お返事猫
2021-06-01 | 動物
最近、福太郎が「お尻トントン」を要求するようになった。
小太郎がそうするのを、たまにさりげなく見ていたので、「福もおいで」と同じように
トントンしようとすると、いつも「するり」と逃げられていたのに。
小太郎が逝ってしまってから、福太郎にこれまでと違った様子と変化がみてとれる。
遠慮していたというより、プライドが邪魔していたようにも思えて、その呪縛から解き
放たれたかのような変化に、いっそう愛しくなる。
「お母さん、恥ずかしいからやめにゃさい!」
小太郎は「お返事する猫」だった。
あの不思議な「ん~」とゴロゴロが混じり合った声で、私が一言話しかけると一言返す。
その調子で何度でも「ん~」と、まるで会話しているようなのだ。
あれは病気が発覚する直前のこと。いつものように私が小太郎の傍で歌うと、合いの手
を打つように丁度いい「間(ま)」で「ん~」とコタが鳴く、その繰り返し。
まるでデュエットしているようで可笑しくて、動画に撮ったものの、あまりの歌の酷さ
にその後消してしまった。
そして、それっきり、元気な小太郎の声が入った動画は撮れないままに逝ってしまった。
あれから、録りためた動画をいくら見返しても、コタの「お返事」が入ったものは見つ
からなかった。じゃらしで遊んでいるシーンでの「唸り声」の入った動画はあっても、
不思議なことにお返事どころかただの鳴き声入りの動画さえもなく。
二女に「〇ちゃん、スマホに撮ってない?」と調べてもらうも、鳴き声入りのものはな
かった。こんなことなら消すんじゃなかったと、後悔した。いつでもあると思っていた
ものが、突然失われることに全く頓着がなかった自分が恨めしかった。
いつかあの不思議で愛しい鳴き声さえ思い出せなくなりそうで悲しかった。
それが、一昨日、長女の持っている動画の中にいくつか見つかったのだ。
(残念ながら私たちの姿も入っていて、ここでは公開できないけれど)涙がとまらず。
何度見返してもまだ涙はでるけれど、それも(みなあんさんが仰るように)必要なプロ
セスだと。
どうか私のような後悔がないよう、動物家族と暮らしておられる方、くれぐれもその
可愛い様子と一緒に鳴き声も残しておくことをお忘れなく☆
小太郎がそうするのを、たまにさりげなく見ていたので、「福もおいで」と同じように
トントンしようとすると、いつも「するり」と逃げられていたのに。
小太郎が逝ってしまってから、福太郎にこれまでと違った様子と変化がみてとれる。
遠慮していたというより、プライドが邪魔していたようにも思えて、その呪縛から解き
放たれたかのような変化に、いっそう愛しくなる。
「お母さん、恥ずかしいからやめにゃさい!」
小太郎は「お返事する猫」だった。
あの不思議な「ん~」とゴロゴロが混じり合った声で、私が一言話しかけると一言返す。
その調子で何度でも「ん~」と、まるで会話しているようなのだ。
あれは病気が発覚する直前のこと。いつものように私が小太郎の傍で歌うと、合いの手
を打つように丁度いい「間(ま)」で「ん~」とコタが鳴く、その繰り返し。
まるでデュエットしているようで可笑しくて、動画に撮ったものの、あまりの歌の酷さ
にその後消してしまった。
そして、それっきり、元気な小太郎の声が入った動画は撮れないままに逝ってしまった。
あれから、録りためた動画をいくら見返しても、コタの「お返事」が入ったものは見つ
からなかった。じゃらしで遊んでいるシーンでの「唸り声」の入った動画はあっても、
不思議なことにお返事どころかただの鳴き声入りの動画さえもなく。
二女に「〇ちゃん、スマホに撮ってない?」と調べてもらうも、鳴き声入りのものはな
かった。こんなことなら消すんじゃなかったと、後悔した。いつでもあると思っていた
ものが、突然失われることに全く頓着がなかった自分が恨めしかった。
いつかあの不思議で愛しい鳴き声さえ思い出せなくなりそうで悲しかった。
それが、一昨日、長女の持っている動画の中にいくつか見つかったのだ。
(残念ながら私たちの姿も入っていて、ここでは公開できないけれど)涙がとまらず。
何度見返してもまだ涙はでるけれど、それも(みなあんさんが仰るように)必要なプロ
セスだと。
どうか私のような後悔がないよう、動物家族と暮らしておられる方、くれぐれもその
可愛い様子と一緒に鳴き声も残しておくことをお忘れなく☆
私は基本的に脳内再生派なので、動画はもとより写真さえ仔猫時代や行事中心なんです。
でも最後の四女の体調も怪しくなってきたし(先日の日曜日も急遽病院へ!)、悔やまないように残しておこうかな〜。
福太郎くんの変化には微笑ましく、納得しちゃいますね。
四女の場合は怖いお姉様達が召されたあと、全く寂しがらずに伸び伸びしてましたけど。(苦笑)
ところでこの四女は「お尻とんとん」が大好きなのですが、最近私の手にそれが原因の痛みが出始めました!
痛くてリクエストにお答えできないのが辛いですぅ〜。(泣)
老化は思わぬところに容赦なく現れますのでご注意を!
お尻トントンも長時間になればかなりの疲労があり
特にみなあんさんがお得意だった「高速お尻トントン」は
年齢を重ねるほどに身体に響きますね。
四女ちゃんには可哀想だけど、今しばらく我慢してもらって、
できるだけ早く回復に向かわれますように願っています☆
それにしても四女ちゃん、日曜の受診ということは、かなりの症状だったのかと心配ですが
ぜひとも乗り越えてママを安心させて欲しいですね・・。
私たちにとって、猫がいるというだけで生きる支えになっているのは間違いないですから。
コタがこんなことになる前から、年上の福太郎にも少しずつ体調の変化がみられ
色々覚悟していた矢先の思いがけないコタの病気発見でしたから
今は福の体調が持ち直しているのが嬉しく、今日も動画を撮りまくりました
(多分、福も伸び伸び派です・・笑)
これから新たに動物家族を迎えるのは、収入面と健康面からも気が引ける年齢になりました。
「最後の」と、みなあんさんが仰るのもそういう意味もあるのかと・・。
これまでも、行き場を失った高齢猫などを保護している施設に「援助」という形をとられてきたみなあんさんのように
一緒に暮らすだけでなく動物を支える選択肢は様々ありますから。
そういう意味でも、みなあんさんを敬愛してやまない私です^^
猫ちゃん共々、どうかくれぐれもお大事になさってくださいね!☆