どんなに頑張っても、ダメなことってある。
だから、そんなときはそっとその事(あるいはその人)から距離を置いて
それ以上くよくよ考えないこと、なんとかしようと思わないこと。
「もう限界」と思ったから、事件の妻は夫と離れたのだと思う。
私は彼女のように夫の財産など貰えなかったけど、裁判を起こせば恐らく少しは慰謝料などというものを
受け取れたとは思う。夫には財産どころか借金しかなかったけど、同居の母親にはかなりあったから。
それでも、「DVの人には普通の人には分らない『発火点』がある」ということだけは重々知っていたから
参考にした資料にあった「慰謝料」は望まず、「子供たちの最低限の養育費」だけ約束してもらって、一日
でも早く調停を終えたかった。
別居から27年、離婚成立から17年経っても、未だ「いつか急襲されるかも」という恐怖は拭えないけど
離れてずいぶん経ち、その人の残した「傷跡」はもう消えつつあると思っていた。
でも、「燻る」ものはやはり厳然とあり、それが今も私を苦しめる・・・。
「過去への旅は 妄想と 誤った記憶と 名前のすり替えで 混迷する」
以前「クリマイ」で観たエピソードの最後に付けられた「リッチ」という詩人の言葉が、
ずっと心に引っ掛かる・・・。
さあ、どんなに心が重くても、仕事に行かなければ。
だから、そんなときはそっとその事(あるいはその人)から距離を置いて
それ以上くよくよ考えないこと、なんとかしようと思わないこと。
「もう限界」と思ったから、事件の妻は夫と離れたのだと思う。
私は彼女のように夫の財産など貰えなかったけど、裁判を起こせば恐らく少しは慰謝料などというものを
受け取れたとは思う。夫には財産どころか借金しかなかったけど、同居の母親にはかなりあったから。
それでも、「DVの人には普通の人には分らない『発火点』がある」ということだけは重々知っていたから
参考にした資料にあった「慰謝料」は望まず、「子供たちの最低限の養育費」だけ約束してもらって、一日
でも早く調停を終えたかった。
別居から27年、離婚成立から17年経っても、未だ「いつか急襲されるかも」という恐怖は拭えないけど
離れてずいぶん経ち、その人の残した「傷跡」はもう消えつつあると思っていた。
でも、「燻る」ものはやはり厳然とあり、それが今も私を苦しめる・・・。
「過去への旅は 妄想と 誤った記憶と 名前のすり替えで 混迷する」
以前「クリマイ」で観たエピソードの最後に付けられた「リッチ」という詩人の言葉が、
ずっと心に引っ掛かる・・・。
さあ、どんなに心が重くても、仕事に行かなければ。