「あほリズム」
(722)
今まさに野党の再編が取り沙汰されていて、しかし関係者以外は
誰も関心を示さないが、その最大の原因は、「野党には夢がない」
ということだ。
私自身はいまは夢など見ている時ではないと思っているが。
(723)
合併分裂を繰り返す野党勢力にとかく批判の目が向けられるが、
それでは安倍政権は何か一つでも政治公約を実現しただろうか?
鳴り物入りで掲げられたアベノミクスはいったいどうなったのか?
今は世界中が行き詰まっているのだ。打開するにはもはや戦争し
かないと思えるほどに。何もできないこととドタバタすることは
それほど違っていない、私自身は野党のドタバタを行き詰まった
世界を象徴していると思っているが、ただ、如何せん話が小さい。
(724)
いまの野党を見ていると、弁護士くずれの政治家が多いせいか、
重箱の隅をつっつくようにして他人の足を引っ張るのは巧みだが、
引き摺り下ろした政治家に取って代わって、いざこの国の未来の
姿を語る者は誰も居ない。彼らは過去を裁くことには長けている
が、如何せん未来は裁けない。