この番組は今年3月にETV特集で放送されたものの再放送だったが、私は今年の初めには
元夫の死などもあり、そういう余裕もなく過ごしていたせいか、見逃していた。
「長年、国の原子力政策に関わった吉岡斉さんが残した数万点の未公開資料 吉岡文書」
を基に、今回、国の原子力政策の驚くべき実態を明かしていた。このような貴重な文書を
よくぞ公開してくれたと、驚く。
これを観て強く感じたのは、やはりこの国の原子力政策は、吉岡氏が望んだ「合理的議論
を尽くした末のコンセンサスに基づいて進められた」ものなどではなく、ましてや国民の
ためなどでもない、あくまでも政治と企業の利権、それに地元の利益がからんだ政策に他
ならないということだ。
むしろ国民のためじゃないどころか、政策の失敗が生んだ莫大な費用の損失の補てんを、
国民に負担させることを初めから計画に入れているという実態さえ明らかにされている。
莫大な費用をかけた「もんじゅ」の廃炉が決まった後も、利権により後に引けないためか
六ケ所村への計画は密かに進められたという
当時この人↓を中心に「勉強会」という名の強引な政策決定への道筋を決める会がもたれ
たことが、内部告発によって明らかにされたが、告発した官僚たちは移動させられたとい
う。
2011年の原発事故により、吉岡さんは自分の予想以上の被害に心を痛め、それまで避け
てきた市民活動にも参加するようになった。メディアにも積極的に出ては、原発の危険
性を訴えた。しかし、2017年、吉岡さんの身体に腫瘍が見つかり、2018年に64歳で無念
にもこの世を去った。
原発事故後停止していた原発も、ここへきて、再稼働新増設の動きに変わった。国民の
不安も徐々に薄れ、原発に対する意識も大きく変わった。「忘却」である。
現在、12基が再稼働しているが、私たちは自分に降りかかる問題として、もっと真剣に
これに向き合うべきなのに、何と忘れっぽい事か…。
※文字にするのが
全く想像を裏切らない「事実」として現場にいた方が残してくれていたのが驚きです。
九大の保存庫?のこれらの資料が、誰かに消される前に公にしてくれて有難いです。
大事な証言の動画とか、いつの間にか消されていますから、
そういう意味もあり、私の拙い言葉ではなくここに貼り付けた次第です;
国のやりたい放題…がますます広がって恐ろしい時代になりましたね。
他国の人々はこういう時、ちゃんと声を上げているのに
私たち日本国民は大人しすぎるのかもしれません…;
先日、女性初の検察トップに畝本直美検事総長が誕生しましたが、
検事総長,次長検事及び検事長を、内閣が任免し,天皇が認証することとなったのは、安倍政権時代だったそうです。
これにより、あの私たちが学校で習った「三権分立」は事実上崩壊状態になったと、とある元国会議員が言っていました。
また夫、畝本毅氏は森友事件をことごとく不起訴にした検事で
今ヤメ検弁護士で、森喜朗の相談役になっているとも。
別の衆議院議員は彼女のことを
「裏金議員を逃して、検事総長に登り詰めた。
裏金議員の立件見送り。畝本直美を追求してます。」と、自身のブログ冒頭に掲げているようですが、
これが事実なら、これからが政治家の悪事は正しく裁かれないようになるかもしれません。
司法の闇はますます国民の目の届かないものになりそうですね。
ああコワイw
分かっている国民は多いと思いますがどうしていいのか分からない・自分の身に降りかかる危険が現実には見えない・・・
そんなことで流されて行っています
東北の旅で見た諸々の現実は、悲惨なものでしたが
それも忘却の彼方へと・・・・・
無力さを感じます
クリーンな発電事業にもっと注力すべき
なのにまたズルズルと再稼働していることには反吐がでます
あ、キツイ言葉使っちゃった ( ̄▽ ̄;)
自民党の裏金事件も不起訴となりました
よその国のことを色々言う輩もおりますが
結局この国の程度もこんなもんなんです
石〇さんのことを評価するわけではありませんが
いい加減なんとかしないと
この国はどんどんダメになっていきますね