、くだらないマイケルの
ゴシップに笑ってたのは、どこの誰でしたっけ。

この番組の前半の企画だって、そもそも内容はそれと同じ。
いまだにあのレベル。突っ込みどころ満載で、情報も間違いだらけ。
初めてムーンウォークを披露した時に、ママの洋服で手袋を作った?
ママのキラキラジャケットを衣裳として拝借した話なら、聴いたこと
あるけど;

加えて、例のごとく作った記録の数字の羅列。そんなものより
彼の真実の人柄を示す、心和むエピソードが山のようにあるのに。
調べようとも伝えようともしない、安易でお粗末な番組作り。
視聴者をナメてるなぁ。

あんなものを放送するくらいなら、わざわざ来日させたダンサーたちが
踊ってくれたシーンを、全部放送してくれた方がずっとまし。
ま、こんなとこで愚痴っても仕方ないんだけどね(笑)

それに比べてフィギュアスケートは、競技をそのまま伝えるから
見ごたえたっぷり!
上位のどの選手も、ひたむきで真っ直ぐに自分を見据える姿勢が感じられ
特に、怪我やスランプを乗り越えた選手には、美しさの中に力強さが増し
加わっていて、見ている者にも、心震えるほどの感動を呼び起こしてくれる。

誰かと競り合うことよりも、努力し、精進し、自分の出来うる限りを尽くす。
そうすれば結果は自ずとついてくるということを、見ている者に、
言葉ではなく身をもって教えてくれる。



昨日このことに思いを馳せながらたまたま覗いた信頼できるマイケルファンの
ブログに、「マイケルの言葉」を集めたものが載せられていた。
それは私たちも折りに触れ引っ張り出しては、再び心に刻んでいる言葉の
数々だった。

ある人は、それらを留め置きたいと、パソコンのフォルダに仕舞い、
またある人はプリントしたりして、いつでも取り出せるようにしている
ファンにとってはとても大切なもの。
改めて読むと、それらの言葉の中には、芸術とスポーツが合体したともいえる
フィギュアスケートのアスリートにも当てはまるものがあると気付く。

一つのことを一心に求め、悩み迷い、それを昇華し、極めた人しか辿りつけない
言葉の重み。ここに、同質の真理があると思った。




昨夜BSで放送されたAMA(アメリカン・ミュージック・アウォード)で
パフォーマンスしたり受賞したアーティストたちの多くが、マイケルキッズと
呼ばれる人たち。
ニーヨ、アッシャー、系統は違うもののブラック・アイド・ピーズ等々。
特に、ジャスティン・ビーバーは自らスピーチの中でもマイケルの名を出して
感謝を述べた。

ラストはもう我が家では「懐かしいー!」の一言!一世代前、二世代前の
アイドルの共演、NKOTB(ニューキッズ・オンザ・ブロック)とBSB
(バック・ストリート・ボーイズ)が歌い踊る。
両方のグループともに、マイケルが目標だと言ってデビューしたのを、
昨日のことのように記憶している。

上に上げたyoutubeの彼の言葉の中でも、モーツァルトの音楽を例にあげて
素晴らしい芸術は不滅だと言っているけれど、そのほかの場でも、彼は
いつでもこれらの若い後輩たちに、心に残る価値ある言葉を惜しみなく
与えていた。

「人間の意識や、祈り、自分の信念、自信、そして忍耐力ほど、強力なものはありません。
どんなことを目指すのであっても。何回やってだめだったとしても、さらにもう1回挑戦するのです。
自分が求めるものに到達するまで。そして、常に自分自身を信じること。
たとえ周りの人が否定的だったり、否定的なエネルギーをあなたに刷りこもうとしたとしても、
そういうことは一切、意識から締め出してしまうことです。なぜなら、信じたら、それが現実になるからです。
そして一番大切なことは、謙虚であり続けることです。
子供や生まれたばかりの赤ちゃんが持つ類の謙虚さを持ち続けることです。
例えばミケランジェロの彫刻の場合のように、才能によって周りに対して力を持つようになってもなお、
何よりもまず子供・赤ん坊のようなつつましさを保って、親切で、人に愛情と手助けを惜しみなく
与えるようにしてください。赤ん坊はプライドで思いあがったりしはしないでしょう?」

(原文は保存していますが、転載を繰り返されたようで訳者の方の名は
 わかりませんでした;
 より多くの方に真実を知って欲しいと、掲載させていただきましたが
 失礼でしたら、削除しますね)



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