森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

「仕返しをしない勇気」※追記と訂正あり

2023-10-14 | 映画ドラマ
10月9日の月曜は「スポーツの日」だったことから、テレビ番組でもスポーツの特集が組
まれていたらしい。私は自他ともに認める「運動ダメ人間」だから、それらに全く興味が
なかったけれど、ひとつだけ深夜たまたま録っていた番組に感銘を受けた。

「42 世界を変えた男」という、アメリカメジャーリーグが舞台の実話に基づく映画だ。
ジャッキー・ロビンソンという名に聞き覚えがあったが、今一つどんな人物だったのかは
知らなかった。 彼は、黒人初のメジャーリーガーだったらしい。

 
左がそのロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマンさんで、43歳の若さで大腸がん
のため亡くなったそう(芸人の池崎さんに似てる;)右が球団ゼネラルマネージャーを演
じたハリソン・フォード(ハリソン・フォードは、役になりきっててしばらく彼と気付か
なかった;)
※↑で、ハリソン・フォードが演じた役どころを、球団オーナーとしていましたが、GMに
訂正しました(GMはオーナーに次ぐ地位だそうです)


しょっぱなから、1947年のアメリカでの黒人差別が描かれ、そのあまりのあからさまな
差別行動に腹が立ちっぱなし(笑)しかし、彼の忍耐と、徐々に差別意識から変化して
いったドジャース球団内のチームメイトたちの努力が実を結び、リーグ優勝へと導くま
でに。

 

実話だけに、ここで描かれたよりもっと悔しい思いをしただろうことは、容易に想像で
き、所々涙してしまった。こういう黒人差別の絡む映画を観ると、マイケルも多くを語
らなかったけれど、彼らが受けた差別に(後に知った事実に)私はいつも重ねて見てし
まう。 



試合中、彼にダメージを与えるため酷い差別用語を連呼し罵声を浴びせた↑相手チームの
監督は、その後苦情が殺到しクビになったという。今の時代だったらすぐに炎上だよねw
子供時代、ジャッキーからボールをプレゼントされた少年は憧れの野球選手になり、立派
な功績を刻んだ。

 

 

後に、彼を支え続けた妻は、少年たちを育成する財団を設立した。彼の背番号「42」は、
その功績がたたえられ、すべての球団で永久欠番となり、大リーグにデビューした4月15日
は「ジャッキー・ロビンソンデー」として毎年すべての選手や監督、コーチなどが「42」の
背番号でプレーすることに。
 

そう言えば、彼の名を覚えていたのは、大谷選手の試合を観ていたとき、この話を実況の人
が話していたからだった。 実際の画像↓ はお借りしました

 

大谷選手もちゃんと「42」をつけてますね☆ジャッキーがいたから、アジア人もプレーで
きているのかもと思うと、本当に感謝☆


映画の要所要所で、GMのブランチ・リッキーが差別したがる関係者に対して聖句を用いて
説き伏せるシーンがあり、こういう映画を観た後は家事も苦にならない単純な私(笑)
※ ↑のリンク先はそのブランチリッキーについて書かれた「仕返しをしない勇気 ブランチ・リ
ッキーとメジャーリーグ」という記事です

夏中使った冷水ポットを塩素水に浸け置きして、仕舞い、保温に使うポットを二つ(煎じ茶
用と、お湯用)出しました。

 



秋も日々深まり、冬が訪れるのももうすぐかな☆
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